第010話 「グレゴリー救出大作戦」
ポール・レオーニのアジトに3人はグレゴリーを救出するために潜入した。
暗闇の中、敵の気配を察知しながら慎重に進む。すると、ポールの部下たちが待ち伏せしており、激しい戦闘が始まる。
一気に、大輔が先頭に立ち「鉄壁」のスキルを発動。
「兄貴!朱華音!今のうちに!」
体全体を鋼のように硬化させ、敵の攻撃を完全に防ぐ。敵の弾丸や打撃が全く効かず、大輔が前線を押さえることで、仲間たちが反撃に移る。
敵がナイフを振りかざし襲いかかるが、彼は素早く反応し、ボクシングのスキルを活かし、敵の腹部に強烈な一撃を叩き込む。敵は吹き飛び、壁に激突して動かなくなった。
次の敵は二丁拳銃の使い手だったが、朱華音が「百恵の召喚」を発動。影から猫が飛び出し、敵の腕に噛みつき銃を落とさせる。その隙に朱華音が華麗なキックを繰り出し、敵は吹き飛ばされた。
「兄貴!思ったより数おおくないですか?」大輔が鉄壁スキルを発動しながら話す。
そして3人は協力して数多くの敵を倒していく。
20人以上は倒しただろうか。
その瞬間に中ボスのような敵が登場。
彼は叫ぶ「こいつは、ちょっと厄介そうだな!いくぞ!」
この敵は巨体の男で、巨大な鉄槌を振りかざす。
だが、大輔が前に出て「鉄壁」のスキルで攻撃を受け止める。
「カキーン!!!」巨大な鉄槌が大輔の鉄壁に当たる。
その瞬間、反動で敵がバランスを崩した。
朱華音が召喚した百恵が更に大男の目をひっかく。
巨体男は叫び悲鳴を上げる「うぉーーーーーーー、、、、」
彼が更に追撃。
アッパーを出し巨体の男を吹き飛ばした。
ついにポールを追い詰める。
ポールはグレゴリーを人質に取り、彼に銃を向ける。
「これ以上近づけば、こいつの命はないぞ!フフ私を甘く見ないほうが良かったな。」
彼たちは一気にピンチになる。
「くそ、、、、どうすればいいんだ、、、、」
彼の頭の中では、前世でボクシングの試合中に倒れた記憶が蘇る。
またこんな所で、終わるのか、、、、、
彼が目をつむったその瞬間。
突然、彼の腕にある稲妻のTATOOが発光し、周囲をまばゆい光で覆った。
体の内側から力が漲り、一瞬でその場から姿を消す。
ポールは驚き、「どこに行ったんだ?」と慌てる、、、、
その背後から「ここだ!」という声が響く。
次の瞬間、彼の手刀がポールの首筋に炸裂し、ポールは気を失った。
無事にポールたちを倒し、グレゴリーを救出。
グレゴリーは震えながら
「ありがとう…俺を助けてくれて」と呟く。
「無事でよかった。グレゴリーさん!生きていて本当によかったよ。」
彼はグレゴリーの肩を叩く。
「こんな危険なことに巻き込んでしまいましたね…」
「本当に、貴方がたには感謝しか無いです。私の目に狂いは無かった。ありがとう!」
「気にするな。グレゴリーさんは、もう仲間だろ?」
朱華音と大輔も大きく頷く。
彼はその瞬間、突然気を失った。
皆が、彼を支える。
「兄貴!大丈夫ですか!兄貴!アニキー、アニ、、キ、、、、、」
その瞬間どこからともなく声が響く。
「お前は今回のバトルでレベルが上がり、稲妻の力を更に強くすることができるようになった。」
彼は驚きながらも、武神の存在に気づく。
「ここは、、、」
「ここへ来るのは2回目じゃな。お前は新たな力、稲妻の如く高速で移動する能力を手に入れた。つまり、稲妻の加護がレベルアップしたのじゃ。よいか?今後も戦いに備えよ。」
「稲妻の加護?」
「じゃ、またじゃのう、、、、」
声は次第に薄れ、静寂が戻る。
彼は気がつくと大輔に抱えられていた。
「兄貴!きがつきましたか?」
「お、おぅ、、、」
3人はグレゴリーを連れ、小深山と合流した。
「無事だったか?無事ってことは?」と小深山が問う。
「もちろんじゃん!」朱華音がそう言いながら、小深山に飛び乗る。
お互いの無事を確認し、安堵の表情を浮かべた。
「これで一件落着だな。」小深山が顔に似合わない強面の顔で笑顔を見せる。
こうして、今回は無事にグレゴリーを救出したのであった。
倒れたポールが気がついた。
「覚えてろ、、、、あいつ、、、、、」と言いながら、また気を失った。




