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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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24-夏SP10 夏はやっぱり ダンジョン1Fの気候は4月だよ。

 みんなそれぞれを荷物で持ってもらい、里中さんを中心に全員でパーティを組む。里中さんの能力に、勇者のパーティ認証を20人まで拡大するという能力がある。なお僕ら4人は参加しない。護衛対象という事でギルドに依頼して付いていくだけって事にしてある。お姉ちゃんとエレノアだと、瞬殺もいい所だからね。

「何喋ったらいいのかわからないです。」

「エレノアちゃん。そういう時は、話さない方がいいのよ。無言のアピールってものがもあるの。」

「それはいい事聞いたです。」

「ほらほら。」

「で、この方が依頼主の雑貨店と、店員たちでござるか。」

「そうだよ、大下君よろしくね。で、僕たちの店にその情報を言っていた人がいてね。で、そこが綺麗らしいんだ。そこでそこでバカンスができればいいねって事で。」

 僕は練っておいた設定を話す。

「そう言えばダンジョンに涼を取るとか言って、寒の迷宮とかここの一階に籠る冒険者とかの方々もいらっしゃるようですよ。」

「そうなのですか?』

レイロード嬢の発言に全員が耳を傾けていた。

「4月並みのひんやりした空気なので、暑い夏よりは気持ちよいと、避難する方が多いですの。」

「…戦場に避難、理解できない。」

 エナリシア嬢は勇者の前だと無言系キャラらしい。演じてるのがまるわかりだけど、でもそれもいいね。

「ここは動物が少し出るだけで、むしろ貴族が狩り遊びとかに来る場合もありますわ。2階は越えれないですけど。」

 そうだ、そこが聞きたかったんだ。

「2階ってまだ攻略されてないの?」

「2階の…砦以外の調査は終わったんですが砦にはゴブリンが100体単位とか300単位でいて、あれには軍隊級の力が欲しく、潜入するにも警備が厳しくて通り抜けできないんです。どうもゴブリン同士が対立していて同士うちは狙えるそうですが、お互い遠すぎて個別攻略となると、一介の冒険者ではどうにもなりませんわ。」

 そう言う事ね。4Fは楽だかけど、3はボス部屋の立ち位置で一つが廃墟。二つはゴブリンが砦を作り、しかもそこから偵察部隊も出している。砦は作りが弱い物の数が多すぎて勝てないらしい。しかも職業持ちのゴブリンは人間よりは力がないものの、そこを除けば人間と一緒。はっきり言って300対6で勝つことを要求されるらしい。スニーキングすればいいと思うが、問題は目的の階段の形も位置もわかっていない。だから難航している

そうだ。しかもモンスターは一晩で復活する。

「そうだねぇ。2階の狩りは人気があるんだけど、3Fは地獄っていう人が多いんだよ。」

 なんかバランスミスの匂いがするんだ。それ。

「あと3階は地味に暑くてジメジメするから。それが苦手で稼げる2Fが中心なのさ。」

 でもある意味…ダンジョンとしては経営が成り立っている。ほどほどの防衛、ほどほどの稼ぎである。

「後、調査隊によると宝箱が、砦にあるって言うんだけど、そこまでついた奴が少なくてね。」

 下村先生も苦い顔だ。

「そんな事になってるですか。」

 里中さんも知らなかったようだ。

「ただし、2F突破も相当運が絡むからね。」

「そうでござる、何回も失敗したでござる、」

 こうして実際に聞いてみると、一番の防衛は距離な気がしてきた。

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