表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/24

チート

チート、それはイカサマという意味を持つキーワードである……。

 

 チート神皇国(かみこうこく) 皇国直営チート販売店



 チート神皇国に住む一人の神様。

 その名はシーヒート神という。



 シーヒート神が現在いるのは、チート販売店。

 チート販売店にはチート商品が幾つも並んでいた。



 ファンタジー世界に創造神として降臨するチート商品もあれば、死者を特殊能力を付与してチートサイボーグにして、異なる世に放つチート商品等もある。



 そんな数多にあるチート商品の中で、シーヒート神が手にしたチート商品は……。



「ん? なんて書いてあるのか分からないが、えーとナメ……概念……変える力を与えるチート? なんとなく凄そうなチート商品っぽいし、これにしよう!」




 シーヒート神は、なんとなく凄そうなチート商品を購入してしまった。




 チート商品購入後から遥か悠久の時を経て、シーヒート神は遂にこのチートを転生者に与える時が来たのだ。




 しかし、シーヒート神にチートを与えられた転生者はこの状況を不服とし、シーヒート神に対し、次の様に告げた。




「お前、人を勝手に死なせておいて、こんな凶悪チートスキルを勝手につけるなんて、お前何様だよ!」

「はっ? 我がチートを与えておらねばお主は死んでおったのだぞ、むしろ感謝してほしいぐらいだわ」




 シーヒート神の返事に転生者は黙り込んでしまった。




(勝った!)




 シーヒート神は勝利の悦に浸っていた……だが黙り込んでいた転生者は、顔を上げてシーヒート神にこう告げた。



「シーヒート……CとHeatで合わせてチート。つまりお前の名前の概念はチート、だからお前が与えてくれた名前の概念に干渉するチート能力で、お前の名前を改変してやるよ! お前の名前は今日からチーズだ!」




 シーヒいやチーズにとって、全く理解不能なこの状況。

 こうして神だったチーズは、家庭の食卓に舞い降りた。




 [NAME-INTERFERING-CHEAT]

 これがシーヒート神が購入してしまったチート商品である。



 終。

チートを与えてくれる神様がどの様にチートを仕入れているのかを想像しながら書きました。


お読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ