表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
へんな夢  作者: mowamowaRin
1/5

1−1.

今日は雨だ。ついてない

何がついてないって折角の休みが潰されるからだ。


俺は21歳、ボロいマンション暮らしのバイト戦士フリーターだ。

今日は水曜日、休日出勤の代わりに休んだ貴重過ぎる一日がこんな大雨になるとは。

「…俺、やっぱり雨男なのかな?」

休日が潰されて嬉しい大人はいない。そもそも、働いてる大人なんて死ぬまで楽しくないか。

「…とりあえずなんかのもう」

俺はフラフラしながら冷蔵庫を開けに行く、途中で足の小指が壁に当たる

「…ってえぇな阿呆アホ!!!」

缶ビールを一本取り出してスグさま開けた。ゴクゴク飲みながらクローゼットの前に立つ。

楽しい事はない、本当に。でもこれだけはオレの希望だ。俺の夢だ!!!

俺は勢いよくクローゼットを開けて、ヒラヒラの可愛い服を見つめる。

「…今日はどれにするかなあ。」

「よし、…今日はこの白いのにしよう。 」

俺は白のフリルブラウスと青色のワイドパンツを取り出した。

早く着替えたい!!その一心しかない俺はすぐ様着替えて、軽く顔をメイクした。

ワクワクしながら姿見すがたみの前に立つ。

「…うん、似合ってるな!やっぱし素材がいいんだ!可愛いぞ!あとは、そうだ写真撮らねえと。」

… カシャ!

「良き!開放されるー!ああココのフリル最高!!」

俺はこの為に生きているのかもしれない。今やっと俺は、ホンモノの自分として呼吸をしている。

カーテンを開けて、少し残ってた酒を飲み干した。

「雨が降ってなかったらなぁ…」

俺はテーブルの上のウィッグをしばらく見つめた。


「…。」

雨が降り続けてる。俺は泣いている。

ここは俺の居場所じゃない。私の人生は此処じゃない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ