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暇なんで神様やめます!  作者: 夏冬
第2章 学園生活編
23/36

19

 図書室に着くと、俺達は空いている席を見つけ座り込んだ。

座ると、俺はフェイにあった魔法書を探すためにフェイについ話を聞く事にした。


 「フェイ、君に合った魔法書を探すために、よかったら魔法特性と得意魔法と苦手魔法について詳しく教えてもらいたいんだけど・・・」

 

 俺がフェイにそう言うと、フェイは悩むことなくすぐに返事をしてくれた。


「わかりました。

 僕の魔法属性は・・・」


「すとぉぉぉぉぉぉぷ!

 得意魔法とか、苦手魔法とか普通自分の不利になることを簡単には教えないぞ?

 ましてや、同じ魔法使いに何て!」


俺はフェイが話し始めたことに驚き、フェイの説明を途中で止めると、フェイに本当に教えてもいいのか確認するかのように聞いて、フェイに考えるように促す。

するとフェイは、俺がなぜそんなに確認をするのかわからないようで、首を傾げながら不思議そうにこっちを見ていた。

俺はそんなフェイを見てため息を吐くと、フェイに得意魔法や不得意魔法を教えるべきでない理由を説明することにした。


「普通は不得意魔法も得意魔法も人には教えないんだよ。

 魔術師が苦手なのは、剣士よりも属性相性で不利な魔術師だからな。そのために、自分の得意魔法と、不得意魔法がばれると相手が属性相性で有利となるため、魔術師はあまり自分の魔法について話したがらないんだよ。」


 俺はフェイに位置から説明すると、フェイは更に不思議そうな顔をした。


「そんなことは知ってるよ!

 アラックスが僕の不徳魔法を知っても、人に教えたりしないだろ?

 それにアレックスは剣術科でトーナメントに出るんでしょ?」


 フェイがそう言ったのを聞いて、俺は何も言えなくなった。


「まぁ、フェイがいいんならいいよ・・・」


 俺はそう言ってフェイの話を聞く事にした。

 俺が、フェイの話を聞く為にフェイの方を向くと、フェイはどこか楽しそうな笑顔をしてこっちを見ていた。


「なら、説明するね・・・

 僕の得意魔法は闇属性の魔法ですね、使える魔法は光属性以外は使えます。

使える属性で不得意なのは強いて言えば・・・水属性ですかね・・・」


俺はフェイの魔法について聞き終わると、フェイに質問をする。


「属性についてはわかった。

 フェイはどういった魔法が得意なんだ?サポート系?放出系?強化系?召喚系?」

 

俺がそう質問すると、フェイは少し考えていた。


「得意って言ったら放出系かな。

 不得意っていうのはないかな・・・・」


俺はフェイの返事を聞いて、考えることにした。

『全体的に魔法が使えるオールラウンダーな魔法使いなようだから、少しでも得意な魔法を伸ばす方がいいかな・・・・』

俺が考えこんでいると、フェイが話しかけてきた。


「俺ってやっぱり特徴が無いから教えるの難しい?

無理そうなら無理しなくても大丈夫だからね・・・」


フェイは少し、落ち込んだ声でそう言うと、どこか寂しそうな顔をして俺の方を見てくる。

俺はそんなフェイをみて、励ますように話しかける。


「そんなことはないよ、ただ色んな魔法が使えるからどうしたら良いか迷っていたんだよ。


そう言った俺の言葉を聞いて、フェイは落ち込んでいた顔から、かわいらしい笑顔になって俺の方を見てきた。俺はそんなフェイの笑顔を見て癒されていると、俺はエミリとシャロルの姿が見えたので俺は、少し大きい声を出して二人を呼ぶ。


「エミリ!シャロル!」


俺が2人を呼ぶと、回りにいたほかの生徒達は、俺が急に大きな声を出したので驚いたのか俺の方を見てくる。

俺は回りを見渡して、皆からみられていることを確認すると、回りにいる生徒たちと目が合ったので俺は、すぐに目が合った生徒から目をそらしてエミリとシャロルの方を見る。

すると、エミリとシャロルも俺のせいで注目されているようで、恥ずかしそうな顔をして少し俯きながら俺の方に向かって歩いてきていた。


 エミリとシャロルの2人は俺達の元に来ると、少し怒った顔をして俺の方を見えきた。


「「アレックス!少し場をわきまえてから私たちを呼んでよ!」」


エミリとシャロルが、二人揃って俺に聞こえる程度の声でそう言いながら迫るように近づいてきた。

俺はそんな2人に少し驚きながらも、申し訳ないと思ったのであやまる。


「ごめん・・・悪気があったわけじゃないんだよ・・・」


俺は2人から少し距離を取りながらそう言う。すると、エミリとシャロルは距離をとる俺を見て近づきすぎたのを自覚したのか、少し顔を赤くしていた。


「・・・わかればいいです・・」


 エミリよりも顔を赤くしていたシャロルが、俺から顔を隠すように逸らしながらそう言ってきた。

俺はそんなシャロルを見て、『シャロルって少しぬけてるけど、一つ一つの仕草がかわいいなぁ』て思っていると、俺の顔を見てエミリが、にやけながら話しかけてきた。


「なに?シャロルを見てにやけてんの?」


エミリはそう笑いながら俺に行ってきたので、俺は自分がにやけてたのを実感して恥ずかしくなりながらも、真顔をつくる。

 すると、エミリはそんな俺の反応を見て楽しんでいるのか笑っていた。

 俺はそんなエミリを睨んでいると、シャロルが話しかけてきた。


「アレックスどうかしたんですか?」


 シャロルは俺とエミリのやり取りが気になった用で話しかけてきた。

 俺はシャロルに、「何でもないよ!!」と言ってごまかす。すると、シャロルは気になっているけど無理に聞く気はないようで、聞くのをあきらめてくれた。


俺達がこんなやり取りをしていると、横に座っているフェイが大きめの咳ばらいをした。


「アレックス、そろそろいいかな?」


そう言ったフェイの顔は、口元函区画を上げて笑っているように見えたが、目が笑ってはいなかった。

 俺は、フェイからどす黒いオーラが見えたので、直ぐにフェイと勉強を再開するためにエミリとシャロルに一緒に勉強をするか聞く事にした。


「そういえば、俺達ここでフェイと一緒に魔法についての勉強をしてそのあと、魔法の練習をしようと思ってるんだけど、一緒にしないか?」


俺がそう言うと、エミリとシャロルはお互いに顔を見合わせて少しすると、シャロルが話し始めた。


「ありがたい申し出だけど、フェイさんとはトーナメントで敵同士になりますので、遠慮しときます。

 また後日お誘いしてください」


 シャロルがそう言う、エミリと一緒に図書館の奥へと歩き始めた。

 俺はそんな二人を見おくると、フェイとの勉強尾に集中することにした。


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