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ブランジア人魔戦記  作者: 長村
chapter,04
72/104

ep,068 一角竜との戦い

 教都ブランシェイルへと続く山道に野生の竜が出現したという通報に対し、教会騎士団は討伐のための部隊をすぐさま派遣していた。

 対象の竜は偵察部隊の報告により子供の一角竜であると判明。一角竜は竜の中でも特に強大な魔導力を持つ種類だが、その力のほとんどは頭部に伸びる角に込められており、その角が発達していない子供の竜ならばその脅威度はかなり低くなる。

 教会騎士団は討伐に十分足ると判断した準二級戦力を派遣。竜の習性からしてはぐれた子竜を探しに親竜がいちいちやって来るということも考えにくく、他に野生の竜がいる可能性は低かったからだ。

 しかしその予測は外れた。

 実際は子竜を追って親竜もやって来ていたのだ。

 しかも実際に討伐部隊が遭遇したのが子竜ではなく、その親竜であったことは彼らにとっても痛手であった。


「おい、どうなってる!」

「いやあ、偵察した時はもっと小さいのだったんですけどねえ。……おっかしいなー」

「とにかくすぐに救援要請しろ! 子竜が別にいるかもしれん! 魔法班は封鎖区画から絶対に出さないよう障壁を強化! ここはまず時間を稼ぐぞ!」

「了解っ!」


 教会騎士達は発見した親竜の周辺に三重交差型魔力障壁を展開させる。教会によって秘匿されているこの強力な魔法ならば、いかな一角竜の力と言えど周辺への被害は限りなく押さえられる。そして増援が到着さえすればここはどうにでもなる。

 となれば次の問題は、行方知れずの子竜がどうしているかであった。


 そして当の子竜はその時、身を潜めようと山道の岩壁に擬態している所だった。

 しかしその最中、近くに現れた独特の魔導エネルギーを感じ取ったことで集中を乱し、擬態を崩してしまうのだった。

 その魔導エネルギーの持ち主こそが、ショーマである。

「……まじかい」


   ※


 一角竜。地上を駆けるための強靭な4つの脚を持つ巨体と、その巨体を大空に飛ばせる巨大な2つの翼、そして名前の由来でもある頭部から伸びた角が特徴的な高位竜である。

「……要するにめっちゃやばいってことだろ」

「それでも変に敵意を持たれなければ、やり過ごせる、と、思う……」

 ショーマ達の前に現れた一角竜は、その金色の瞳を真っ直ぐに向け睨み付けていた。

「それにこの子はまだ子供みたいだし、最悪私達でも……」

 メリルは気を張りつめながらも冷静に戦力差を分析する。

 誰かに囮になってもらい、そこへサフィードの竜魔法を直撃させられれば十分に勝機はある。だが危険だ。ここは逃走を優先させたい所であった。

「私が引き付けた方が良いでしょうかね」

 巨大な竜を前に気を昂らせ今にも暴れだしそうになっている馬をなんとかなだめつかせつつ、ステアは傍らに置いていた大剣に手を伸ばした。

「危険な役目を買って出てくれるのはありがたいけど……、貴方は騎手をやってくれないと」

「……逃げるんですか? と言うか、逃げられるんですか」

「私が空まで連れ出すわ。その隙にお願い」

 相対する一角竜は子供のようだが、それでもかなり巨大で、サフィードはおろか2頭の馬が引く馬車よりも一回り以上大きい。そんな相手に囮となるのは……。

「大丈夫なのかよ」

「機動力じゃこっちが上よ。それでもいざって時は、ショーマ、貴方が2人を守ってね」

「……!」

「よろしくね。……サフィード!」

 覚悟を決めたメリルの呼び掛けに応え、サフィードは地上から一気に体を踏み出す。メリルがその背中に飛び乗ると同時、翼を広げて飛翔し低空から一角竜のすぐ横を飛び抜けていく。

「こっちもいきますよっ!」

 一角竜が後方へ駆け抜けていったサフィードに気を取られ首を向けたことを確認すると、ステアは馬を強引に走らせ馬車を反転させた。

「うわわっ」

 ショーマとセリアはその中で激しく揺らされながら、何とか窓から外を覗きこんだ。

「……って!」

 振り返った先にいた一角竜は、メリルとサフィードにはもう目もくれず再びこちらを睨み付けていた。

「囮失敗してるじゃないか!」


「この……!」

 あっさり無視されたメリルは次の策に出る。こちらに来ないのなら、せめて向こうに行かせない。

 上空から旋回して向き直り、魔法『アイススピア』の術式をを高速展開、一角竜の後ろの脚元に向けて射出する。

 直接突き立てると魔力を帯びた鱗によって弾かれてしまうため、その狙いは僅かにずらしておく。そうすることで周辺の地面から脚の裏、つまり鱗の無い部位から地面ごと氷結させて縫い付けようとする。

 当然威力は通常よりも落ちるが、ここは時間を稼ぎ馬車を逃がすのが目的だ。それで十分である。

 しかし、

「!」

 一角竜はそんなことお構いなしに、まだ発達しきっていない角へと魔力を集めていく。そしてそれは螺旋を描くように、角の周囲に淡く輝く光で描かれた術式となって展開されていった。


「やばい……!」

 それを見たショーマは危機を悟る。

 窓から身を乗り出してこちらも術式を展開、馬車の上部を覆うように魔力障壁を厚めに展開させる。

 一角竜の咆哮と共に、魔法『レイニングサンダー』が発動される。魔力によって生み出された黒雲から、雨のように無数の雷が叩きつけられていく。

「……ッ!」

 馬車の上部はショーマの展開した障壁によって雷撃を免れるも、周囲の地面は落雷によって砕かれていき、馬車を引く馬もすぐ近くへ落ちた雷に動揺して暴れだしてしまう。

「ぐっ、このっ……、大人しくしなさいよっと!」

 ステアは手綱を力強く引っ張り上げて、何とか落ち着かせようとする。

「こりゃ駄目か……!?」

 ショーマはその様子を見て自分も覚悟を決める。例え一角竜を足止め出来ても、この調子では馬車を走らせることもままならない。

 ……ならばいっそ。

「ショーマくん!?」

 ショーマは荷台から剣を掴み取ると、窓枠に脚を引っかけ揺れる馬車から一気に飛び降りた。

 そのまま空中で術式を展開、身体強化魔法、『マイティドライヴ』を発動させる。

 魔力によって強化された視力は的確に荒れた地形を読み取り、同じく強化された肉体は無茶な姿勢からの正確な着地を成功させた。

 そしてそのまま勢いを殺すことなく、一気に一角竜の懐へ飛び込んでいく。一角竜の自由なままだった前脚が凪ぎ払われようとするが、全身の五感すらも強化された今、それはあまりに鈍速だった。

 前脚が振り出された時には既に一角竜の腹の下に滑り込み終え、更にそのまま一気に駆け抜けていく。

 尻尾に剣を突き立てて強引に減速をかけると、それを支点に体を反転、剣を引き抜いて体を一角竜に向けたまま飛び退る。

 そしてその体勢のまま術式を展開し、紅蓮に燃え盛る巨大剣『バーニングブレイド』を作り出した。

「……いけッ!」

 掛け声と共に至近距離から巨大剣が射出される。それはちょうど後ろ脚の付け根辺りに命中し、爆発を引き起こした。

 本来ならばショーマ自身もただでは済まない位置取りだったが、それをも防ぎきる肉体を作り出すのが『マイティドライヴ』の力だった。

 とは言え爆風の衝撃までは殺しきれず、ショーマの体はその勢いで荒れた山道を転がされていく。

「……げっほ」

 砂が口の中に入ってしまい咳き込む。これもどうしようもない点だった。


 爆発による土埃が舞い上がり、一角竜の姿を隠している。低い唸り声が聞こえてくるので死んではいないはずだ。

 気を張りつめて、慎重に次の出方を伺う。

 ……馬車を狙わないでいてくれればありがたいが。

「……!」

 咆哮が響き渡る。それと共に土埃の中心から旋風が巻き起こり、周囲の土埃が吹き飛ばされていく。そしてそこから、『バーニングブレイド』の直撃を受けた部分の鱗を赤熱化させていた一角竜が現れた。

 体をよじり、金色に輝く瞳でショーマを真っ直ぐに見つめてくる。どうやらちゃんとこちらに狙いを定めてくれているようだと、ショーマは少しだけ胸を撫で下ろした。

 ……さて、ここからはどうしたものか。

 ちらりと空を見れば、メリルもサフィードと共に様子を伺うように、魔力が凝縮された蒼い光の帯を引きながら旋回を続けている。いつでも攻撃出来る状態のようだ。

 ここは一緒に連携して攻撃するのが筋だろう。ショーマの動きに合わせて何かしら追撃をかけてくれると信じ、剣を構える。

「……?」

 ふと視線の先、一角竜を挟んだ向こう側にステアとセリアの姿が見えた。どうやら馬車を降りてきて共に戦おうというらしい。


 ショーマが馬車から飛び降りた時点で、逃走する意義はほとんど無くなった。ステアはそう判断する。翼竜を操るメリルならともかく、ショーマの脚では一角竜から逃げ切ることは困難だ。

「取り敢えずはおにいさんの近くまでなんとかして向かってください。私は私でやりますんで」

 ステアは馬車を岩影に繋いで降りると、セリアに向けて馴染みの大剣を手にそう告げた。

「え、でも……」

「すいません。協力するのは慣れてないもので」

 戸惑うセリアに対してそう言うと、ばつが悪そうに前髪をつまむ。

「うん……、わかった。気を付けてね」

 単独行動の方がしやすいと言うのなら、そうさせた方が良いとセリアは考える。足手まといにはなりたくないし、それにステアに離れられると1人になってしまう。急いでショーマと合流しなければ危険だ。

「じゃあお願いしますね。……あと、角が狙い目だって教えてあげてください」

「……うん」

 軽く頷き合うと、ステアは数歩助走を付けてから跳躍する。

 一角竜の頭はショーマに向いているが、体はこちらを向いたままだ。余所見をしている相手ほど狙いやすいものはない。硬い鱗が覆う胴体部を避け、重要器官の集まる頭部を狙う。

「……ふッ!」

 跳躍から体を一回転させ、その勢いに慣性を乗せて超重量の大剣を叩きつける。

 ショーマに意識を集中させていた一角竜は、その剣が叩き付けられる直前になってようやくステアの接近に気付く。ぎりぎりで首をよじって衝撃を受け流すが、それでも大きく頭を揺さぶられて姿勢を崩した。

「……?」

 その剣がぶつかった瞬間、ステアは不自然なものを感じ取った。ただの竜とは違う、今までも何度か感じたことのある感覚。

 それは、魔族特有の魔力だった。


「また勝手に……!」

 一方、自分が仕掛けようとしていた所で先を越された形になったショーマはまず駆け寄ってくるセリアと合流する。

「セリア……、大丈夫だったか?」

「うん、平気」

「よし。ここはとにかくあいつを援護しよう」

「は、はい!」

 ステアがああして接近戦を仕掛けているとなると、大きい魔法で攻撃すれば彼女にも当たってしまいかねない。タイミングを見計らって確実に撃ち込みたいところだ。

「あ、あの、角が狙い目だって」

「ん、ああ。わかった」

 助言を聞き入れ、その角を攻撃する手段を考える。爆発で砕くか、斬撃で切り裂くか。

 それと共に、現在自分にかかっている『マイティドライヴ』を他の皆にもかけるべきか考える。便利な魔法ではあるが、急激な身体能力の向上は慣れていないと逆に扱いにくいかもしれない。自分やレウス達のように近接戦闘の訓練をしっかり積んでいれば対応出来るはずだが、そうでないセリアには厳しいかもしれない。

 ステアもあまり苦戦しているようには見えないし、ここはあえて使わないのもありかもしれない。

 いざとなれば自分が庇えば良いと決めると、ショーマは新たに術式の展開を始めた。


 そこへ突如、上空から降り注いだ光が一角竜の頭を撃ち抜いた。メリルとサフィードの放った竜魔法である。ステアの一撃で隙が生まれた所を容赦なく撃ち抜いたのだ。

「……!」

 物理的な威力もさることながら、高密度に凝縮された魔力の奔流は高い魔導エネルギーを体内に有する者にこそそれを激しくかき乱し、肉体にも大きなダメージを与えるのだった。

 それが頭となればなおさらである。脳をはじめ、五感の多くを司る頭部内を巡る魔導エネルギーをかき乱されたことで、一角竜はその巨体を大きく揺らめかせた。

「よし!」

 その隙を逃さず、ショーマは再度脚元に向けて『バーニングブレイド』を放つ。角が狙い目とは言うが、そう簡単に狙い撃てるものでもない。体のバランスを失いかけている今はいっそ転倒を狙うのが良いと考えたのだ。それを悟ったセリアも同じく術式の展開を始める。

「――――!!」

 脚の一本に爆発を受けた一角竜は、そこから力を失って体勢を崩していく。

 しかし残りの三本脚と尻尾を地面を叩きつけ、強引にそれを耐えぬこうとする。

「ひゃっ」

 巨体を地面に押し付けられたことで周囲にも震動が起こり、セリアが体勢を崩してしまう。展開しかけていた術式もほどけていく。

「!」

 更にその震動は周囲の岩壁の一部をも崩落させ、ショーマとセリアのそばに大岩を落下させるのだった。

「危ない!」

 ショーマは素早く障壁を展開して、それを防ぐ。

「ぐうっ……」

 量自体は大したことはない。十分に防ぎきれるものだった。

 しかし、


「……!」

「いけない!」

 離れて上空と地上、それぞれから様子を見ていたメリルとステアはすぐに気付く。体勢を崩し魔導エネルギーをも乱された一角竜が、その状態のまま魔力を練り上げ始めたことを。

 それは力の方向を定めることもままならない、やぶれかぶれの一撃。暴走と言ってさえ良い行動だった。

「うっ……!」

 凝縮が正確に行われていない魔力の奔流は、荒々しく吹き乱れ上空から降下しようとしたメリルとサフィードにも襲いかかる。

 ……これでは、間に合わない。

 地上のステアがメリルを当てに出来ないと悟ると、危険を承知で駆け出した。近くに魔導エネルギーが降り注ぎ地面が削られていっても、それが自分に当たりそうになっても、お構いなしに。


 そしてショーマ達は降り注ぐ岩雪崩と、それを防ぐ障壁によって周囲の状況に気付くことが遅れてしまう。

 岩雪崩がやみ、障壁を解除した時にはもう遅かった。

「……!」

 一角竜の角に集まりきらない魔力が吹き荒れ、ショーマを狙う。

 すぐそばにいたセリアも当然、被害は免れない。


 ショーマは強化されたはずの体で、手を差し伸ばす。

 しかしどうにも、体の動きが遅く感じられた。

 否、自分の体だけではない。周囲の状況までも随分と遅く感じる。

 飛び散る岩の破片、吹き荒れる魔力、風の音。どれもが鋭敏に感じられた。

 魔法が解除されたわけではない。

 これは、そう。魔法とはまた別の要因で体の感覚が研ぎ澄まされているのだ。


 何故か。

 それは命の危険が迫っていたからだ。


 自分ではなく、

 彼女の。


「あ……」


 生き延びるために体が限界を越える。どんな生き物にも起こり得ることだった。

 けれど、それでも届かない。


 不意に手を伸ばす動きに逆らって、体が浮かび上がる。

 下を見れば、自分を抱えている白い髪と黒い鎧が視界に入った。


 彼女の手が遠ざかっていき、

 目の前が光に覆われる。


   ※


 ステアに抱えられ、2人一緒になって地面を転がっていく。

 勢いが止まった所で、擦り傷の痛みを感じながらよろよろと立ち上がる。

 そして、すぐに状況を理解した。

 隣を見れば、息を荒げたステアがじっと見つめている。

「おま、え……」

 何で、

 俺なんだよ。

 そう言いかけたのを飲み込んで、視線を逸らす。

 一瞬、とても悲しそうな顔が見えたけれど、今は、


「セリア……」

 力の入らない脚を無理矢理動かして走り出す。

 土埃を立ち上げる荒れた地面に、彼女が倒れている。

 彼女の綺麗な赤い髪が乱れ広がっている。

 けれど広がっている赤いものは、髪だけじゃなくて。

「セリア……!!」

 倒れている体を抱えあげ、その名を呼ぶ。

 抱えあげたその手が、同じ赤に染まった。


 まだ温かく柔らかなその体の、脇腹の辺りが、大きく抉れていた。

 そこから撒き散らされた彼女の血が、体と周囲の地面を真っ赤に染めている。

「セリア……?」

 3度目の呼び掛け。しかし返事は無い。

 急速に頭の中を嫌な想像が駆け巡っていく。


 これで、終わり……?




「…………ぁ」

 しかし、とても微かな息遣いが、辛うじて耳に届いた。

 ……まだ生きている。

「セリア! おい! しっかりしろ!!」

 懸命に呼び掛けると、弱々しく彼女の目が開かれていく。

「……しょー、ま、……くん」

 名前が呼ばれた。

 いつもと変わらないあの声で。

 違うのは、とても小さく、今にもかき消えてしまいそうだったこと。

「……くっ!」

 その抉れた脇腹に手をかざし、治癒魔法の術式を展開する。

 だがこれ程の、もはや傷とも言えない穴を癒すことなど出来るものだろうか。

 ……違う。出来る出来ないではない。やるんだ。

 なんとしてでも。


「わた、し……」


 今までのことが思い出される。

 たまたま隣の席に座っていただけの出会い。

 それから少しずつ、自然と一緒にいるようになって、同じ小隊になって、一緒に騎士見習いをやめてくれて、今こうして……。

 こんなことになってしまった。


「…………しにたくないよ……」


 死ぬ。

 死んだら、全て終わってしまう。

 もう会えなくなる。

 もう、笑いかけてくれることもなくなる。

 そんなの、嫌だ。


「死なせない……!」


 絶対に。

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