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『矛盾論』歴史的唯物論(史的唯物論) 教条主義 第三身分 共性(共通性)と個性(特殊性) 絶対性 相対的静止(相対的静止)・相対性 

歴史的唯物論(史的唯物論)

弁証法的唯物論の原理を用いて社会生活や歴史的現象を研究し、歴史発展の普遍的な法則を探求する学問である。


教条主義

主観主義の表現形式の一種である。主な特徴は「主観と客観の分離」「理論と実践の脱却」にある。教条主義は労働運動において日和見主義の一形態として表れる。彼らは具体的情勢の変化を考慮せず、マルクス主義の特定の原理・教条に固執する。

我々の革命陣営内部においても、一部の人々が革命の実践や民衆から乖離し、実際の状況から出発してマルクス・レーニン主義の立場、観点、方法を学習・運用して革命の現実問題を解決しようとせず、抽象的な概念や定義から出発して問題に対処したため、革命事業に危害をもたらした。これらはすべて教条主義的誤りを犯したことによって生じたものである。


第三身分

18世紀のフランス革命以前、フランスは厳格な封建的身分制度をもつ封建社会であった。当時のフランス社会は3つの身分に分かれていた。

第一身分: 聖職者(僧侶)。広大な土地と財産を保有し、裁判免除や免税などの特権を有していた。第二身分: 貴族。世襲の爵位と広大な領地をもち、同じく免税の特権を有していた。

第三身分: 平民。農民、手工業労働者、都市貧民、そして新興のブルジョワジーが含まれる。一切の政治的権利をもたず、聖職者や封建貴族から搾取と圧迫を受けていた。フランス革命において、第三身分は革命の原動力となったが、当時の歴史的条件のもとでこの革命を指導したのはブルジョワジーであった。第三身分は内部構造の複雑な身分であり、聖職者や貴族と対立していた点では共通していたものの、第三身分内部の各階級・階層間にもまた矛盾が存在していた。


共性(共通性)と個性(特殊性)

普遍性と特殊性のことである。共性とは事物同士の共通性を指す。個性とはそれぞれの事物を互いに区別せしめる独自の特性を指す。共性と個性は弁証法的な統一関係にある。個々の事物内部には個性だけでなく、共性も含まれている。共性は個性の中に存在するのであり、個性がなければ共性も存在しない。同様に、共性がなければ個性を論じることもできない。


絶対性・相対性

絶対性とは無条件性、すなわちいかなる条件の制約も受けないという意味である。相対性はこれと反対であり、有条件性、すなわち特定の具体条件を必要とするという意味である。絶対と相対の関係とは、すなわち普遍性と特殊性の関係であり、弁証法的な統一である。相対の中に絶対が存在し、絶対性もまた相対性を経由して表れるのである。


相対的静止(相対的静止)

世界におけるあらゆる事物は絶えず運動し、発展し、変化している。しかし、弁証法的唯物論は静止を否定するのではなく、静止とは運動が特定の条件のもとで表れた形態であり、それは「相対的」「有条件的」「一時的」なものであると捉える。これに対して運動は「絶対的」「無条件」「永久的」なものである。

例えば、資本主義社会はその存続期間中、根本的な変化(質的変化)を起こしていない状態にあり、これこそが資本主義社会の持つ相対的静止性および相対的安定性である。しかし、資本主義はやがて必ず根本的な変化を起こして社会主義へと取って代わられるものであり、かつ存続期間中であっても内部では絶えず(量的な)変化を続けている。いわゆる「静止」とは、実質的には事物の変化が目立たない状態を指しているに過ぎないのである。


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