エピローグ さらば⋯⋯花岡大隊長
(花岡よ⋯⋯花岡大よ⋯⋯聞こえますか?)
花岡隊長の頭のなかに声が響く。
(なんだ⋯⋯誰だ、私に呼びかけるのは?)花岡隊長はそう尋ねた。声を発したつもりだったが、どうも自分の身体が言うことをきかない。心のなかでの問いかけになった。
(私の名はペロペペロぺぺペロリンです)
(ペロペペロぺぺペロリンっ !? 例の邪神さまか、そんな奴が私にいったい何の用だ?)
(あなたはいま、自分がどういう状態か分かっていないでしょう?あなたもう死んでいるのですよ)
(えっ !? うそ、マジで !? )
(はい、マジで死んでいます)
(なんだよぉ、やっちまったなあ俺もなあ。トホホ⋯⋯石崎なんてほっときゃよかったよ⋯⋯)
(まあでも私はあなたの奮戦ぶりがとても気に入りました。あなたには次の活躍の場を与えましょう)
(えっ、それはどういう⋯⋯?)
(あなたはこことは違う世界で大暴れしてください。名前は⋯⋯そうですね⋯⋯花岡大かぁ⋯⋯グレートはなおか⋯⋯いや、グレートマッスルはなおかでいきましょう!チョーかっけえ!)
(グレート⋯⋯マッスルですか?え、なんで?)
(私はあなたの新たな門出を祝福いたします。それじゃあお元気で、頑張ってくださいね)
(ちょっ、ちょっと待っ⋯⋯)
こうして花岡隊長はグレートマッスルはなおかとして新たな生を授かったのであった。
了
グレートマッスルはなおかとペロペペロぺぺペロリン様の活躍は短編「サラダスパゲッティはサラダじゃない、スパゲッティだ。」で読めるぞ!




