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えっ、私が勇者になるんですか!?  作者: 立川好哉
第2部・2年生編
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76・かわいすぎる脅威

 今日は初めて在校生と新入生とが会う日だ。階が違うだけで同じ建物にいるのなら何かの折りに会話をすることになるかもしれないため、いざ話しかけられてもしっかり喋れるようにしたいルシャは下級生への対応を思い出していた。中学生の時はラフな感じで喋っていたと思う…のだが。

「そういや他の学年の人とあんまり喋らなかったなぁ…」

「私は部活でよく喋ってたからそれと同じでいいと思ってるよ」

 ルシャに陽気な会話の経験がたくさん積まれたのは、この後後輩と喋るにおいて非常にポジティブな効果があったとルシャに気付かせるだろう。彼女は有名人だから誰かが話しかけると予想している。


 高揚を保ったまま少し浮ついた感じで授業を終えたダテトリオが揃って下級生の様子を見に行こうとすると、階段を下る前にあちらから来ていた。

「あっ!」

 こちらに気付くとすぐに声をあげて駆け寄ってくる。何用かと思って足を止めてみると、指を向けられてこう言われたのだった。


「ルシャ先輩!」


 目の前にいる勝ち気な態度の少女―クリーム色のショートカットにすらりとした四肢、小柄で可愛らしいという印象の後輩―は、堂々たる歩みで近づいたと思えばルシャの間近で立ち止まった。背比べをするならルシャのほうが高いので、そうしたいわけではないのだろう。

「あなたがこの学校の覇権なんですって?じゃあ勝負です!」

「へぇ…?」

 いきなり何事だ、というのがルシャの素直な感想だ。見たことのない新入生が学校最強の自分に挑むということは、あまりにも無謀で無礼だ。先輩に注目されて呼び出しを喰らったら実力を示して覇権を取るというのが通常の流れ、礼儀のあるやり方だ。

「勝負?」

 誘うような声色で言ってみると少女は強く頷いてもう1度指を向けた。

「家族や友達と話してもルシャ、新聞を見てもルシャ、街へ出ればルシャを称える音楽…もうウンザリです!私だって稀代の魔法使いなんです!私のほうが強いのに、あなたばっかり!」

 かなりの自信だと感心したミーナとリオンはルシャを脅かすことは不可能だと決めつけながら、挑戦者の実力を確かめるべく興味を示した。

「稀代の魔法使い…私のほうが強い…ほう、それなら飽きるくらい見せつけてほしいものだけど、そう簡単に終わってもらっては困るから…そうだね、まずはこの2人にそれぞれ勝つことだな。そうしたら次の相手を教える。そいつらに勝ったら私が相手をしよう」

 余裕たっぷりのルシャ先輩が腕を組みながら自分に挑むにはまだ早いと言うと、少女は眉をハの字にして挑発を始めた。

「臆しましたか?自分の戦う順番を遅らせてあやふやに逃げようという魂胆ですね!?」

「そう思うのなら勝手に興醒めしていればいい。それとも今すぐ戦ってその自信を失うかい?」

 魔王殺しの余裕を見せると後輩は挑戦者として覇者のルールに従うことに同意した。戦う気がなかったのに戦うことになったミーナとリオンは苦笑したが、ルシャと少女は完全にその気だ。

「しょうがねぇなぁ。なんか前に誰かにさ、『ルシャの傍にいるに相応しい云々』って言われた記憶があるし、伊達にダテトリオ組んでるわけじゃないって教えてやりましょうよ」

 ミーナが指を鳴らそうとして片方の拳をもう片方の手で包んでもポキポキ鳴らなかったのでリオンが被せるように脅し文句を言った。

「偉い奴の側近のことを”右腕”って言うよな。ルシャの右腕なら調子づいたガキをボコるのに十分だろ」

「へぇ、じゃあ今日にでも勝負しましょうか」

 後輩が殺気立ってきたのでルシャは楽しみにしたが、ミーナは急に腹を抑えてこう言った。

「あ、いや今日は腹の調子悪いから明日にしてくれない?」

「おい」

「どっちも好調のときじゃないとフェアじゃないな。よし、明日だ」

「…いいでしょう。体調管理も実力のうちです。お腹痛くなっちゃうような人には、いつやっても負けません」

 こうして決闘の約束がついた。少女は捨て台詞を言って別れる前に最低限の礼儀として自己紹介をした。


「私はリリア・クリスタ!この学校の覇権を握る者!」




 というわけでルシャは先輩5番勝負と称した試練を後輩のリリアに課した。彼女と別れてから校門付近にいた仲間を呼び止め、メンバー発表をした。

「1番、ダテ頭脳、ミーニャン」

「2番、ダテ筋肉、リオン」

「3番、長身野郎、ラーク」

「4番、弟子野郎、ルート」

「そして5番がこの私、ダテ魔法、ルシャだ」

 巻き込まれた野郎2人は文句を言うことなく後輩をボコボコにすることに意欲を示した。それはルシャに及ぶ者など存在しないという信念が正しいと確かめるためで、もし自分が負けてもルシャで止まるという確信を証明するためでもある。つまり、負けても良いのだ。

「フフフ、奴は可愛い顔をしていたな」

「お前といい勝負だったな。そこは及ぶかもしれないな」

「奴はバカだな。可愛さ勝負をすれば勝てたかもしれないものを」

 ルシャは不敵な笑みを浮かべながらダテ2人を連れて帰っていった。それを見送ったいつもの野郎3人組はニヤニヤしながら学校前通りを歩いた。

「まあ、気楽に行こうや」

「でも負ける気はない。ルシャにがっかりされたくない」

「僕そろそろスパッツでも我慢ならなくなってきたよ」

 1人だけ5番勝負に参加しないロディが気楽なことを言った。



《先鋒/ミーナ》

 ミーナは昨日の不調の原因を究明して今日は腹の調子を万全にしてきたという。

「悪いね、昨日はアレだったから殺気が出てなかったかな」

(今も出てないけど…)

 審判員として連れて来られたノーランはミーナとリリアとの間に旗を持って立っている。彼は先生という立場のために贔屓ができない。ルシャはルベンとの戦いのようなアンフェアな先輩にはならないと誓っていた。

「軽く捻って終わりです。さ、いきますよ」

「始め!」

 ミーナが先手を取ろうと魔法を放った。彼女はルシャに多くを学んでより素早く魔法を放てるように特訓をしていた。そしてその魔法そのものの速度も改善されている。これは後輩を驚かせる攻撃だろう―一般的には。

「ふふっ」

 しかしリリアは一切動じずに魔法で打ち消した。それどころか追加の魔法を仕込んでミーナに迫る。ルシャに遠く及ばないからと同じ戦力の相手とばかり特訓してきたのを後悔した後、ミーナは両手で盾を作った。

「ふぅ…」

「その程度ですか?」

「!」

 気付けば間近にリリアがいた。ミーナは魔法にばかり意識を向けていて、術者のほうから離れていた。

「はい、おしまい」

 ノーランが急いで旗を上げた。リリアの勝利という判定が下されると、リリアは当然という様子で次の相手を求めた。

「へー」

「あれ、意外と悔しいな…これはこの後特訓だな…」

 ミーナが勝負のなんたるやを思い出したので負ける悔しさを嫌というほど知っているリオンが気を引き締めた。


《次鋒/リオン》

 彼女は負けないために特訓し続けてトップクラスの運動能力を得た。魔法についても同じプロセスの途上だ。トップクラスではないものの、平均を上回るところにはいる。

「始め!」

 リオンは自分のペースに誘い込む戦法を考えた。相手が魔法を放った直後は次の魔法を放つまでの間に隙がある。その隙を埋めるのは身体能力に他ならない。距離さえあれば魔法を回避できるリオンは身を翻しながら魔法を放って相手の隙を突こうとする。しかしミーナと同じくらいの小柄な動く的に当てるのはルシャと同格でなければ難しい。リオンの魔法は悉く外れ、スポーツ同様にフラストレーションが溜まってくる。

「クソ!当たれよ!」

 心の揺らぎはしばしば敗北を招く。リオンが自棄に放った魔法には大きな隙があってリリアにとって非常に対処しやすいものだ。基礎の基礎に従って相手に魔法を撃ち込めば、相手を倒すことができる。

 リオンは盾に守られたが、旗はリリアのほうに掲げられた。リオンはクールダウンするためにミーナの隣に座って水を飲んだ。

「威勢良く挑むだけのことはある。しかしこの先はそうはいかない」

 ルシャはまだ腕組みをして笑っていられる余裕を持っていた。ダテトリオのうち2人が撃破されて残りがダくらいになっている状態でも全く問題ないといった様子だ。

「俺か…」

「ほう、男子で私の心を惑わせて魔法を弱くする戦法ですか。さすがルシャ先輩…全体を見ている」

「いや全然考えてなかったけど…実力のある知り合い集めただけだし」

 意図は全く伝わらなかったがリリアが少し惑ったので良しとする。


《中堅/ラーク》

 この巨人は小柄な少女を怯えさせるには充分すぎる見た目をしている。しかし魔法での勝負なら体格はあまり関係ない。むしろ的が大きくて当てやすい。リリアはこの先輩を倒すことでさらに自信を得るつもりだ。

「始め!」

 リリアは簡単な魔法で牽制しつつ確実に当てるチャンスを待った。ラークも簡単な魔法で対処しつつ距離を詰めて決定打を放とうとしている。体格の割に素早いラークは1歩の長さを利用して一瞬で距離を詰めてくる。

「戦闘となると流石に男女とか気にしないよなぁ」

「そうだね…」

 リオンはまだ負けが悔しいらしい。ミーナが何度も背中を優しく摩って落ち着かせようとしているが、憤怒が汗を流させている。

「そこだ!」

 ついにリリアがラークを刺せる魔法を放った。ラークが回避した直後に回避先に向かった魔法は盾に弾かれたが、ちょうど隠れるように続いていた2撃目が盾の破片の間をすり抜けた。

「く!」

 ラークは体勢を崩しつつ両手を伸ばして魔法を使った。瞬時に作られた薄い盾はラークを守るには至らなかったが、魔法のコースを逸らすことができた。

「この程度の傷…!」

「ほう、タフですね。最後の最後まで自分へのダメージを減らすために頑張るとは」

 余裕の表情を見せたリリアを前に圧倒的劣勢に立たされたラークは、今自分がこうして戦っていることや自分がダテ野郎の1人になったのは、自分がこれまで何をしてきたからか思い出した。圧倒的な身体能力で魔法を躱しながら答えを出すと、彼は魔法を弾き飛ばして口角を上げた。

「実力こそが正義の世界ってのは、すっかり慣れたもんだよなぁ…!」

 ラークはこれまで何度も年下に上回られることがあった。スポーツの世界ではよくあることだ。その度に彼がどうしてきたか?悔し涙を流すだけだったか?否、彼は常にその上を行こうとしてきた。その結果がルシャの一派、ダテ野郎の中堅だ。負け嫌いのプライドが咆えた。

「なんだ…?」

 これまでラークはスポーツでしか人を圧倒していなかった。しかし彼にあるものは、運動能力だけではない。ルシャに認められたのは、背が高くてイケメンだからではない。

「ハァ!」

 ラークから尋常でないエネルギーが溢れ出ている。紫色の衣を纏うラークが迫るとリリアは盾を出して強めの反撃を仕込んだが、彼の纏う生物のような魔法の動きを読み切ることができなかった。無数の腕が伸びて次々にリリアに迫ると、退き続けた彼女がついに木に当たった。

「く…!」

「この程度で負ける俺ではないわぁ!」

「すっげ、エキサイトしてる」

 ラーク渾身の攻撃がリリアに当たることはなかった。後ろの木も無事だ。

「あっぶねぇ~」

 ルシャの分厚い盾が攻撃を阻み、ラークを拘束していたからだ。勝利が確定したことで興奮を収めたラークはスポーツマンとしてリリアに握手を申し出た。

「いい戦いだった。覇権を狙うだけのことはある」

「く…!」

 爽やかに終えることもできたはずだが、リリアはラークの手を取ることなく彼から少し離れた。

「こ…今回はこんなところにしといてやります!でも!私は絶対に覇権を取るからなぁ!」

「お…おう…」

 伸ばしていた手を引っ込めたラークが寂しそうだったのでロディが背中を叩いて励ましてやった。

「あの子、泣いてたよ」

「悔しかったんだな。俺なんて学校の外じゃ無名だからな。新入生は知らないだろう」

 こうしてルートとルシャは戦うことなく後輩を退けた。




 翌日…

 ルートが学校に来ると、下駄箱に紙が入っていた。こういうときは丁寧に畳んであるはずなのに、ノートの端をちぎったような紙切れが入っていたのでルートは落胆しながら読んだ。

「なんだこれ…『放課後、特殊運動場にて待つ』…?」

 ルートはリリアだろうと確信した。自分を倒せばラークと再戦して勝つことなくルシャが戦いを受け入れるという予想があるのだろう。しかし万が一にでもこれが告白のための呼び出しなのだとしたら、これは自分だけの問題にしておくべきだと思った。ダテトリオに相談することなくその紙切れをポケットに入れたルートは放課後になって約束の場所に行った。


 すると予想通りリリアがいた。

「私だと思いましたか?」

「もちろんだ。随分と雑な呼び出しじゃないか」

「私の狙いはあなたではなくルシャ先輩ですから。あなたに攻撃すればルシャ先輩が来る…そこで私は本当の力を見せるんです」

「あいつは俺がピンチでも来ないぞ…ってか昨日ラークに負けたのにその上の俺とやるの?」

「あれは!あれは…その…とにかく!私と勝負です!」

 連戦だったことを言い訳にしなかったことを心の中で褒めたルートはルシャの弟子として恥じない戦いをこの後輩に見せつけてやることにして構えた。

「なんだー?」

 審判を呼ばねばならなかったのでノーランを呼んだが、そこにダテトリオがいたので結局ルシャは呼び出された。師匠の見守る中、ルートは有利に戦いを展開した。

「く…弟子を名乗るだけのことはある!」

「ふん、自分のことしか見ていない。覇権を取りたいなら今の覇権と自分とがどれだけ離れているか把握するべきだ」

 それはかつての自分にも言いたいことだ。リリアは確かに稀代の魔法使いだ。しかし今のところは魔力量でしかそう言えない。まだまだルシャには至れない。そして、

「俺にもな!」

 ルートが強い攻撃でリリアを退かせる。反撃に転じようとしていたリリアが魔法を撃ち込もうと手を伸ばした瞬間、地面が光っているのが見えた。

「まず―

 次の瞬間、リリアは空へと舞い上がっていた。その足許には分厚い魔法の板があって、その下で突き出した魔法の槍から彼女を守っている。ゆっくり着地した彼女がノーランを見ると、彼はルートのほうへ旗を上げていた。

「まだまだルシャには遠いな」

「くう…っ!」

「設置型魔法には常に気を配っておくべきだ。お前は魔法の使い方をまだ完全には分かっていない。俺だったら足の裏に魔法を貼っておく。そうすれば槍を阻むことができた」

「私は…!」

「教えることはいろいろあるが、俺がなかなかに苦戦したのは事実。覇権を取る夢を諦めるほど弱いわけではなかったな」

「けど…ここで負ける程度の私に、学校の覇権をとることはできない…!」

 拳を地面に叩き付けて嘆くリリア。そこでルシャがあることを閃いた。

「ルートに弟子入りすりゃいいんじゃね?」

「ほぉう?」

 ルートが満更でもなさそうな顔で続きを求めると、ルシャは簡単なことを言った。

「ルートは私に負けて私に弟子入りし、もしかしたら私に勝てるかもしれない…くらいにはなった。同じようにリリアはルートに弟子入りして、まずルートを倒せるようになればいいよ」

「そこからってことですか…えっと、ルート先輩」

 リリアは強い自分を負かしたさらに強いルートを見上げた。勝者補正がかかったのか、ルートが少しカッコよく見えてリリアは赤面した。

「私の師匠に…なってくれますか?」

 ルシャが可愛いと言うだけのことあって可愛らしい見た目をしているリリアに複数の意味で興味を持ったルートはこの頼みを快諾して念願の弟子を得た。

「よーし、じゃあみっちり鍛えてやれ。またやる気になったら2度目の5番勝負をしよう」

 そう言ってルシャはミーナとリオンを連れて去った。雲の上の存在のようなルシャが去ったことでリリアは自分を見られるようになり、早速師匠に教えを乞うた。

「私を倒した設置型魔法なんですけど…」

 ルートは嬉しくてしばらくニヤニヤが止まらなかった。

 


 

 クラニチャールにて。

「ルシャたそもリリアと戦えばよかったのに」

「面白くないと思うよ?1秒で終わるもん。ってか誰が私の魔法を止めるんだ」

「お前じゃなかったら噛ませの台詞なんだけどなぁ」

「止められない魔法で勝とうとしないでよ。敗北が死を意味するじゃんか」

 ミーナとリオンは敗北の悔しさをケーキで紛らしてからリリアを加えたわくわくコミュニティの今後について考えた。

「ダテトリオに野郎を加えて、そこにリリアがいるから…新しい名前どうしよっか」

「ダテトリオは崩したくないな…けどダテ野郎より簡潔にリリアを足せるか?」

「じゃああいつもダテにしてダテカルテットにしよう」

 しかしダテ野郎の時点で人数が関係なくなっているのでダテ野郎のままで良いのだった。

「しかし逸材だな、あいつ」

「な。こんだけルシャと密着してる私たちがけっこうあっさり負けるんだもん」

「私たち弱いって錯覚しちゃうよ」

 リリアに負けたからといって弱いというわけではない。おそらく今後ミーナと同じ錯覚を多くの同級生が抱くことになるだろう。ルシャはダテ2人の強化とともにリリアの成長を見守ることにした。

「可愛いからね」

「だな。朱に交われば赤くなると言うし、あいつもダテるだろう」

 リリアがダテると野郎の苦労が増える。子育てのことを考えつつ仕事をするノーランが多忙のせいで爆発しそうだ。

いかにも小悪魔って名前のリリアが登場です。今のところ序列がそのへんですが、そのうち変わるかもしれません。そしてこの人のファミリーネームにピンときた人は将来を予想できると思います。

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