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初恋はクッキー缶のリボン柄
初恋はクッキー缶のリボン柄
(はつこいはクッキーかんのリボンがら)
【解説】
川柳です。
人に恋したことがない私も、ときめく時がありました。あれは親とスーパーに行っていた幼い頃のこと。
暇すぎて辺りをキョロキョロしていたら、青くて丸い大きなクッキー缶が視界に入りました。フリルの様なリボン柄が可愛らしく、眺めていると楽しい気持ちになってきます。
正直、クッキーなんてどうでもいい。クッキー缶が、欲しい!
「買ってよぅ」
「だめ」
「ねぇ買ってよぅ。ちゃんと食べるからぁ」
やだやだ攻撃(床に寝そべってはいない)を粘って、何とか手に入れたクッキー缶です。
蓋を開けると、甘い香りがします。宝石のようなクッキーが綺麗に並んでいて見るだけで幸せです。
1日1枚だけ。
そう思っていても、もう1枚だけ、もう1枚だけ……と減り続けるクッキーたち。大きめな缶だったのですが1カ月足らずで食べきってしまいました。
缶はガムテープやハサミ入れに使っていましたが、今はどこにあるだろう。ちょっと分からないです。




