アルマの冒険2
狼型の魔物に襲われてから数日後
アルマはラウに剣術を習っていた
自分の身は自分で守れるくらいになりたいと思ったからだ
元冒険者であるラウには剣術の心得があったため
快く教えてくれることになった
猫猫亭が休みの日
ラウ「おお、なかなか筋がいいな」
「こりゃニリャよりうまいかもしれん」
ニリャ「かもね~」
「あたしは剣より棒術に向いてたからね」
「ま、冒険者なんて危険な仕事やる気はなかったから」
「護身程度だけどね」
アルマ「私も、自分の身は自分で守れるようになって」
「イアお姉ちゃんに迷惑はかけないくらいになりたいんだ」
と、素振りをしながらアルマは言った
ラウ「よし、だいぶ形になってきたな」
「ちょっと外に出て弱い魔物でも退治してみるか?」
「補助は俺たちでやってやるから」
イアはうなずいた
~ピルカの町外れの森~
ラウ「ここらでいいだろ」
「お、さっそくいたか」
見ると茂みの奥に大きなカエルの魔物がいた
ラウ「あれはここいらでも一番弱い魔物だ」
「攻撃も舌で攻撃してくるだけで単調だし」
「ま、実際にやってみるほうが早いだろ」
「アルマ、よく見ておけ」
ラウは剣を構える
襲ってくるカエルの舌をかわし側面を切り込みあっというまに倒してしまった
ラウ「どうだ?できそうか?」
アルマ「うん!」
目の前には数体のカエル型魔物が残っている
カエルたちはこちらに気づきとびかかってきた
それを華麗なステップでかわすアルマ
アルマ「はっ!」
アルマにはカエルの動きがゆっくりに見えていた
いや、実際に周りの時間の流れが遅くなっていた
三匹のカエルに切りつけるアルマ
カエルはゆっくりと倒れた
ラウ「なんだ...今のは」
ニリャ「一瞬アルマが三人に見えたんだけど...」
アルマは何が何だかわからずきょとんとしていた
ラウ「もしかしたら、アルマ」
「お前はすごいスキルを持っているのかもな」
アルマ「...」
アルマは少し困ったような顔をした
ニリャ「どうしたの?」
アルマ「私が小さいころ、私の周りではいつも変なことが起きてて」
「お母さんもお父さんも不気味がってて...」
「一度見てもらったことがあるんだけど」
「鑑定不能になるらしくて」
「手に負えないとおもったお母さんとお父さんは」
「私を捨てたの...」
ラウ「ほぉ、じゃぁアルマはよっぽどすごいスキルを持ってるんだな!」
「こりゃ将来は英雄かもな!」
ニリャ「うんうん」
アルマ「怖く、ないの?」
ラウ「何がだ?」
アルマ「私、みんなと違うんだよ?」
ラウ「違うからどうした」
「アルマ、お前は素晴らしい才能を持ってんだ」
「胸張って堂々としてりゃいいんだ」
「それに、将来の英雄を育てたとなりゃ俺も誇らしいってもんよ」
ニリャ「そうそう」
「そうとなればもっと修行して」
「そのスキルを完全にものにしないとね!」
アルマはとびっきりの笑顔で「うん!」と答えた
書くの忘れてた




