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「はぁ…。」
また、ため息がこぼれる。
朝からため息ばかりで、息子たちにも心配される始末。
原因はもちろん、勇者様に真実を話してしまったこと。
悩んでいたって仕方ない。
そうわかってはいるのだがどうしてもため息は止まらない。
いっそのこと城にでも乗り込んで…
って駄目だよ!
間違いなくその場で処刑されそうになるもの。
私の隠密スキル(笑)が役に立つだけだわ、うん。
「はぁ…。」
私は、怖いだけなんだ。
罵られるのが。失望されるのが。家族や友達に縁を切られるのが。
私はただ、現実から逃げてるだけ。
…ごめん、なさい。
もう少し。もう少しだけ…時間を頂戴。
覚悟を決める為の、時間を。




