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エアメール(2)

二日後、伊藤さんはアトランタへと旅立った。


前日、


「ゆきちゃん、行ってくるね。飛行機事故がない限り一週間後には帰るからね!!」



伊藤さんは、そう言い放ち一週間が過ぎた。



私も、卒展の準備などで忙しくしていたお陰で あっという間の一週間だったような気がした。



丁度、一週間目の朝、新聞と一緒にポストに入っていたエアメール、生まれて初めて貰ったエアメール。



その絵はがきは、外国映画のキスシーンの絵が一面に描かれていた。



新聞と一緒にポストから取り出した母は、きっとどぎまぎしたことだろう。




それと、母には伊藤さんからだということは判ってもその葉書に書かれていた内容は理解出来ていない。



なぜなら、その文面は英文字がびっしりと並んでいたからである。



かと言う私も太い英和辞典を片手に必死で訳したのですから。





‥顔を赤らめながら〜




《Darling


By the time I get to Japan,

You will not have this card.

H's 50 ms past 5 o'clock.

looking through the window of my room.


I am facing thousaud of moon lights,atlanta's night scenic.


this kind of thing makes me lonely.


Because you are not have.

Iam eagar to have your imnediate decision.


Iam anticiputing your phone.


bye-bye.

Aron love some comboy.

in Atlanta.

(文法的には間違ってます!)

Ito》



このようなラブレターのような葉書を送ってきた伊藤さんは、いったいどんな顔をして帰ってくるのでしょう。




しかし、次の日も次の日も連絡がなかった。






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