悲劇の始まり 2
「全く、まるでB級映画の登場人物にでもなった気分だな」
エミリ―達が話し合いをしている最中、廊下の壁にもたれかかりながら自分のスマートフォンを見つめていたキンバリーは、くつくつと堪え切れないといった様子で笑い声をもらした。どうやら、スマートフォンに表示されている何かが、酷くお気に召したらしい。
キンバリーは、更にサッと幾度か指を滑らせた。すると、ディスプレイには、キンバリー自身の銀行口座が表示される。そこに映っている金額を見て、再びくつくつと嗤い出す姿は、傍から見るとかなり危ない人間だ。その表情が、保安局の捜査官とは思えないほど、欲に塗れている点も、そんな雰囲気に拍車をかける。
「捜査官として小芝居するだけでこれかよ。本当に、命懸けで犯罪者共と渡り合っているのが馬鹿らしくなるな」
スマートフォンをポケットにしまいながら、キンバリーはそう独り言ちる。同時に、頭の中にこれからのスケジュールを展開した。――本当の雇主からの依頼により、エミリー=グラントを掻っ攫い、更に、保安局から足抜けするという人生を賭けたスケジュールを。
キンバリーが、エミリー達がいる部屋の外で護衛の体を取りながら待機しつつ、その実、仲間に対する裏切りと犯罪行為の確認をしていると、キィと小さな音を立てて部屋の扉が開いた。
中から出てきたのは、デニスとロドだった。
「ん? どうした? 迎えの時間までは、まだしばらくあるぞ?」
「持っていくものの最終確認をしておこうと思いまして」
「もう、何度も確認したんじゃないのか?」
「性分なんですよ。確認の点検は、何度してもし足りないんです」
眼鏡をクイッと押し上げながら肩を竦めるデニスに、キンバリーは「……そうかい」と頷き、視線で隣のロドへ「お前は?」と問いかける。
「俺はこれっすよ」
「たばこか……。まぁ、いい。だが、あんまり勝手に動くなよ? お前等も保護対象者なんだからな」
「いえっさー」
指先で摘んだたばこをブラブラさせつつ、ロドはふざけ気味に敬礼を返した。そうして、キンバリーの視線を受けつつ、デニスと共に廊下の奥へと消えていく。
もちろん、デニスとロドのキンバリーに対する言葉は嘘だ。エミリーとダウン教授が逃げやすいように、これから騒ぎを起こすつもりなのである。具体的には、【ベルセルク】が保管されている研究室の近くで、他の有害な薬品を「誤ってばら撒いてしまったぁ~」という騒ぎを起こすつもりだ。
もちろん、ばら撒くのは無害な薬品だが、直ぐに薬を接種しなければ命に関わる! と騒げば、その真偽を判断できない保安局の護衛官達は慌てるはずだ。その隙に乗じて、研究施設を抜け出そうというのである。
まさか、自ら保護を依頼しておいてさくっと姿を暗ますなど、保安局の護衛官達も思わないだろう。そのうえ、研究棟は、そこで一日の大半を過ごすことも少なくない研究員達にとって家の庭のようなもの。逃げ出せる可能性は高いように思えた。
と、そのとき、再び部屋の扉が開いた。出てきたのはジェシカとサムだ。ジェシカはサムの腕にしなだれかかっており、露出の激しい衣服から覗く豊満な体を惜しげもなく押し付けている。
「お前等もか……何の用事だ?」
キンバリーが壁にもたれたまま話しかける。
「え~、見たら分かるでしょ~? 二人っきりになりにいくのよ~。これからいろいろ大変そうだし~、今のうちにね~」
「あ、ああ、そうなんだ。捜査官、少しくらい、いいだろう?」
間延びした話し方をしながら、ますますサムにしなだれかかるジェシカ。サムは目が泳ぎまくっているが、どうにかキンバリーへ答える。
実際のところ、ジェシカとサムはただの友人で、恋人でもなんでもなく、デニス達と同じく陽動をするため部屋を出ただけだ。恋人ということにして、適当な捜査員に美人局的なことでもしてやろうという腹なのである。
ただ、ジェシカの演技が白熱(?)しているのは、サム的に予想外。普段と全然違う口調や、腕に伝わる柔らかい感触に動揺が激しい。
「……はいはい。好きにしな」
「は~い、好きにしま~す。むしろ、サムの好きにされてきま~す」
「……」
呆れた表情で肯定したキンバリーに、ジェシカはニコニコと笑いながら手を振る。サムは、ジェシカの演技にちょっぴり恐怖を覚えつつ、無言で頷いた。
そうして、廊下の角を曲がって姿が見えなくなったジェシカとサム。
キンバリーは、腕を組んだまま壁にもたれる姿勢を崩さず、静かに時が来るのを待つ。
どれくらいそうしていたのか。キンバリーが、いい加減、コーヒーの一つでも欲しくなってきたころ、その異変は起きた。
ビッー、ビッー、ビッー、ビッー!!
突然、鳴り響いた警報音。キンバリーはうっすらと口元に笑みを浮かべると、袖に仕込まれている通信機を口元へ近づけた。
「ウォーレンだ。各員、状況報告」
キンバリーに動揺はない。全ては予定通り。部屋から出ていった学生達の思惑などお見通しだった。故に、届く各護衛官達の報告も「異常なし」か、「学生が~」というものだと分かっていた。
そう、全ては予定通り――だったはずなのだ。
「? おい、クライトン、ミュラー。応答しろ。おい、どうした?」
各護衛官からは異常なしの報告が上がってきている。少なくとも二か所から何らかの騒動が起き、その報告が来ると思っていたキンバリーは、最後の班以外からも異常なしの報告しか来ないことを訝しんだ。
しかも、最後の、二人からは報告そのものが来ない。通信機からは、いくら呼びかけても反応がない。
「……おいおい。まさか、ただの学生に後れを取ったんじゃないだろうな」
キンバリーは頬を引き攣らせて、まさかの展開を想像する。が、通信が途絶した二人が張り込んでいた場所が、【ベルセルク】を保管している場所だと気が付いた瞬間、サッと顔色を変えた。
「っ、ディクソン! ラッセル! 今すぐこっちに来い! 嬢ちゃんの警護につけ!」
『はぁ? ウォーレン、なにを言ってんだ? こっちもちょうどガキ二人が来たところだぞ。警報に驚いちゃいるが――』
「そんなのは放っておけ! 別口が来てるかもしれねぇ! 【ベルセルク】が奪われるぞ!」
『なっ、ちょっと待て! そんなの予定に――』
「くっちゃべってる暇はねぇ! 俺はクライトン達のところへ様子を見に行く! 万が一に備えて、嬢ちゃんは奪われるなよ!」
キンバリーが怒声を上げる。直後、部屋の扉が少し開けられ、そこからダウン教授が顔を出した。
「何事かな? 私達は――」
「何者かが侵入したかもれない。警護二人をつけるから、部屋から出るな」
「いや、しかし――」
反論しようとするダウン教授に、キンバリーは踵を返しながら言った。
「【ベルセルク】が狙われているんだよ!」
「!? も、もしや、デニス達が」
「違う! あいつらは別の場所で確認されている! だから焦ってんだ。いいから、部屋の中で大人しくしてろ!」
「わ、分かった」
ダウン教授は動揺しながらも部屋の中へ戻った。直後、清掃員の恰好をした護衛官二人が駆けつけてくる。
キンバリーは、二人にその場の警護を任せると凄まじい勢いで廊下を駆け出した。
「くそったれ。なんかの間違いであってくれよ。こちとら、この計画に人生がかかってんだ!」
悪態を吐きながら、キンバリーは非常階段を駆け上がる。【ベルセルク】は四つ上の階――十階にある厳重管理の薬品保管庫に入れられているのだが、もし侵入者がいるなら、非常階段の方を使う可能性が高いことと、単純に現在地から一番近かったからだ。
十階の保管庫は、IDカード、指紋認証、十二桁のパスワード、音声認識を用いた四つ鍵を開けなければならない。おまけに監視カメラもある。
故に、そう短時間で奪われるとは思わないが……
訓練を受けた捜査員ではないとはいえ、武装した屈強な男数人を、救援を呼ぶ隙も与えず無力化されたかもしれないのだ。
もし、何かの間違いではなく、本当に侵入者がいるとしたら、そいつは相当な手練れということになる。
キンバリーは嫌な汗を感じながら、三階分を一気に駆け上り、九階と十階の踊り場に足を踏み入れた。その瞬間、
「おっと」
「あ? お前……」
激しく動揺するキンバリーの視線の先、そこには十階のフロアから今まさに降りてこようとしていた男がいた。なんとも特徴のない男だった。二十歳くらいにも、四十代くらいにも見える。のっぺりとした風貌に、中肉中背、長くも短くもない茶髪。高級感も安物感もないスーツ。そして、白衣。
男は、キンバリーを認めると何とも軽い声を上げる。普通なら、ここの研究員なのだろうと察し、そのまま「失礼」とでも言いながら通り過ぎて、二度とは思い出さないだろう。
だが、
「お前、そのスーツケースの中身はなんだ」
その特徴のなさと、手頃なサイズのスーツケース、そしてキンバリーの捜査官としての感が男へと意識を向けさせていた。
「研究資料ですけど? そういう貴方こそ、どちら様で? 見ない顔だし、研究員といった様子でもないし……あれ、もしかしてこの警報と何か関係してます? 私、もしかしてピンチ?」
引き攣り顔を見せながら、一歩、振り返らないまま階段を上る男。その言動からすると、一見、不審者に遭遇したただの研究員に思える。
「俺は保安局の捜査官だ。重要な薬品が盗まれた恐れがある。悪いが、そのケースの中身、確認させてもらうぞ」
「いやいや、研究資料を外部に晒すなんてありえないですって。怪しいなぁ、本当に保安局の人ですか?」
キンバリーが一歩詰めれば、男も一歩下がった。キンバリーは、男の言動に僅かに目を細めると、「じゃあ、バッジを見せてやる」と国家保安局捜査員の身分証を懐から出そうとして……
銃を抜き撃ちしようとした。
「あちゃぁ、この人キレてるわ。いきなり撃とうとするとか、やばい人だわ」
「……てめぇこそ、普通じゃねぇだろ。どこの誰だ?」
キンバリーの銃口が、至近距離にいる男のこめかみに突きつけられている。同時に、一瞬で間合いを詰められたキンバリーの首筋に、ナイフが添えられていた。
そう、白衣の男は、階段という不安定な場所で、キンバリーが抜き撃ちするより速く間合いを詰めたのだ。しかも、驚くことにそのナイフは、男の袖から飛び出しており、明らかに仕込みナイフだと分かった。
ぶわりと噴き出る冷や汗を感じるキンバリー。どうせ、今回の件でお尋ね者になる予定だったので、大事な金のなる木を奪われるくらいなら、無関係かもしれない研究員の一人や二人始末するなんて気にすることもなかった。が、蓋を開けてみれば、相対しているのは自分より遥かな手練れ。
やばいっやばいっと本能がけたたましく警鐘を鳴らす。
刹那、
「ウォーレン!」
「キンバリーっ」
と、キンバリーの名を呼ぶ声と銃声が轟いた。階下から護衛官達が集まってきたのだ。発砲され、「おっとっと」などとやっぱり軽い言動のまま一瞬で身を引いた男の、少し離れた壁が弾ける。最初から当てるつもりのない、キンバリーから引き離すための発砲だったようだ。
男は、そのまま階下に降りるのを諦めたのか、上の階に上っていこうとした。
「させるかっ!」
キンバリーが連続して引き金を引いた。飛び出した弾丸は、とっさに身を捻った男の脇を抜けて壁に穴を空ける。
「正気か!? 劇物が入ったケース持ってる相手に発砲って!」
「そいつは空気感染しない! たとえ飛沫感染しても、少量なら二次感染もない! 奪われるくらいなら壊す方がまだマシだ!」
確かに、【ベルセルク】は接種または接触がなければ感染しないし、【ベルセルク化】した者からの二次感染においても、元の摂取量が少量なら、たとえその体液を接種したとしても感染はしない。
それでも、危険すぎる薬品が飛び散る危険を敢えて冒すキンバリーに、男は少々引き攣った表情になりながら、遂に懐から銃を取り出し反撃に出た。キンバリーが横っ飛びする中、階下から上がってきた護衛官二人が足を撃ち抜かれて崩れ落ちる。
悪態を吐きつつ、銃口を男に向けたキンバリーだが、直後、その目が大きく見開かれた。
「てめぇはニンジャか!?」
男は、なんと階段を飛び降り、手すりを蹴って更に跳躍し、キンバリーの頭上を越えたのである。しかも、そのまま壁を蹴って反転し、キンバリーへ襲い掛かった。
キンバリーは銃口を向け直すが、それより速く男の飛び蹴りがキンバリーの胸を打った。肋骨が圧し折れたのではと錯覚するような衝撃と、強制的に排出させられた空気に、「ガハッ」と呻き声を上げながら吹き飛ぶ。
あわや、そのまま吹き飛んで背後の階段に叩きつけられ無力化されるかと思われたが……そこは、キンバリーとて元軍人にして軍格闘術の達人だ。咄嗟に銃を捨てて蹴り足を掴み取ると、吹き飛ばされる勢いに相手を巻き込んだ。
「ぐぁっ」
「っつ!?」
男は、キンバリーを踏み台にしてどうにか階段に叩きつけられることは回避したものの、バランスを崩して派手に倒れる。
それでも、ダメージ量で言えばキンバリーの方が大きく、直ぐに立ち上がった男と異なりキンバリーは衝撃で動けなくなった。
男は、やれやれと言った様子で肩を竦めると、そのまま立ち去ろうとする。
そのときだった。悲劇へと繋がる、悪魔的としか言いようのない出来事が重なったのは。
「ウォーレン捜査官!」
「この野郎! それはエミリーのだぞ! 返しやがれ!」
現れたのはデニスとロド。どこかへ行ってしまった警護官と、聞こえる警報。【ベルセルク】がまた盗まれるのではと心配になって様子を見に来た二人は、エレベーターで十階に来て、そこで階段から銃声を耳にした。そして、男の姿を認めて、事態を察した二人は、キンバリーや護衛官が倒れているのを見て、正義感を出した。出してしまった。
血の気の多いロドが男に飛び掛かり、用意していた無害だが異臭のする薬品を投げつけるデニス。
当然、男はロドをあっさり蹴り飛ばすが、薬瓶は、狙い違わず天井に当たって砕け散り、その異臭のする中身をぶちまけた。当然、下にいる男やキンバリー、護衛官達にシャワーの如く降りかかる。
男は、咄嗟にスーツケースを頭上に掲げて正体不明の薬品から身を守ろうとした。
刹那、一発の銃声と共に、その手からスーツケースが弾き飛ばされる。発砲したのは、撃たれて倒れていた護衛官だ。弾き飛ばされていた銃を、少しずつ這って取りに行き、ようやく手に取って、ロド達に気を取られている男の頭を狙ったのだ。
故に、それはスーツケースに当たったのは偶然だった。むしろ、スーツケースを手に下げた状態であるからこそ、頭を狙ったのだ。だが、薬品を天井に投げつけるというまさかの出来事により、男が予想外の動きをしてしまった。
そして、悪魔的な偶然がもう一つ。弾丸が、ピンポイントでスーツケースの鍵の部分に当たってしまったのだ。
結果、鍵を破壊されたスーツケースは、男の手から弾け飛び、壁に激突することで蓋を開けてしまった。
そう、【ベルセルク】の薬瓶が詰められた中身を、晒してしまったのだ。
まるでスローモーションのように、落ち行くスーツケースを視線で追うその場の者達。重力に従い、地面に落ちたスーツケースから、飛び出す【ベルセルク】。入っていたのは二つの瓶。
一つは、衝撃で飛び出して踊り場の真ん中で砕け散った。中身が、飛散する。
「浴びるな!」
「っ」
キンバリーが怒声を上げる。その視線の先には、倒れたままのもう一人の護衛官の姿が。
護衛官は咄嗟に腕で顔を庇うが……遅かった。
「ぁ、ぁ? ぎぃ!? ァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッーーー!!」
【ベルセルク】の飛沫が護衛官の目や口に飛び込み、一拍後、護衛官が絶叫を轟かせる。ドクンッと脈動が響き、ベキッバキッゴキッという生々しい音と共に変身が始まる。
「こうなっては、仕方ない、よねぇ」
男が、苦虫を噛み潰したような表情で肥大化していく護衛官の頭に銃口を向けた。そして、躊躇いなく発砲し、頭部を吹き飛ばす。飛沫を少量接種したくらいなら、変身前に殺せば問題ない。
あっさり崩れ落ちた護衛官。
目の前で人が死んで、動揺を隠し切れないロドとデニスだったが、それでもキンバリーや男と同様、ベルセルク化を止められて安堵の気持ちを抱く。
その瞬間、
――ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!
階下から産声が上がった。ベルセルクの産声が。
「っ、もう一つは!?」
「ない……くそっ、落ちたのか! こっちに気を取られ過ぎた!」
そう、もう一つの薬瓶がどこにもなかった。
もう一つの薬瓶は、確かに、手すりの柵の隙間から階下へと落ちたのだ。そして、途中で手すりに激突して中身をぶちまけた。それだけなら、まだ良かった。しかし、運の悪いことに、否、ある意味、必然というべきか、階下には、手すりから顔を覗かせて上階を見ている者が多数いたのだ。
警報音と、上階から聞こえる銃声。研究棟に残っている生徒や教授、警備員などが、気にならないはずがない。
だから、上階から降り注いだ狂戦士の生誕薬を、余すことなく浴びてしまった。飛沫などというレベルではない。一瓶、丸ごとだ。【ベルセルク事件】のときですら、実は注射一本分にも満たない量だったというのに。
「あぁ、もうっ。とんだ失態だっ。今日の私の運勢は、最悪に違いない!」
男は、そんな悪態を吐きながら飛ぶようにして階下へと降りていく。
「ぐっ、くそがっ。待ちやがれ!」
キンバリーが未だダメージの残る体に顔を歪めながら、どうにか立ち上がり、男の後を追いかけて階下に駆け下りていく。
「ロド! 戻るぞ!」
「え? あ、デニス? でもよ、こんな……」
「しっかりしろ! みんなに知らせないと! それに、あの男がエミリーのところに行くかもしれないんだぞ!」
「っ。そ、そうだな」
動揺の激しいロドを、デニスが叱咤し立ち上がらせる。
そして、頭部を弾かれた護衛官の成れの果てに、悲痛そうな表情を向け、二人はエミリー達の待つ部屋へ駆け出した。
階下から響く、無数の咆哮と、連続した発砲音を耳にしながら。
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