12 修行
~トカリサの街 ギルド 支部長室~
セリス「今日より貴方はギルドの冒険者として働いてもらいます」
「まだ貴方を信用できたわけじゃありませんから」
「行動で示してください」
イア「はい」
イアは神様の言っていた罰について思い出していた
自分を死なせた罰、命を粗末にした罰
そして、今生きていることへの喜びと、大切なものを守れることへの感謝があった
アルマはそのまま猫猫亭で働けることになった
店主のラウも娘のニリャもイアが魔人だということを知ったが
意外にも、暖かく迎えてくれた
ラウ「お前は街を守ってくれたじゃねぇか」
ニリャ「あんたはあの魔人と違う、あんたはあんただ」
二人の言葉にまた泣いてしまった
ラウ「アルマのことは任せとけ、お前はやるべきことをやるんだ」
二人にアルマを預け、イアはクパルとともに旅立った
クパル「とりあえず、魔法を、教える」
「最初に、イアの、出来ること、確認したい」
「戦闘に、活かせるはず」
イア「私のスキルは、命を操作するものと、愛神の加護が主です」
「命を操作するものは生命力を奪ったり、与えたり、スキルを奪ったりできます」
「愛神の加護はこの左の仮面なんですが、自由に形を変えて武器や盾にできます」
クパル「うん、その加護、武器になるなら、属性魔法を、付与出来る、かも」
「武器に、属性を、載せる、イメージで、まとわせる」
「まとわせたら、この的、攻撃して」
クパルが腕を振ると、木の的が生えてきた
イア「やってみます」
イアは白皮を剣に変えて、炎をまとわせた
意外とすんなりできた
その剣を的に振り下ろす
的は真っ二つになると同時に燃え上がった
クパル「そのスキル、魔法付与、出来るみたい、だね」
「それに、上達、速い」
「次、どんどん、やって」
イアは言われた通り、自分の持つ全属性で試してみた
-魔法、炎属性付与を取得しました-
-魔法、雷属性付与を取得しました-
-魔法、風属性付与を取得しました-
-魔法、光属性付与を取得しました-
-魔法、闇属性付与を取得しました-
クパル「一日で、出来るとは、思わなかった」
「感が、いい」
イア「ありがとうございます」
セリス(クパル様、魔人に魔法を教えて大丈夫なのでしょうか..)
(もし、クパル様に危害を加えるようなら、私がこの手で!)
二人の様子を観察しながらセリスは思った
クパルとイアは修行を終え、その日を終えた
インスタントヒーロー(いきなり強いヒーロー)も好きです




