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Intermission

「……ラインシュヴェルト…か…」

男は一人呟く。

「もしかしたら、君と俺は似ているのかもな…ユース。」

先程まで話していた少年。彼は恐らく勇者、または勇者になり得る者だろう。

「そうなるとまた出会うのは必然…か…」


『おや、探しましたよ?』


どこからか声をかけられる。しかし男は全く驚かずに、

「あぁ、悪かったな。少し出かけてた。」

『まったく…御自分の立場をわかっていらっしゃるのか?』

「当然だろ?俺はお前たちの主だぞ?」

『だからこそです!主が死ねばわたし達はまたバラバラになるのですよ?』

「だーかーらー!俺がそう簡単に負けるわけ無いだろ!?」

『それでもです!しばらくは人間の街に行くのはやめてください!』



『いいですか!?魔王様!!』



「ったく…わぁーったよ…これだから逃げたくなるんじゃねぇか…」

愚痴をこぼしながら城の扉を開け、まっすぐ進む。すると中から家臣が男を出迎えた。


『おかえりなさいませ。』


「おう、留守にして悪かったな。」

男、いや、魔王『アーク=ベルクムント』は広間にある玉座に座り、こう言った。



「一年後、世界を手に入れる。そのための準備を、始めるぞ。」


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