アルマの冒険4
ティティ「それじゃぁまずどんな感じか見せてよ~」
アルマはティティとハーティに見守られながら木で作られた的に向かって切りかかる
するとまたも周りの時間がゆっくり流れ始めた
アルマは五つの的を切る
ティティ「あ、あれ?どう、え?え?」
「今アルマちゃん、増えた?」
「いや、残像かな?」
「ほぼ同時に的が切れた気がするんだけど」
ハーティ「ボソボソ」
ティティ「え?そうなの?」
「ふむふむなるほど、瞬身の剣技に似てるけど明らかに速さが違うね」
「ハーティ、どう思う?」
ハーティ「ボソボソ、ボソボソ」
ティティ「え、ハーティ今の見えたの?」
「さすがだね~」
「てことはハーティならいろいろ教えれそうだね~」
ティティ「そうだ、ついでだから魔法適性も見てあげる~」
「あたしね~こう見えて魔法も得意なんだよ~」
ティティは魔法適性のやり方を説明した
アルマはそれに沿って魔法を使ってみる
ティティ「う~ん、何も出ないね~」
「ま、あんま気にすることないよ」
「適才ない人なんて山ほどいるからね~」
「ハーティもそうだし~」
「でも大丈夫~剣技とかのスキルは大体の人が使えるから~」
アルマは少ししょんぼりしていたがその言葉で笑顔になった
ティティ「じゃぁさっそくだけどハーティ」
「簡単な剣技のお手本見せてあげてよ
ハーティ「うん」
ティティは魔法で木の的を組みなおした
ハーティは的の前に立つと太刀に手をかけた
シュッと抜き放つと前髪を書き上げ隠れていた眼を出した
ハーティ「いくよ」
シュンという音がしたかと思うと
そのまま太刀を収めた
ハーティ「終わり」
キンッと太刀を鞘に完全に収める
そのとたん的はすべて真一門に切れた
アルマ「す、すごい」
ティティ「これは居合術って言って」
「オーガの剣術なんだ」
「ハーティは昔オーガの達人に育てられてね」
「居合術や抜刀術っていう特殊な剣術を教わったんだ」
アルマ「でも、その服でよく動けますね」
ハーティ「私、この服好きだから」
「違う格好したくないし」
「だから動けるように練習した」
アルマ「なんか、努力が違う方向なような気がしますが...」
「あら?なんか普通にしゃべってません?」
ティティ「あぁ、ハーティは目が隠れてなかったら普通に話せるんだよ」
「目を隠すとなぜか途端に人見知りになっちゃってね」
ハーティはすでに髪を元に戻していた
ティティ「自分にもなぜかわからないんだってさ」
アルマ「は、はぁ、そうなんですね」
ティティ「よし、じゃぁためしに今の、やってみよ~」
アルマ「え?いきなりですか?」
ティティ「ハーティがさ、こういうのは体で覚えたほうが早いって」
アルマ「わかりました」
アルマは持ってきた太刀よりも短い刀を構える
ティティがまた魔法で的を直した
アルマは集中する
シュッ キンッ
という音の後、的は真っ二つになった
ティティ「嘘...一回でできちゃったよ」
ハーティはパチパチと手をたたいている
ハーティ「ボソボソ」
ティティ「え?アルマならできると思ってた?」
「ふぇええ、アルマってもしかして、天才?」
アルマは顔を赤らめて否定した
ティティ「でも、でたらめにすごいんだけど」
「こりゃもしかしたらハーティすぐに抜かれちゃうかも」
ハーティ「うん」
ティティ「あ、それはいいのね」
ハーティ「ボソボソ」
ティティ「自分より強い人がいればさらに高みを目指せるって?」
「あんたはいったい何目指してんのよ」
「剣聖?」
ハーティ「ボソボソ」
ティティ「あーはいはい、わかってるって」
「オーガの師匠超えるんだよね」
ハーティはコクリとうなずいた
アルマ「私も、強くなれるかな?ハーティさん」
ハーティ「ボソボソ」
ティティ「絶対なれるってさ」
「あ、あとそれと自分のことは師匠と呼ぶようにって言ってる」
アルマ「はい!師匠!」
ハーティは嬉しそうにアルマの頭を撫でた
もうちょっとだけ続くんじゃ




