表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/67

第46話 おっさん、正解を借りるのをやめる ――見つかる力より、死ななかった足を信じる件―― 修行前半

ネムリ救出の直後、《るすと》に残されたのは安堵だけではありませんでした。

休む間もなく始まる修行と、神様たちの横槍。

そしてマスターは、“借りた正解”ではなく“自分の失敗”で戦う入口に立ちます。

 壁の端末に浮かんだ無機質な文字列だけが、やけに静かに、次の戦いの始まりを告げていた。


 誰も、もうさっきまでの“よかった”には戻れない。


 ネムリが眠る医療区画の白さと、ホールに満ちた不穏な空気が、同じ《るすと》の中に同時にある。その落差が、妙に気持ち悪かった。


 ヘラクレスが腕を組み、俺たちを見渡す。


「状況は理解したな」


「したくなくてもしたっす……」


 ナツが顔を引きつらせる。


「訓練を前倒しする」


 レイの声は低く、短い。


「前倒しっていうか、ほぼ()()()()じゃねえか」


 俺がぼやくと、レイは淡々と返した。


「今のお前たちに必要なのは“落ち着くこと”じゃない。“次に崩れないこと”だ」


「師匠っぽいこと言うネ」


 ムーニャンが横から茶々を入れる。


「師匠ではない」


「言っとくが、俺もまだ認めてねえからな」


「いやさっき言ってたでござるよ?」


 タニシがすかさず突っ込んでくる。


「うるさい」


 イツキが指先で空中を払った。半透明の訓練板が展開し、ホール中央に簡易演習空間が組み上がっていく。


「はいはい漫才はあと。どうせ今から全員、死ぬほど忙しくなるんだから」


「“死ぬほど”って縁起でもないっす!」


「現状、かなり正確な表現だけどね」


 タマモが肩をすくめた。


 その時だった。


 酒場の奥、カウンター席の端で、ぐらりとジョッキが揺れた。


「……うるせぇ朝だな」


 浅くかぶったドクロ付きの帽子。赤い顔。無精ひげ。ボロボロのトレンチコート。

 昼間から酒臭い男――カケル・テンドーが、片目だけ開けてこっちを見ていた。


「起きてたんすか、そのダメ大人」


 ナツが呆れた声を出す。


「寝てる時のほうが周り見えてる日もある」


「意味わかんねぇでござる……」


 タニシがひそひそ言う。


 だがカケルはそれ以上何も言わず、ジョッキを傾けながら俺たちの方を眺めていた。


 レイが前に出る。


「役割を確認する。ムーニャン」


「なにネ」


「お前は前に出る。なら、“倒す”より先に“止める”を覚えろ。敵の足を奪え。通路を殺せ。前衛の仕事は撃破だけじゃない」


 ムーニャンが目を細める。


「嫌いじゃない話ネ」


 ルステラが肩口で青く点滅する。


推奨属性変換(コンバート)。氷冷系。減速、拘束、局所防御との相性、良好デス」


()アルか」


 ムーニャンの口元が少しだけ歪んだ。

 次にレイの視線がコハクとタマモへ向く。


「――そしてコハク。お前は単独で暴れるな。タマモと組め」


「いきなり厳しいでござる!?」


「事実だ」


「そのバカ犬、先に撃ってから考えるからネ」


 タマモがあっさり追撃する。


「ひどいでござる! ……いや、否定しきれぬわ!」


「結界を先に張れ。ルートを作れ。回収線を残せ。その中で焼け。最後は閉じろ」


 コハクがぱちぱちと目を瞬かせる。


「攻撃して終わり、ではなく?」


「違う」


 レイは迷いなく言い切った。


「お前の役目は、“通したいものだけ通して、通したくないものを閉じる”ことだ」


「……分かったでござる。閉じるところまでやるでござる!」


 レイとヘラクレスの視線が、最後にタニシへ刺さる。


 タニシが一歩後ろに下がる。


「なんで二人とも同時に見るんすか」


「お前は前に出るな」


「はい!もちろんデス!」


「そこだけ理解が早いな」


「自分の弱さへの理解だけは深いでござる」


 ヘラクレスが大きくうなずく。


「よし。なら活かせ」


「活かし方が怖い!」


「お前は真正面から勝つな」


 レイが言う。


「相手を鈍らせろ。気づかせるな。判断を一拍遅らせろ。誤認させろ」


 イツキがくすっと笑った。


「似合いすぎるわ」


「褒められてる感じがしない!」


 ルステラが補足ログを出す。


適性候補(サジェスト)。減衰、誤認誘導、遅延、軽度呪縛、状態弱化。総称、デバフマジック系統」


「で、でばふ……」


 タニシが口をぱくぱくさせた。


「お前は強くなる必要はない」


 レイが短く続ける。


「“嫌な奴になる”だけでいい」


「レイさん、言い方ァ!」


 少しだけ、笑いが戻る。


 だが、そこから先は笑っていられる内容じゃなかった。


 レイが俺を見る。


「次はお前(マスター)だ」


 やっぱり来た。


「……で、俺は何をやればいい」


 自分でも、少し棘のある声だったと思う。

 ムーニャンには“止める”がある。コハクには“閉じる”がある。タニシには“ずらす”がある。ノエルやナツにも、それぞれ伸ばすべき線が見えている。


 なのに俺だけは、どうにも半端だった。


 前に出るには足りない。後ろに回るには雑だ。ルステラ込みならやれることはある。でも、それは“俺自身”の戦い方じゃない。


「判断も足も、死ぬ側の速さだ」


 レイが容赦なく言う。


「守ると口にしながら、受け方を知らん」


 ヘラクレスまで刺してくる。


「二方向から刺すな」


「事実だ」


「ぐ……」


「なら、探せ」


 レイの言い方は冷たい。でも、変に慰められるよりよほどマシだった。


「それが一番むずいんだろ」


「だから今やる」


 その時、ホール中央の訓練空間に簡易演習体が展開された。


 半透明の敵性ログが三体。通路の向こうには、仮想の護送対象。

 ルートは三本。全部は守れない配置だ。


「まずは実地だ」


 レイが言う。


「見つからない動き。通さない動き。逃がす順番。生きて戻る手順。それを身体に入れる」


「ずいぶん地味でござるな」


「地味にできない奴から、派手に死ぬ」


 タニシが黙った。


 最初にムーニャンが走る。

 今までなら斬り裂いていた相手の前で、彼女は一度足を止めた。

 次の瞬間、爪の軌道が低く変わる。床が薄く白く染まり、通路に霜が走る。


「おおっ」


 コハクが目を輝かせる。


 演習体の一体が足を取られ、もう一体は滑り、最後の一体も一拍遅れる。


「そうだ。凍らせるのは壊すためじゃない。通さないためだ」


 ヘラクレスが満足そうにうなずく。


「……なるほどネ」


 ムーニャンが小さく笑う。


「これ、嫌いじゃないヨ」


 次はコハクとタマモ。

 コハクがいつもの調子で派手に撃とうとした瞬間、タマモが前に出て半透明の境界線をいくつも描く。


「先に道を切る」


「む、むむ」


「逃がす線、戻る線、閉じる線。焼くのはその後」


 コハクが唸りつつ、爆発の範囲を絞る。今度は派手すぎない。

 境界の内側だけを焼き、最後にタマモの結界が閉じる。


「閉じたでござる!」


「うん。それ」


 タマモが少し笑う。


「今のほうが強い」


「むう……だが分かるでござる!」


 タニシは相変わらず悲鳴を上げながら、誤認札と遅延紋を撒いていた。

 結果だけ見ると妙に仕事をする。


「抜けられた!」


 ノエルが驚く。


「それでいい」


 レイの短い評価に、タニシは胸を張りかけ、すぐに嫌な顔になる。


「なんか嬉しいが嬉しくないでござる!」


「自覚あるだけマシネ」


 ムーニャンが鼻を鳴らす。


 そして、ついに俺の番が来た。


「お前は中央」


 レイが言う。


「護送対象を見ろ。左右どちらにも振れる位置に立て」


「器用貧乏向けの立ち位置だな」


「今のところ、その通りだ」


「否定しろよ師匠候補」


「まだ候補でもない」


 そう返しながら、レイの目はすでに盤面を読んでいた。


 演習が始まる。

 左ルートで遅延。右ルートで侵入。中央で護送対象が足を止める。

 ムーニャンとコハクたちは対応できる。タニシも嫌らしく効いている。

 でも、最後の一手が届かない。


 俺は動いた。

 だが、半歩遅い。


「遅い」


 レイの声が飛ぶ。


「分かってる!」


 分かってる。

 分かってるから腹が立つ。


 その瞬間だった。


 端末がぴしり、と鋭い音を立てる。


 ホール全体の照明が一瞬だけ明滅し、管理層の色をした文字列が走った。


【OBSERVATION LIMIT:EXCEEDED】

【NODE:RUST/RECLASSIFICATION】

【DIVINE INTERVENTION:TEST MODE】


「……来た」


 イツキの表情が消える。


 全員が振り向いた。


 裂けるような光。

 そこから姿を見せたのは――本隊の神権存在ではなかった。


「そんな顔()()()()()


 眩しい光をまとったアマテラスが、つまらなそうに肩をすくめる。


「まだオマエらを、処分(削除)しに来たわけじゃない」


 その後ろから、舞台役者みたいな足取りでロキが現れた。


「やぁやぁ♬◇ 緊急抜き打ち実戦テストのお時間だよ〜」


「いたずらの規模がでかすぎるのでござる!」


 タニシが泣きそうな声で叫ぶ。


「お前らかよ……!アマテラスに…ロキ!!」


 俺が言うと、ロキは楽しそうに笑った。


「本隊っぽく見せたほうが緊張感出るでしょ♬◇」


「余計なことしかしてねぇな!」


「でも必要でしょ」


 アマテラスが腕を組む。


「今のあんたたち、ぬるい訓練してる場合じゃないもの」


 ヘラクレスはむしろ感心したようにうなずいた。


「よい。実戦に近い」


「最悪だが、有効ではある」


 レイまで肯定する。味方の感覚が怖い。


 ロキが指を鳴らす。

 演習盤面が一段深く変質した。


 三地点同時危機。

 護送対象。封鎖通路。侵入体。

 そして空中に浮かぶ“最適解”。


 ――ネムリ側の区画を封鎖すれば、残り二系統は助かる。


 その表示を見た瞬間、胃の底が冷えた。


()()


 レイが言う。


「助ける順番を決めろ」


 ヘラクレスが続ける。


「……一個捨てる前提かよ」


 俺が吐き捨てると、アマテラスが鼻を鳴らした。


「違う。切れない奴が、最後に全部失うから見せてんの」


「選ばないのも選択だよ♬◇」


 ロキが笑う。


「その場合、盤面が勝手に選ぶけどね」


 嫌な言い方だ。

 だが、間違ってはいない。


 盤面が崩れる。

 左右の対応は回っている。中央もまだ持つ。

 でも、もう一手だけ足りない。


 その瞬間、俺は反射的に“あの感覚”へ手を伸ばしかけた。


 世界の輪郭が鋭くなり、正解の軌道が浮かび上がりかける。

 ルステラの補助が起動しかける。


観測補助(オブザーブ・アシスト)、ミル起動準備」

戦闘補助(バトル・アシスト)、バル同期」

倫理補助(エシカル・レイヤー)、エティ承認待機」

「《オーバードライブ Lv.1》――」


 その声を、俺は自分で切った。


「……ダメだ」


 自分の声が、やけに重く落ちた。


「ダメだ、これでは!!」


「マスター?」


 ルステラの光が揺れる。


「これを使えば勝てるかもしれねぇ」


 でも、と喉の奥で言葉が引っかかった。


「その代わりに、また観測が跳ねる」


 イツキの顔が強張る。

 ミツキもログ板へ視線を落とした。


「事実確認。オーバードライブ系統ハ、観測ログ増幅リスク大デス」


「今ここでそんなもん使ったら、《るすと》ごと見つかる」


 助けた直後に。

 ネムリを戻した直後に。

 またこの(るすと)を売るみたいな真似、できるか。


「ダメだ……」


 時間がない。

 補助は切った。

 じゃあどうする。


 借りるな。

 外を見るな。

 俺の中に、もうあるはずだ。


 間に合わなかった。

 死んだ。

 外した。

 守れなかった。


 忘れた。

 でも――身体だけは覚えてる。


「……なら、どうする」


 レイの声が飛ぶ。


「外じゃなくて、自分の中から引っぱりだす――」


「何を」


()()()()()()時の足をだ」


 言った瞬間、視界の奥で何かが擦れた。

 知らないはずの痛み。

 忘れたはずの恐怖。

 でも、俺の足だけが知っている。


 次の瞬間、身体が動いた。


 俺が考えるより先に。

 踏み込むより先に。

 勝手に、そこに“いた”。


 普通なら踏めない角度。

 普通なら選ばない足運び。

 どこかの失敗周回で、一度だけ“死ななかった”動き。


 紙一重。

 肩を掠る。

 痛い。だが致命傷じゃない。


「えっ!?」


 ナツが目を見開く。


「今の……!」


 ノエルの声が震える。


「足の軌道が見えなかったでござる!」


 タニシが叫ぶ。


 ルステラが即座に解析へ入る。


確認(コンファーム)

「外部補助、未使用」

「観測補助、未接続」

「現在挙動……自己局所演算」

「過去残滓との一時接続ヲ推定」

「仮称――《残滓演算(ざんしえんざん)》》」


 その名が、妙に胸へ落ちた。


「……今の、俺がやったのか」


「補助じゃないな」


 レイが言う。


「ほう」


 ヘラクレスが低く笑う。


「へえ。やるじゃん()()()()


 アマテラスが目を細めた。


「いいねぇ♬◇」


 ロキがくるりと回る。


「借り物じゃないんだ、それ」


 その直後、猛烈な吐き気が来た。


「っ……う、ぇ……!」


 膝が折れる。

 視界がぐらつく。

 頭の奥で、知らないはずの“俺の失敗”が擦れ続ける。


「精神負荷上昇。SAN消耗ヲ確認」


 ルステラの声が少し低くなる。


「揺れてる……人格境界、少し」


 ミツキが不安そうに言う。


「便利な顔しとらんな」


 ジン老が鼻を鳴らす。


「便利なら、こんな気持ち悪くねぇよ……」


「だろうな」


 レイが静かに俺を見下ろす。


「外から借りたわけじゃない」


「ああ」


「自分で引いた」


「……たぶんな」


「なら、その方向で鍛える」


 その言葉が妙に腹に落ちた。


 だから、今度は自分で言った。


「……やっぱ」


 レイが目を上げる。


「やっぱレイのことは、師匠って呼ぶわ」


 一瞬だけ、空気が止まる。


「おおっ」


 ナツが素直に声を上げる。


「ついにでござる!」


 コハクの耳がぴんと立つ。


「正式採用でござるか!」


 タニシまで乗ってくる。


 レイはほんの少しだけ表情を緩めた。


「好きにしろ」


「その言い方、だいぶ師匠っぽいな」


「お前は軽口が戻るのが早い」


「死ななかったからな」


 そのやり取りを、ホールの端からカケルがじっと見ていた。

 さっきまでの酔っぱらいの目じゃない。


「……なるほどな」


「何」


 イツキが聞く。


「あいつ、上から貰うタイプじゃねぇ」


 カケルはジョッキを揺らした。


「自分で盤面の裏に手ぇ入れるタイプだ」


「珍しいの?」


 ミツキが首を傾げる。


「珍しいどころか、厄介だ。けど――」


 少し間を置いて、カケルは小さく笑う。


「……あいつとなら、何かやれるかもしれねぇな」


 その声は、たぶん俺には届いていない。


 アマテラスがこっちを見下ろした。


「なるほどね。あんた、上から降ってくる力より、自分で積んだ失敗の方が性に合ってるわけ」


「褒めてんのか、それ」


「褒めてる。けど安心しないで。綺麗な力じゃないわよ」


「綺麗じゃないの、最高だよ♬◇」


 ロキが笑う。


「忘れた敗北を武器にするなんてさ。そういうの、ボクは好きだなぁ」


「良い」


 ヘラクレスがうなずく。


「最適ではない。だが、貴様の答えだ」


「今のは通っただけだ」


 レイ――いや、師匠が続ける。


「次も通すなら、再現しろ」


「うちの師匠、厳しすぎねぇ?」


「呼んだのはお前だ」


 少しだけ笑いが戻る。

 でも、軽くはなりすぎない。

 この場の全員が分かっている。今のは入口でしかないと。


挿絵(By みてみん)


 訓練がひとまず止まり、俺たちは再び医療区画へ戻った。


 ネムリはまだ眠っている。

 静かな寝息。小さな肩。毛布のふくらみ。


 そのそばを通った時、ネムリの唇がほんの少しだけ動いた。


「……きらないで……」


 足が止まる。


「……切らねぇよ」


 小さく答えた。

 ネムリに言ったのか。

 自分に言ったのか。

 たぶん、その両方だった。


挿絵(By みてみん)


 肩口でルステラがかすかに光る。


「本日確認事項」

「オーバードライブ未使用」

「新規局所挙動、確認」

「観測増幅、限定的」

「代償……中デス」


「限定的、ね」


「借りた正解ヨリ、見つかりにくいデス」


「その代わり、俺が削れる」


「事実デス」


 少しだけ黙る。

 白い医療区画の静けさの中で、ネムリの寝息だけがかすかに聞こえた。


「……それでも、今は()()()だな」


 借りた正解は、強い。

 でも、強いだけじゃ守れない。


 見つかる力じゃなく、残った失敗で生きる。

 たぶん、それが――今の俺の戦い方だ。


 続く。



■今回の登場人物紹介


■マスター

《オーバードライブ》を自分で切り、《残滓演算(ざんしえんざん)》》へ初めて踏み込んだ。まだ入口だが、「借りた正解ではなく、自分の失敗で生きる」方向を選び始める。


■レイ

実戦的で厳しい訓練担当。今回ついに、マスターから正式に「師匠」と呼ばれる。


■ヘラクレス

修行を異様に前向きに始める筋肉神。だが、守るための受け方や前衛の在り方については本質を突く。


■ルステラ

今回も補助AIとして同行。状況を整理し、マスターの新しい局所演算を《残滓演算(ざんしえんざん)》》と仮称する。


■アマテラス

神権側の合同いたずら試験担当その1。口は悪いが、マスターの変化はきっちり見ている。


■ロキ

合同いたずら試験担当その2。舞台じみた軽さで盤面をかき回しつつ、面白い“例外”にはきっちり食いつく。


■ムーニャン

“斬る前衛”から“止める前衛”への転換を始めた。氷冷系の適性が見え始める。


■コハク

火力をぶっぱなすだけでなく、“閉じる”ところまでやる役割を覚え始める。


■タマモ

コハクの火力を境界制御で支える、実戦的な回収・救出側の要。


■タニシ

前に出ると弱いが、ずらし・遅延・誤認誘導の適性が妙に高いことが判明した。


■ノエル

救出役として一段成長中。ネムリを取り戻せたことが、次の覚悟につながっている。


■ナツ

勢いは十分。ただし速すぎて味方を置いていく癖を矯正中。


■カケル・テンドー

昼間から酔っていたが、マスターの変化だけは見逃さなかった男。マスターに興味を持ち始めている。


■ネムリ

医療区画で静かな眠りを取り戻した少女。寝言の「きらないで」が、今回のテーマを静かに刺す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読んでいただきありがとうございます。
少しでも気になっていただけたら、作品ページものぞいていただけると嬉しいです。

小説家になろう 勝手にランキング
ギルド酒場るすと公式サイト

影森ゆらは今日も死ぬ
女子高生×オカルト×ちょっと変な日常。
そんな空気が好きでしたら、たぶん刺さる作品です。
お気に召しましたら、ブックマークなどで応援いただけると励みになります。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ