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●月●日(4月9日微調整)

血溜まり。肉塊。

秘密を知られたからには生きて帰さない。

だが、この魂は利用させてもらう。


私はリリー、国の機関の助手をしている。

博士はいま席を外している。

さきほど、被検体が目を覚ました。予算が切られたので仕方なく起こしたことを説明する。勝手なことは許されない。

だがこれは博士のためを思っての、そう愛ゆえの独断だ。


さて。望んだ世界を実現したのに、何が気に食わなかったのか。

「ワープゲートとかありえない体験はしたけど、別にそれくらいで。他はへー、ふーん。て感じかな。異世界といっても慣れると感動ないし。金髪褐色碧眼の美少女アバターにしても自分がなってみると違ったわ。」


友達のいない休み期間の学生なんてニートと変わらないし、同じゴロゴロするなら現実世界でネットサーフィンとかするわ。そうそう、読んでない漫画とかあるんだよね。無料のやつ!

しばらく読めてないから話数貯まってると思う。



何をいってるのか分からない。せめて魂だけでもこちらが自由に使える資源として活用させてもらうことにした。元より、徐々に人格を矯正して実験に便利な駒になってもらう予定だったので、我々の計画には狂いはない。


さて、名前は何にしようかしら?

今度はちゃんとした女の子として生きさせてあげるわね、ウフフ。(博士は褒めてくれるかしら)

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