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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第17章 N&G (NEZIRO AND Dungeon‘s) 第一章
1920/1930

29-305 N&D1・山奥ダンジョン奮闘記 オイリー

オイリースライムtips:体にケイ素と油分を蓄えたスライムで好物は動物の油分で科学研究所で作成された”OLST"という別名がある。ただし実験は人間に皮膚油分に反応して人を襲ったために廃棄処分となった。知能はない。


 俗にいうファンタジー的お掃除スライムだが…油分にしか反応せずしかも高さが20㎝のバスケットボールほどの大きさがある。しかも…単細胞生物らしくてファンタジーみたいなコアもなく。死亡判定も不明だ。でこのスライム…最近開発されたダンジョン攻略者初心者向けモンスターでたとえ40㎝の重さぐらいだと20㎏で子供でない限りはそこまで…いや、ステータスなしだとヤバい奴じゃん。

「これ、どうやって倒すんですか?」

『ああ、倒せない。』

「は?}

 エルマさんが抱えているオイルスライムは確かに元気そうだ。

『油分があると取得して体積を増やして大きくなるんだ。油分までしか吸わないから襲う危険性はないんだが…細切れでも養分さえあればいくらでも増殖する。し、燃やしてもケイ素とか石も喰うので体の数%は燃え尽きない。製作者が言うには…唯一倒す手段はマグマに突っ込むことだそうだ。』

「そんなの初心者向けじゃないじゃないですか。」

『それが…ダンジョンの死亡カウントだと、一回破片でもいいから切断に成功すれば死んだ扱いになるそうで。攻撃さえすればドロップ判定が機能するという意味で初心者向けだ。』

 ダンジョン的には雑魚に仕立て上げれるモンスターってわけか。

「でもポーションとは関係ないでしょ。」

『このスライムから油分を絞ると皮が残る。それがケイ素を含む膜でな。それで体の水分や油分の蒸発を防いでいるらしい。皮が本体のモンスターってわけだ。でこいつを高熱の炉で熱すると、ガラスができるってわけだ。スライムの革自体も君たちでいうラップみたいな感じになっているから、使い道もあるってわけだ。』

 かなり有益そうだが…。ダンジョンでならそんな危険スライムも管理できるってわけか。

『で。このスライムは君たちにも有用だが…ポーション用の草も一緒に…使えないか?』

 どうもこっちの…前のパンモンの失敗を気にかけてくれていたようだ。

「でも、これも相談ですよ。いいですか?」

『構わないよ。私達もこれが君たちにどう扱われるのか…上も見てみたいと言っていたからな。それさえ教えてくれたら嬉しい。』

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