ワード
ワード、それは言葉という意味を持つ………。
《異世界オルタシェティラ 某所》
自分は誰なんだ? ん? あれは。
「見つけたぞ! 炎神の従属者たる我が命ずる!《ファイアエクスプロージョン》!」
自分の目の前に現れた魔術師は、自分に向かい赤く熱い光を放ってきた。
『チーハズレスキル:ワードドレインを自動発動! ワード〈ファイアエクスプロージョンを強奪しました!〉》
ワードドレイン?
自分の目の前には、青き四角い透き通る板の中に文字が浮かび上がっていた。
『名前:ナナイロ・コトバ 18歳(男)』
『取得スキル CHスキル:ワードドレイン』
『永久強奪済ワードスキル:ファイアエクスプロージョン』
『永久強奪保存容量残量:インフィニティ』
ナナイロ・コトバという名前を見た時、自分が何者であるのかという記憶が甦ってきた。
俺の名前は、七色言刃。
「ふふふふ、ははははは、あはははは! その言葉、戴いた!」
《その言葉、戴いた? おい! その言葉、それはワイのコメント、パクるんじぇねよ!》
「パクるだと? 観測者である貴様達の一人であるお前が、俺に向けて記したワードは全て、俺のチートハズレスキル:ワードドレインによって、俺のワードライブラリに自動追加されるんだよ」
七色言刃であるワイが持つチートスキルは、魔術師等の詠唱を強奪するスキルなんやが……最大のデメリットがあるんや、それはやな……。
「また関西弁になってしもうたがな! 観測者達よ、ワイとコメントすんなや! 良いところなんだやから空気読めよ!」
これがデメリットや!
『ワードドレイン発動! 終わります!を強奪しました!』
「ナナイロ・コトバたるワイが命じる! この話、終わりだ!」
[あとがき]
元ネタは2026年5月25日に投稿したポスト。
『こんな言葉を募集します〜ハズレスキル:ワードドレインを手にした俺が!〇〇の詠唱をドレインした結果、世界を蹂躙する魔術師王になる話!』
という虚構小説投稿サイト:チートノーハズレノベルズに投稿された虚構学園勇者召喚ジャンルの虚構タイトル。
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