表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/17

第一話 ショッピングモールの大惨劇

「ショッピングモールでの火災は誤報、どうやら爆弾だったらしい。その上犯人は混乱に乗じて刃物を持って死傷者を出していると、消防から連絡が入った。現場へ急行してくれ。」


「はい!」


 課長の言葉に皆が席を立つ。私も席を立ったが、皆は出口の方へ私は課長の方へと向かう。


「何だ?鏡野?」


「銃の携帯許可をください」


「はあ?場所はショッピングモールだぞ。しかも混乱している、そんな場所での発砲は認められん」


「鏡野。行くぞ」


 相棒に任命されいつも迷惑そうな桜田さんが私を引っ張る。


「犯人は爆弾で火災を装い、犯行を重ねています。すんなりと逮捕できるとは思えません。犯行をさらに凶暴化しない為にも、それに混乱に乗じて人質を取る可能もあります。爆弾も一つかどうか…」


「それはそうだが……それならば一刻も早く現場に行け!」


「鏡野警部補!」


 珍しく桜田さんが階級名までつけて呼ぶ。だけど、ここで引き下がれない。


「こんな犯行するんです、自殺で終わるかもしれない。止めれますか?」


「それを止めに行くんだ。鏡野早く行け!」


 仕方ない。時間がもったいない。諦めるしかない…。これだから


「組織は!」


「なんだ?」


 思わず声に出てた。私は課長に礼をして去る。


「いえ、なにも。失礼します。桜田さん行くよ」


「ああ、おいちょっと」


 桜田さんが慌ててついてくる。桜田さんは年は上だけど階級は下。半年前に私を割り当てられて不満そうだ。まあ、当然だよね。年下の小娘が上なんてね。


 桜田さんが車に乗り込み私も同乗する。ちなみに私はペーパードライバーなので、最初にそう告げた時すっごい嫌な顔をされた。まあ、運転手変わりにされると思ったんだろうけど・・・まあ実際にそうなんだけどね。



 現場は凄いことになっているだろう。情報は全く入ってこない。





 予想通り現場は大惨事になっていた。大勢の負傷者がいるが皆、立ったり座っている。軽症すぎるから、きっとこれは一部なんだろう。沢山の避難した人を警察官が誘導している。


 私は中に駆け込んで行く。桜田さんも続く。


「おい、君ちょっと」


 制止した警察官に桜田さんが警察手帳を見せ、すぐに中に入る。






「なんだ……これ」


 爆発現場付近に来た時、桜田さんが呟いた。無理もない。血まみれの人達が横たわっている。何人も。救急車を待っているんだろうけど、数が多すぎる。


「……」


 仕方ない。私は犯行の後をたどって犯人を探しつつ携帯で電話をかける。


「鏡野何してる?こっちに集中しろ」


 桜田さんのゲキが飛ぶ。この惨状だから無理もないんだけど。血まみれの床やまだ運ばれていない負傷者をたどっているんだから。


 電話の相手が出た。


「あ、おじさん?ショッピングモールの件は……じゃあ至急ドクターヘリをお願い。……間に合わない命が沢山あるの!お願いね。」


 電話を切ったあと、さらにもう一本かける。


「鏡野?ドクターヘリって?誰にかけてるんだ?」


 ドクターヘリなんだから病院に決まってるでしょ!と言いたいけど、相手が出た。


「叔父さん、アリスです。ドクターヘリ動かせますか?…そうです。そこです。お願いします」


 電話を切った。


「おい、何でお前がドクターヘリを呼べるんだ?」





「それより…犯人…」


なかなか恋愛話になりませんが、アリスの事情も推理していただけたらと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ