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この恋に殉ずる  作者: 冷暖房完備
接近ちゅ
12/55

No.4 誘われました!!

あれから何だか毎日お弁当を作るようになってて、その結果一緒にお昼をとる事になってます!!

わ〜!!大きな一歩よね〜!!


「神楽ちゃん最近、新垣さんのお弁当作ってきてるの?」

あら、オバチャン情報が早いですね!!

「そうなんですよ〜。私の味付けが好きみたいなんです」

「そうなの?なら、ちゃんと食費もらいなさいよ?500円くらい取っちゃいなさい!!」

ええ!?

「いや、でも、私も新垣さんにお弁当買ってもらってるので…」

「あらそうなの!!良かったわね〜」

「はい」

「でも、気を付けてね?噂になってるから」

まさか、恋の噂?

あの二人できてるんじゃない?って?(笑)

「新垣さんが神楽ちゃん騙して昼ごはん、たかってるって!!」

ギャー!!

新垣さん、どこまで信用ないの〜(泣)

「なぁんて嘘うそ(笑)とうとう新垣さんまで攻略したのかって皆で感心してたのよ〜」

「攻略って…」

ラスボスか!!

「皆が楽しく働けるのが理想だからね〜。これからも頼むわよ〜」

背中をバンと叩かれた。


なんだか私たちのお昼の光景は温かく見守ってもらえてるみたいで良かったのかな?




「おう、神楽。」

「あ、おはようございます。新垣さん」

「明日休みだったよな?」

「は、はい」

「俺も休みなんだ」

へ〜。

「昼メシ付き合え」

「今からですか?」

「明日の話をしてんだよ!!」

ええ!?

「だ、だって、明日は休みですよ!?」

「知ってるよ!!明日11時頃お前んちまで迎えにいくから用意しとけよ」

「ええ!?私んち知ってるんですか?」

「履歴書に書いてあんだろ」

「こ、個人情報…」

「ああ!?」

「い、いえ!!」

「んじゃ、そういう事で」

用は済んだとスタスタ去っていく。

こ、こ、こ、これは、もしやデートのお誘い!?


『そうだね。デート(仮)だと思うよ』

速攻トイレに駆け込んで夏樹にメールしたら、珍しく起きてたのか すぐに返事が返ってきた。

(仮)の文字が気になるけど、あえてスルー!!

『どうしよう!!着ていく服がない!!』

スカートは制服しかないし、持ってる服はみんな仕事に着てきてる。

ドキッとさせたい。

『明日じゃ服買いにいく暇もないだろ?仕事終わったら、おいで。貸すから』

な、夏樹〜(泣)

『ありがとう!!大好き!!』

『おう(笑)』


デートです!!

18年生きてきて、初めてのデートが あの新垣さんだなんて!!

皆さん!!お待たせ致しました!!

恋愛色まったくなく、この先どうなるかと思われましたが なんとか甘〜いお話をお届けできそうです!!

いやっほ〜!!

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