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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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25-21 GGM スキルの購入は計画的に

 そう言ってネルさんに連れて来てもらった。ギルドの商談室…プラークのおっさん、妙にほほえましいマーリアさん。そして私が椅子に背筋を伸ばして座っていると3者面談とか思い出す。いやあ、椅子が固いのでそうせざる負えないが…。神妙な面持ちなのはわかる、そしてネルさんはいない。いや、いてもいいのだが、説明が端的で冗長になるので、理解するのに時間が3倍かかる、そこでこっちが頼んでペルーさんにしてもらった。とりあえず、今までいくつかのダンジョンをずっと発掘していた所、謎の結晶を拾ったという、その試験を行ったところスキルをゲットできた。ただ検証して安全なのは確認できた。ただし…

「鑑定できるのはこれだけです、どうも”使える人”でないと鑑定できず、意味不明なのです。これは何人かに試しました。」

 そう、このスキルオーブは何と使用可能な人間でないと鑑定できない。

「そして、スキルにはいくつか…系統があります。”戦闘系”、”学術系”、”特異系”の三つが確認できました。但し、その文言が意味不明なんです。」

 そう言って三つの色の違う…赤いオーブ、青いオーブ、白いオーブ。オーブを取り出す、よく見ると球と言っていい形状に複雑な文様が描かれている。

「どうも、これらが…それなのですが…。」

 3人の目の前にモノクルが差し出される。鑑定してみると”銃技”のスキル、”紋章形状学”のスキル。”契約締結”のスキル。だ。

「読めないわね。」

「…というより、前二つは何を?」

「ペルーさんは分かります?」

「この三つのスキルの意味は訳してみても意味が不明で、聞いても意味が分からないと…言われまして。その三つならテストでお分けできると。」

「在庫処分品ってわけか。」

「ついでに普通の者はありますか?」」

「とりあえず、量の多い”生活魔法”と”土魔法”なら。」

「土魔法は買いと思います。あと生活魔法はあればできるだけ。」

「どういう?」

「説明を。」

 異世界定番スキル”生活魔法”基礎的な魔法を意味する魔法で、簡単な魔法の総称だ。

「これも大量に出て、魔法が使えるという事で、異世界人に人気のあるスキルですね。現在検証中で。」

「…俗にいう”魔法の基礎”というスキルで、水を出したり、火を付けたりという、簡単な魔法の総称です。ですが火打石なしでの発火や水。洗浄。持っているだけで、訓練さえすれば。旅に必要なスキルが全部入る。夢のスキルの一つですね。」

「ほう?」

 プラークさんの目が輝いたのが分かる、

「確かに面白れぇ。いくつか買うから持って来てくれ。」

「は、はい!」

 そう言うとペルーさんが奥に行く。

「…何か知ってるの?」

 やはり、マーリアさんは気が付いているか。

「はい、全部のスキルの意味は分かります。まず最初のスキル・・・赤いオーブは”銃技”。異世界の…勇者の世界にある武器の使い方を示すスキルです。大方覚えると銃が必要なスキルでしょうが…大方、手に入らないでしょう。」

 そう、銃が手に入る可能性は現在ない。というより日本人でないなら…いや、それもない。アメリカでも銃を持ち込んで飛行機には乗れない。だからこそ。銃を持っている人間はこの世界にいない。だから無駄スキルだ。

「次のスキルは。”紋章形状学”大方貴族の”紋章”に関する知識で。それに込められた何らかを読み解くんでしょうけど…。」

「第一紋章って何だよ?」

「意味が分からないわ。」

 そう、実は紋章に関しては有無が博打だった。王国はあるっぽいが…貴族にあるかは不明だ。そうなると…必要かどうか怪しい。あれば買うが、捨て値だろうな。

「だとしたら無意味に近いかと、そして最後は”契約締結”という約束に関するスキルだと思います。」

「約束?」

「はい、契約です。ただ指示は見えました?」

「白いオーブに関しては字も見えなかったわ。」

「俺もだ。意味が分からんからな。」

「契約は、どんなスキルかわかりませんが…大方”異世界人専用スキル”だと思います。但し効果は分かりません。勇者のスキルは外れあたりがあるそうで。外れの場合は…強くないでしょうね。」

「値段次第だが、買ってみるか?」

「いいんですか?」

 流石にいろいろ申し訳ない。

「スキルに関しては、その魔法の生活魔法とか、土魔法だっけ?それだけでも十分凄い気がするからな。そう言うのはあんたらにとって常識なんだろ?」

 なんか期待の目で見られているが…辛いな。

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