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エピローグ~新たな悪夢の襲来の予感~
扉が徐々にだが開いてきている。僕にはすべてがスローモーションに見えた。
これって、やばい。
「ぁ」僕の口から間の抜けた音が漏れる。
色のついていた世界が、モノクロになる。
「優希だよね? 大丈夫よ、悠さんから聞いているから」
見られた。――ってちょっと待てよ。今何か聞いてはいけない単語を聞いたような。
「母さんから聞いたってホント?」
優奈はええ、と肯定する。
僕はそうなんだ、と言ってがっくりとうなだれた。
「これで距離が縮まったね!」と優奈は嬉しそうに言って僕を抱きしめた。
僕は気づいていなかったのかもしれない。まさか優奈も……。
そして巻き込まれることも。
これで終わりですが、どうでしたでしょうか。
お待ちしております。




