↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
9/22

第9話 魔法でスーパーマンにしてみた


ゴブリンの森に入って、足跡や形跡を探る。

ゴブリンが通った場所は慣れている人がみれば見分けるのはそれほど難しくない。

あまり、頭を使うことがない種族だからだ。


「あっちにゴブリンがいるぞ。みんな急げ」

「「「はい」」」


一番、先行していたリーダー役のドラが叫んで、各自がドラが指し示す方向へと走り出した。

まだ子供のミオとミクも、一緒に走っていく。

小さな身体だけど、大人と同じ速度で走れている。

狩人として走り回っている経験だろう。


それに対して私は遅れ気味。

15歳の身体になったんだから、もっと速く走れてもいいと思う。

だけど、現実は他の人についていくのは無理でどんどんと遅れてしまう。

ひとりだけ魔道車が当たり前の世界にいたから、こっちでも体力がないのかな。


もうひとり遅れているのがいる。

私の真横を走っているノビ。

こいつも、体力ない男だな。


「おいていかれてしまったね」

「はぁはぁ・・・急がないと」

「無理っぽくない?」

「そんなこと言ってられない」


体力ないのに頑張るな。

まぁ、私もだけどね。


「仕方がないな。おまけだよ」

「えっ」


右手で軽くノビに触れると、左手に持つ火炎丸をゆっくりと吸収する。

身体中を火魔素が駆け巡り半分だけ、右手を通じてノビにも伝わる。


「うわっ、何だ。すごく身体が軽い」

「でしょ。大量の火魔素をガツンと注入したからね。これで、あと数時間は君もスーパーマンだ」


いやぁ、この人見ていると、子供のころみた青ロボ漫画を思い出してしまった。

ダメな主人公を助けて魔法道具を出してくれるロボット。


ついつい真似して、ノビに火魔法を使ってみた。


この時、使ってみたのは、身体活性化。

火魔素は、一番エネルギーに変換しやすい魔素。

だから、身体中を巡らすと通常より身体能力がアップする。


「おっ、いきなり走るスピードが上がったね」

「うん。すごいな。こんなスピードで走っているのに全然疲れないや」

「だろう。君は今、スーパーマンになったのだ」


ノビは単純な男らしくて、もうスーパーマンになった気にでいる。

走るスピードも速くなったから、しばらくして、みんなに追いつくところまできた。


もちろん、一緒に身体活性化をした私も同様に追いつくところまできた。


だけど、追いつくより前に、ミオとミクのふたりが前から歩いてくる。

先行グループと一緒に走っていたはずなのに。


リーダーのドラの代わりにノピ君を魔法のアイテムでなんとかしてみました。

うーん、こういうの楽しいな。


楽しく書けているので、楽しく読んでもらえたらうれしいです。

ブクマや評価もよろしくです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。