1/3
プロローグ
自分の今の生き方が嫌いだった。何の目標も持たずただただ他人に嫌われないために自分の本音を話さずに同調しながら生きていく毎日。小説やアニメでよくあるキラキラ、どきどきした日など感じたことがない。何も面白みのない無駄な日々を過ごしていると感じていながら特に何も行動を起こさない自分を何よりも許すことができない...
「唯、そろそろ起きないと遅刻するよ!」
お母さんの声で目が覚める。目覚まし時計より有能な気がする。
「はーい」
私ー神崎唯は寝起きのかすれた声で返事をする。ベットからもぞもぞと移動しながらつぶやく。
「あーっそういえば今日から学校か...」
私は今日から高校生になる。新しい環境でちゃんとできるかとても不安だ。しかも知り合いのいない完全アウェーな状態なので私自身かなり憂鬱である。
「高校生なんだから失敗しないようにしないと...」
唯はぼそりとそうつぶやいた。
初めましてnekoです!ほんとの初心者なので温かい目で見ていただけると幸いです




