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Flash back from the another planet 他の星から 中京の物語 青春の馬 革命の丘  作者: 是田好
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転 エピソード②

エピソード②

堀部が近づいてきていた 卒業記念も兼ねて お別れパーティーを開く流れとなり 何処がいい となって 海岸で 海辺で 浜辺で という事になった やぁ おぃす ちょっといいかな こちらで 玄徳の近くに腰をおろす この間は悪かった 野暮用で来れなくて なんか大変な目にあったんだって あぁまあな でも わりかし直ぐに駆けつけてくれて助かった ありがとう いやなに 今日はなんだな 女史も来るかもと思ったら 連絡が取れない 行方不明 卒業式も来なかったってなって 女学生達も ひと騒ぎ 一悶着しておったらしい なかには泣き出すやつもおってな なだめるのに一苦労だった 直ぐに確かめてみたんだが 既に引越ししてもぬけの殻だった なんか事情があるんじゃないか かもな 暫く間が空いた 穏やかな風が撫でるように吹く中 あのな 玄徳 この間の野暮用の件なんだが チトな おやっさんと揉めてな 珍しいな 堀部 お前さんがか ああ  で おやっさんに紹介したい相手がおってな いやなに 幼馴染でな 元々は坂東の出らしいんだが 養子としてこちらの方 美濃の方に貰われて来たらしい でコチラの中京の劇団 玄徳も知っているよな 云々の劇団 あぁ アレか 女子の そこの劇団員だったんだが そこをこの間卒業してな でおやっさんに紹介したいと思ってたら 何故か知らんが おやっさんに大反対されてな お前には お前に相応しい 許婚を用意しようと思っておる 遊びならともかくとな 本気なのか その女子とは あぁ 幼馴染という事も有るだろうが なんかしっくりときたもんで 時々は会っていた となったらファンの皆々やスタッフに絞め殺されるかもだが まぁ なんとか無事卒業したからな 頃合いかな と思ったんだが おやっさんだけではない おばぁもご機嫌悪くなって ソレは又 何だって よくわからん 元々 おばぁとはあまり収まりがよくなくてな ソレは又何だって また 暫く間が空いた 他の者には言わないで欲しい まだ誰にも話しをしたことがなかったんだが オレはこう見えても ガキの時分はやんちゃで ソレはまぁ誰しもだろう かも知れんが ある日やんちゃが過ぎたせいか 川で溺れてな 助け出された時は仮死状態 誰もが助からないと 思われていた 一度は 御臨終を告げられた ところが そこから棺を閉める瀬戸際になって 息を吹き返したらしい 皆が喜んだが おばぁだけは違った 元気を取り戻した時に おばぁからハッキリ言われたよ 坊はぎっちょ左利きだったはずなのに 何故か右利きに 言葉遣いもおかしい 坊が知らないはず 使わなかったはずの言葉を使っている アクセントも古い言い回し 今では使わないような 古い言い回しをする お前は一体誰だ 坊を返せ とな まぁ そん時は おやっさんが 取り成ししてくれて助かったんだが なんとなくそれが後々まで引っかかってな おばぁやおやっさん 家の皆々にまで 納得がいくような 振る舞いをしてきたつもりだ ソレはご苦労な事だ なかなかしんどかったろうよ オレもまぁ 自分に引きかえて覚えがある そんな時もあったな と思ってな お前ならわかってもらえるかも と思って前々から話しをしてみたいと思っていた 少しホッとした でどう思う玄徳なら 海へ向かって 先程から 意識的だか無意識だか 石投げ 石切りをしていた つと手を停めると お前はお前なりに 堀部の息子になろうと努力してきた お前は何者であるかよりも何者かであろうと努力してきた 誰よりもだ お前に取って代わる奴なんて いやしないよ お前の行動がお前をお前自身であるととっくの昔に証明しているよ お前はお前なりでもういい コレまで同様コレからもお前さんなりに行動すればいい ありがとう 玄徳に話しができて良かったよ 少しホッとした じゃあな 又後で あぁ 堀部が皆々が集まりだしている方に歩き始めた 玄徳も暫くして 石切りを切り上げて 先程からたちんぼで投げていたが あきたか ソレをやめて皆々の方へと歩き出した 何やら ハチクマの息子の娘たちがはしゃいでいるのが見えてきた そう言えば 卒業記念というだけでなく ハチクマの息子夫婦が上京へ帰るというので その送別会も兼ねての集まりだったな 今いま 思い出したかのように集まりに近づいていった

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