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契約者と契約獣の魂融合  作者: 高島京佑
2章
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臨海学校の予告

 全校集会が終わった後、何事もなく授業が終わり、今はホームルームだ。


「お前たちに、大事な連絡事項がある」


 レイアが、教卓で大事な連絡事項を話し始める。その連絡事項とは、この時期にある、テスタメント学園の大きなイベントだ。


「この時期に、テスタメント学園が行われる行事がある。今日の連絡事項は、その行事についてだ。まあ、今から1週間後にテスタメント学園が所有する無人島で臨海学校がある」


 レイアの話しを聞いて、生徒のテンションが上がる。


「臨海学校だって。今から楽しみだね~」

「ほんと楽しみだね~」

「可愛い水着を買わなくっちゃ」

「海と言えば水着。新城君×トゥルバ君の暑い絡みが!グッヘヘ」

「いや、新城君を巡るトゥルバ君とニコライ君の暑い三角関係よ」


 生徒達が臨海学校のことについて話始める。


「臨海学校か楽しみだね」


「ああ、俺の鍛えた身体を遂に見せる時が来たか」


「あはは。そうだね。ねぇ優里君も楽しみだよね」

 

 アルドの言葉に苦笑いで返した後、会話を変えようと優里に会話を振る。


「なあ、リュキア、アルド」


「何、優里君?」


「何だ。優里?」


「臨海学校って何?」


「「っえ??」」


 優里の衝撃発言にアルドとリュキアの2人が驚愕で固まる。

 優里は、アタナシアとウルミラに引き取られてから、ずっと力を暴走させないために修行をして来た。なので、アタナシアとウルミラに無理やり入学させられて初めて学校に通ったのだ。知らないのも当然だ。

 優里は、修行中に一応勉学も習っていたので授業にはついていける。勿論一般的な常識も知っている。


「臨海学校って言うのはね、皆で海のある場所で、皆の親交を深める行事だよ」


「まあ、ようするに合宿みたいなものだ」


「何となく分かった。ありがとな」


 リュキアとアルドの話しを聞いて、優里は何となく理解した。


「臨海学校か~。どんな水着を着ていこうかしら?」


ー水着を着た私を見てユーリは、可愛いって思ってくれるかな。何でそこにユーリが出てくるのよ。


 アウローラは、臨海学校でのことを想像して、少し頬を紅く染めていた。


「お前らそろそろ静かにしろ!」


 レイアの一言で、生徒達が会話を止めた。


「各自、必要な物を忘れずに持ってくるように。話は以上だ」


 レイアは、ホームルームを終わらせ、教室を出て行った。


「ねえ優里君。水着持ってる?」


「いや。もってないけど」


 レイアが教室を去った後、リュキアが優里に話しかけてきた。


「じゃあ、今度の休日に僕と一緒に水着を買いに行かない?」


 優里が、水着を持ってないことを知って、満面な笑みを浮かべていた。その笑顔は、輝いて見えた。


「特に予定はないからいいぞ」


「本当に?」


「ああ、大丈夫だ」


 優里は、リュキアの笑顔がより一層輝いたかのように見えた。


「アルドお前はどうする?」


「俺は自分の水着を持っているから止めとくわ。すまねぇな」


「持っているなら仕方ないな。別に気にするな」


 そこで優里とアルドの話は終わった。

 リュキアが優里に水着を持っていないかと聞いた時、表情には出さないが頭の中で反応した者が3人いた。その3人は、優里とリュキアの会話に耳を澄ませて聞き耳をたてていた。まあその3人は言うまでもなく分かるだろうが、アウローラ、エレナ、輝夜だ。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 優里は、リュキアと休日に水着を買いに行くを約束した後直ぐに教室を出て、ある場所に1人で向かっていた。

 その場所とは、テスタメント学園の最上階にある部屋のことだ。テスタメント学園の生徒は、最上階の立ち入りを禁止している。テスタメント学園の教員も大事な用件がないと立ち入りすることが出来ないそんなところだ。


「アタナシア、ウルミラいるか?」


 優里は、部屋のドアをノックして、その部屋の主に声をかける。


「「入っていいわ(るがよい)」」


 優里は、アタナシアとウルミラから、部屋に入れと言われたので、ドアを開けて部屋に入った。

 何故、生徒は立ち入り禁止で、教員も大事な用事がなければ立ち入り出来ない最上階に優里が立ち入り出来るかというと、その部屋が理事長室だからだ。

 テスタメント学園の理事長は、アタナシアとウルミラなので、優里は普通に最上階に行くことができるそれが理由だ。


「な!?」


 優里は、理事長室に入った瞬間、あるものを見て驚愕した。


「どうじゃ優里?妾の水着姿は?」


「私の水着姿もどう?」


 優里は、アタナシアとウルミラに今日の放課後に、理事長室に来るようにあらかじめ言われていた。


「アタナシア、ウルミラが俺を呼び出したのはもしかして」


 優里は、頭の中で何故、自分が理事長室に呼ばれたかを何となく推測した。


「そうじゃ。御主が思っている通りのことじゃ。妾達の水着姿を御主に見てもらいたかったからじゃ」


「そうよ。この学園に入学してもまだ碌に優里とのスキンシップがとれて無いですもの」


 アタナシアは、黒のビキニの水着を着ていた。豊満な胸がビキニから弾けるのではないか、というぐらいに自己主張している。

 ウルミラの水着は、青のワンピースの水着を着ていた。幼い身体にその水着はかなり似合っていた。

 優里が呼ばれた理由は、最近アタナシアとウルミラに会っておらず、スキンシップが取れていなかったからである。


「アタナシア、ウルミラ、何で笑いながらこっちに近づいてきてんだよ」


 優里の言葉に何も返事を返さず、アタナシアとウルミラは満面な笑みを浮かべて優里に近づいて片腕ずつにそれぞれが抱きついた。


「久々の優里じゃ」


「優里との久しぶりのスキンシップ」


 2人とも優里の腕に抱きついて離れない。そしてアタナシアの巨乳(凶器)とウルミラの貧乳(凶器)?が優里を襲う・・・・が


ーまあ、アタナシアとウルミラとのスキンシップも久しぶりだし。もうしばらくこの状態でいるか。


 優里は、幼い頃にアタナシアとウルミラにこういったことを何回もされているので慣れている。ウル、ガイア、リレア、ウェンディと一緒に寝た時に意識した理由は、もう子供じゃなかったことと、身体の全体を押し付けられたりしたからだ。今は、アタナシアとウルミラが腕に抱きついているだけなので、頬が若干紅くなっているぐらいだ。

 優里が、理事長室から部屋を出たのはそれから1時間後ぐらいだった。出てきた時の優里の顔は少し疲れていて、逆にアタナシアとウルミラは肌が潤っていた。


 

 今回は、重要人物のはずなのに殆んど出ていなかった理事長達を出しました。

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