優里と輝夜の関係
修羅場の2回戦は、教室に入ってきたレイアに止められた(というか沈められた)。その後、授業中も2人は睨み合っていた。
そして、昼休みになった。そしてアウローラに詰め寄られる。その勢いに恐れていたのか優里と一緒に昼飯を誘おうとしていたアルドとリュキアは、置いて食堂に向かった。頑張れという目で見ながら。
「で、結局、ユーリあなたと神崎さんはどういう関係なの?」
アウローラが笑顔で聞いてきた(もちろん、目は笑っていない)。
「俺と輝夜は幼馴染なんだ」
「へえー幼馴染ねえー。幼馴染は普通幼馴染のことを様づけでは呼ばないわよ!」
アウローラと優里の話し合い?に輝夜が入ってきた。
「優里様本当のことを言えば良いのです。私は優里様のいえ、ご主人様の従者です」
「じゅ、従者~!?」
「はぁ~何で言うんだ。アウローラちょっと一緒に来てくれ。輝夜も一緒に来い」
「「分かったわよ(りました)」」
優里はアウローラと輝夜を連れて人気のない場所に連れて行った。
(ここには、人がいないな?ウル)
『ここには私達以外、いないよ』
優里は自分の契約獣の中でも一番気配察知が得意なウルに回りに人がいないか聞く。
(ありがとうウル)
『こんなの朝飯前だよ』
ウルに礼をいい、帰ったら頭をなでてやるかなど考えて、アウローラに視線を向ける。
因みに今非常にどうでもいい話だが、ウルは契約獣の中で1番の甘えん坊だ。
「アウローラ、今から俺と輝夜の関係を正直に話す。」
「う、うん」
優里が真剣な顔をして言うと、アウローラは、やけにしおらしくなって頷いた。
「俺は昔、ある一族の本家の長男だった。そして輝夜は、俺の一族に使える、一族の娘だった。そして俺の従者は、俺と年が同じな輝夜が選ばれた。それから俺たちは主従関係になった。けど、主従関係って言っても正式な主従関係を結べるのは、10歳からだったから正式な主従関係ではなく、一緒に遊ぶ言わば友達みたいな関係だ。しかも毎日一緒では無く、一緒に居ない日もあった。」
「今日の朝の時生きていたっていっていたけど、それってどういう意味なの?」
アウローラは、従者だと言うことはさっき輝夜が言っていたので余り驚かず、朝優里が輝夜に言っていたことが気になったので聞いた。
「それは、俺達が住んで居た里の皆は俺を残して全員死んだ。と10年前から思っていた」
「私も、もう私と両親達以外死んだかと思っていたわ。けど優里様は生きていた」
優里と輝夜が悲しそうな顔をして言った。
「アウローラすまない。この話は、これで終わりだ」
「いやこっちこそごめんなさい。あなた達の気も知らないで」
アウローラは自分が相手の気持ちも考えないで聞いてしまったと、優里の話を聞いて思い謝った。
「いや、気にするな。そろそろ昼飯食べないと、授業に間に合わなくなるぞ」
優里はそう言い、昼飯を食べに食堂に行こうとしたが、アウローラと輝夜に止められた。
「優里様、今日は優里様の弁当も作ってきたので一緒に食べましょう」
「ユーリ、昨日のこと謝ろうと思って今日はユーリに弁当を作ってきたの」
2人は同じタイミングで弁当を作ってきたことを言った。そして2人は睨み合う。
アウローラは優里を起こすためだけでなく、弁当を作る為に今日は早起きしたのだ。
「フロガさん、優里様の弁当は私が作ってきたのでお構いなく」
「いいえ神崎さん、私は昨日のことのお詫びもかねて作ってきたの。だからあなたは気にしなくて良いわ」
2人の目線が稲妻のようにぶつかり合いを始める。
「はあ~、またか」
優里は本日3回目の修羅場に巻き込まれた。
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あの後、優里は結局両方の弁当を食べた。そして学校が終わり放課後になった。
「優里君、一緒に帰ろうよ」
「俺達と帰ろうぜ優里」
アルドとリュキアが放課後になってすぐに優里に一緒に帰ろうと誘ってくれたが、優里の応答は
「いや、ごめん。今日も用事があるんだ。誘ってくれてありがとうな」
優里は、昨日の誘いも断ってしまったので申し訳なさそうに言った。
「ううん、全然気にしてないよ。だから謝らないで」
「そうだぞ。俺達はそんなのこれっぽっちも気にしていない。用事があるなら仕方が無いことだしな。俺達、友達だろ」
リュキアとアルドは気にしていないといってくれた。
-友達っていいな。
優里は、アタナシアとウルミラに拾われてから碌に同年代と会えず、友達ができたことも無かった。
正式には、アタナシアとウルミラぬい拾われる前からも、本家直径の長男で、生まれて3歳の時から契約獣を複数所持していたので、一族が大切に育て、同年代や同年代に近い者といえば、妹か姉、輝夜ぐらいしか殆んどお会わなかった。
会って2日目だが、初めて友達が出来た優里の心の心境は、心地良いものだった。
「じゃあ、用事があるから行くわ」
「おうまたな!」
「バイバイ」
アルドとリュキアに別れの挨拶を済ませ、今日話があると、屋上に誘った相手に会いに屋上へ向かった。
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テスタメント学園の屋上は、昼休みの時は人がそこそこ来るが、放課後には来ない。その理由は、早く契約者として強くなる為に闘技場に行く、部活動をする為に部活動を活動する場所に行く、友達と遊びに行くため、そのまますぐに帰るためなどの理由により、放課後に屋上には誰もいない。
今回のように、誰にも聞かれたくない時などの時にしか、滅多に人はいない。今日は滅多にいない日ではなく、いる日であった。
屋上にいるのは、長髪の黒髪をポニーテールにした美少女と少し女顔で中性的な顔の世界で唯一の契約獣複数契約した少年だった。
「こんなところに、呼び出してすまなかったな」
「私も優里様に話したいことがあったので気にしてません」
そう、優里が屋上に誘った相手というのは、神崎輝夜だった。
「じゃあ、輝夜から言ってくれ。俺の用事そこまで大事な話ではないからな」
「はい。私が優里様に聞きたいことは2つです。」
輝夜には、ずっと聞きたかったことと、昨日のアウローラと優里の試合の時に気になったことの2つあった。
「私が知りたい1つ目のことは、昨日優里様がフロガさんの試合で使っていた契約獣は何ですか?一族にいた時の優里様の契約獣と契約していたのは、3体のはずです。しかもその3体の契約獣の契約武器には、あんな形態は無かったはずです。更に明らかに、優里様の一族のころに居たころに契約していた契約獣の契約武器の色が違う。それは、どうしてですか?優里様」
契約武器は、契約獣の力を具現化された武器。契約獣の力が具現化されているので、契約武器の色は契約獣によって決まっているのだ。そして契約武器の色が違うということは、契約武器として使った契約獣は、別の契約獣の契約武器ということだ。
「それは俺がもう1体の契約獣と契約したからだ。契約した契約獣は他の契約者の契約獣だ。その契約者は輝夜も知っている」
他の契約者がいる契約獣と契約したということは、優里は《第1世代》と《第2世代》の両方兼ね備える、《第3世代》だということだ。
-私も知っている契約者?私が知っている契約者で契約武器が白銀の契約獣だから・・・まさか
「多分、輝夜が考えている通りだと思う」
「優奈様の契約獣と契約したのですか!?」
「ああそうだ。昨日使った契約獣は、優奈の契約獣だ」
輝夜は驚いていた。輝夜は、優里と別れてから伝説の獣と出会って認めさせたか、契約者がいる契約獣と契約したことのどちらかだろうと確信していた。その考えは、間違っていない。輝夜が驚いた理由は契約方法などではなく、契約した契約獣の前の契約者に驚いたのだ。
「1つ目の聞きたいことは、ここまでしか答えられない。2つ目の聞きたいことは、何なんだ?」
「・・・はい。2つ目に聞きたいことは私達がいない間に里に何があったのですか?」
優里はこれ以上1つ目の聞きたいことに関しては、話したくなかったので、無理やり話しを変えた。輝夜もそのことは、分かっているので何も言わなかった。
「ああそうか、あの日輝夜達は里に居なかったのか」
「はい、家族意と一緒に外に用があったのであの時、里の外に居ました」
「良かった。本当に良かった。あの時輝夜が外にいてくれて」
優里は、輝夜があの日里の外に居たことを心の底から安心して笑った。
その顔を見て輝夜は少し紅潮になっていた。
「話しがずれたな。輝夜が里の外に出ていた時、優奈が一族の秘技を失敗して暴走したんだ。そして皆止めようとしたけど、優奈の契約していた契約獣は、神獣種の最上位クラスで誰も止められなかった。俺も止めようとしたけど、一族の者が死んでいく姿に、里が破壊されることに絶望して至ってしまった」
「至ってしまった?」
「悪い。暴走してしまったと解釈してくれ。それから気がついたら俺と優奈以外の者は皆、存在していなかった。そして、優奈は、死に掛けていた。一族の秘技を暴走させてしまった反動と、暴走した俺との戦いのせいだと思う。そして優奈の最後のお願いを聞いた」
「お願い?」
「ああ、そのお願いは、優奈の契約獣を俺の契約獣にしてくれっていうお願いだった。俺はそのお願いを聞きウルを契約獣にしたんだ。これが、あの日に起きたことだ。あの里は破壊したのは俺のせいだ。失望しただろう?」
優里は、悲しそうな顔を浮かべ、輝夜に言った。
それを見て、輝夜が取った行動は
「大丈夫。私は、失望していない。私は、あなたを絶対に見放さない」
強く抱きついた。それはもう、輝夜の豊満な胸が形が大きく変わるほどに
「優里様、優里様も私に用があったのではないですか?」
輝夜が優しい言葉で優里に言った。
「今の話しを聞いただろう。一族は滅んでて、里も無くなった、しかもそれをしたのは俺だ。だからもう輝夜が従者である必要は無いって言いたかったんだ」
優里の用は輝夜に自分の従者を辞めることを言うことだったのだ。
それに対して輝夜の返事は
「嫌です。一族が滅んでいても、当主にならなくても、私はあなた様、優里様の従者です。例え優里様があの日の惨状を起こした者であっても、私が優里様の従者であることには変わりありません」
「輝夜ありがとう!!」
優里が輝夜に抱き付かれている力を自分も抱きつくことで強くした。
輝夜は優里に抱き付かれていることを役得に考えながら、その嬉しさに浸っていた。
だが、いつまでも抱きついていられるなんてことは無い。
「ユーリが、神崎と屋上に行ったって聞いて着たのだけど、何をしている・・・」
アウローラが屋上の扉を勢い良く開けて、「何をしているの?」のるまで言ったところで見てしまった。優里と輝夜が抱きついているところを
「ちょ、なんで、あんたたちは抱きついてんのよ!!」
「あなたは、空気が読めないの?それとあなたには、関係ない」
アウローラと輝夜が言い争う中でも、優里はまだ抱きついている。
そのことに、輝夜は勝ったような勝者の目でアウローラを見る。
「なに勝った見たいな目をしているのよ。私はそういうことじゃなくて、抱きつくなと言っているの!!」
「そんなこと良いながらこころの中では、羨ましがっているくせに」
「羨ましがってないわよ。羨ましがってなんか」
本日、第4回目の修羅場が始まりました。今回は、輝夜が圧倒的有利な状態で
そして今回は、優里はずっと輝夜に抱きついている。
すみません。来週は投稿できなさそうです。




