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どこかでありそうでないようなあやふやな
何の変哲もない平原、周りにはそびえ立つ山々があったり、街道があったりとしているごく普通の景色の中に一カ所だけカラッカラのヒビ割れと干からびた大地があり、その中心に光沢を放ちながらも吸い込まれそうな黒色の長髪をなびかせながら、立っている「男」がいる。
その男は想う。
平和にせよ争いごとにせよ、結局は「生きる」という枷がある以上、死ぬるその時まで常に選び続けなければいけない。
だったら、本当の意味で「悔い」のない生き方するしかねえ。
要は「選択」の結果。
藻掻こうが、足掻こうか、媚びようが、他人が「みっともない」と感じても「貫く」意思を持ち続けるかぎり、人生は「楽しかった」と思えるのてはないか。
・・・などと小難しい事をたまに考えているものの、その行動は行き当たりばったりで、凡人には何を考えてるか予想出来ないというか、第三者目線で言うところの「したくない」という評がある変り種な男である。
およそ人並みの事は卒なくこなし、八方美人でもあり、傍若無人でもあり、常識人でもあり、非常識人でもあるこの男の人生冒険譚をぜひ御覧あれ。




