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あとがき
生きやすい世界でもなければ、希望に満ちた時代でもありません。
それでも、ある有名な天文学者がこんな言葉を残しています。
「広大な宇宙と果てしない時間の中で、あなたと同じ惑星、同じ時代を生きられることは、私にとってこの上ない喜びです。」
幸せになる方法も、世界をもっと良くする方法も、私にはわかりません。
でも、その答えの一部は、困っている人に優しくすることや、憎しみや偏見、あらゆる差別に抗いながら、それでも懸命に生きようとしている人たちと、ともに歩むことなんじゃないかと思っています。
失敗を重ねても、まっとうに生きようとしているすべての人へ。
どんなにつらいことがあっても、それでも諦めずに前を向こうとしているすべての人へ。
心からの「ごめんなさい」と、「本当にありがとうございます」を贈ります。
二〇二六年七月、
こうでん・てるあき




