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26 襲撃 黄の魔人3

 ディアンナは高く飛び、そこから高速で蹴りを繰り出す

シャムシャを抱えて避けるイア

その蹴りは地面に当たる

まるで隕石のような衝撃を放つ蹴り

当たらずともその衝撃は骨まで響いた


イア「なんて威力なの」


シャムシャ「ディアは戦闘などしたことはありません」

     「恐らく、身体強化もされているのでしょう」

     「生前の彼女はナイフですら重く感じていましたから」


イア「あれじゃぁ盾で防いでも無駄かもしれませんね」


 イアは白皮を武器へと変化させた

シャムシャを拷問具の後ろに隠すとディアンナに攻撃した


ディアンナ「コロス、コロ、ス、コロスsコロスコロス」


 壊れた機械のように同じことを繰り返すディアンナ

それでも攻撃は正確で、確実にイアの急所を狙ってくる

その時突如イアは何かに足をつかまれた

拘束具が足に絡みついていた

そのままひっぱられ、拘束ベッドに絡み取られた

そこにディアンナの拳が迫る

ぎりぎりで拘束ベッドを切り刻んで脱出するイア

拳だけでも床は抉れ、大きな穴を開けた

当たっていればイアの体がはじけ飛んでいただろう


イア「一撃でも当たれば、致命傷になりかねない」

  「どうすれば?」


 ディアンナはあいかわらず正確に突きと蹴りを繰り出してくる

そこで、シャムシャの姿を見つけたディアンナ

ターゲットをシャムシャに変える

シャムシャの前に迫り、拳を振り上げる


シャムシャ「キャァ!」


イア「危ない!」


 シャムシャとディアンナの間に入り込み、素早く盾を展開した

何重にも張ったはずの盾はいとも簡単に砕け散り、イアの左胸と肩口を拳が抉った

ちぎれ飛ぶ左腕

しかし、イアはそのときディアンナにできたわずかな隙を見逃さなかった

白皮でがっちりとディアンナの腕をつかむ

そこに白皮でできた武器を叩き込む

ディアンナの体に食い込んだ武器はそこからディアンナの命を吸い始めた


ディアンナ「ふっぐ、ああ!」


イア「終わり、です!」


 すでに再生し始めた左腕でそっとディアンナの腕を握る

ディアンナの瞳にはすでに光が戻っていた


ディアンナ「わたくし、は...」

     「こんな、ことを」

     「やりたくは...」


シャムシャ「わかっています、ディア」


ディアンナ「あぁあ、シャムシャ、ごめんなさい」

     「あなたにあんなことを..」


シャムシャ「あれはあなたの意志じゃない」

     「そんなこと、わかっているに決まってるじゃないですか」


麻痺した足を引きずり、動かしにくい手でそっとディアンナを抱きしめた


ディアンナ「ああ、温かい、あなたはいつも」、温かかった」

     「あの時、死ぬ間際、あなたの顔が頭をよぎった」

     「あなたが、教皇となってみんなを支える姿が見えた」

     「お願い、シャムシャ、ガトを、止めて」

     「彼は、あなたを亡き者にし、この国を、いえ、世界を黒い魔人に」

     「捧げようと、している」

     「あの黒い魔人にそそのかされ、わたくしを操って...」

     「黒い魔人は世界を、何の罪も侵さない真っ白な国にしてあげると」

     「それは嘘、黒い魔人からは、狂気しか感じなかった」


 ディアンナはイアのほうを向く


ディアンナ「イアさん、だったわね」

     「あなたに、私の、親友シャムシャを、守って、欲しい」

     「いい?ガトを、探して、捕まえて」

     「彼が、持っている黒い水晶、それが、黒い魔人に、導いてくれる」


シャムシャ「ディア、もう、もうしゃべっては...」


ディアンナ「わたくしは、もう消えるの、シャムシャ」

     「これで、いいの」

     「でも、前死んだ時とは違う」

     「今度は、あなたの腕の中...で...」


 そのままディアンナは崩れ去った

イアたちがいた空間はガラスが割れるように消えた

そこにはもといたシャムシャの私室風景が広がっている


シャムシャ「行きましょう、イアさん」


イア「はい」


イアはシャムシャを抱え、ガトのもとへと向かう


―スキル 黄の亜空を獲得しました―


 空間を裂き、異空間に入ることができます


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 黒い水晶を使ってイアとディアンナの戦いを見ていたガト


ガト「くそ!くそ!くそくそくそくそくそ!」

  「ディアンナめ!」

  「イアどころかシャムシャまで消せていないじゃないか!」

  「おまけに俺のことまで!」

  「くそがくそがくそがくそが!!!」


黒い魔人「なに、してるの?」


ガト「おお!来てくれたか」

  「あんたがよこした魔人ディアンナ!」

  「あっさりやられたじゃないか!」

  「あんな役立たずじゃなくもっと使えるものをくれ!」


黒い魔人「へぇ~死んじゃったんだ。あの女」

    「まぁ、私の嫌いな女だったからいいや」

    「ねぇ」


ガト「なんだ?」


黒い魔人「協力はしてあげる」

    「でも、今度はあんたの力でやりなさい」


ガト「は?何を言って」


 ガトの視界から消える黒い魔人

すでに後ろに立っていた


ブツリッ


 ガトの首元に鋭い痛みが走った


ガト「ぐっあっ」

  「なっなにを!」


グチャ


ガト「うがぁ!」


黒い魔人「あんたを化け物にしてるの」

    「こんな自分の思い通りにならない国なんて」


    「壊しちゃえ!」


 ガトの姿がみるみる変わっていく

その姿は、まるで、竜だった



黒い人「さぁ!壊しちゃいなさい!」

   「あのゴミくず女といっしょにね!」

   「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」


その目は狂気に満ち満ちていた

竜ってどうやって倒すんですかね?

人間って竜にかてないですよね?たぶん

ジークフリートさん、おしえてください

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