表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
藤凰院理子と奇妙な学園  作者: 石表
8/39

8 宇宙人と北東寺榛名3

これは数日前の出来事です。


コリコリコリ。


フォークの先で壁の隙間を掘る工藤こと、クックパッド。




それから数日後。


「えっ?工藤が逃げたですって?」 理子


「ただ牢獄の周囲の海は人食いシロザメが回遊し、


 陸に上がっても数百キロの学園砂漠と学園ジャングルが続いておりますから、


 生き残ることは難しいかと・・・。」 百瀬




さらに数日後の学園セントラルタワー1F。


「お嬢っ!ちぃ~~~っと、どいときな!」 古瀬


たんたんたん。


マシンガンを連射する古瀬。それをジャンプでかわし、


地上3mでくるりと1回転して、古瀬の後ろに降り立つ榛名さま。


「にゃんころりん。」 榛名



「ダメだ!皮一枚で止まっちまって、体の芯まで抜けない。」 古瀬


榛名さまの拳法と古瀬のマシンガンを受けながらも、


倒れることのない警備員・信悟。


「セントラルタワー ハ、ジブンガ マモルッスー。」 信悟




ぶぶぶ。


理子の携帯がバイブしました。


「こんなときに、・・・何ですって!?


 映像を回しなさい、・・・これは?


 いえ、捕獲するのではなく、こちらに誘導なさい。」 理子





「ぶわはははははは、ぶわは、ぶわは、


 ついに脱出してやったぜ、


 のわ~~~~っ、」        クックパッド


 通気ダクトから落ちると、そこは理子達のすぐそばでした。




「工藤、私達に協力すれば、恩赦を与えます。」 理子


「いてててっ、そんなもんなくても、もう逃げちまってるぜ、」 クックパッド


「では、恩赦の代わりに海賊船一杯分の財宝をあげましょう。」 理子


「よ~~し、乗ってやろう、


 よ~~~そ~~~ろ~~~。」 クックパッド


「こんな男、何の役に立つのか、にょろん。」 榛名




「いいえ、私の推測が正しければ、この男もまた異常能力者。


 その能力は、名付けるなら・・・


 “尽きない体力インフィニティー”。」 理子

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ