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第一章 流浪者たち

ベリットは眉をひそめ、底の見えない前方の暗闇を不安げに見つめていた。


彼の後ろには、まとまりのない武装した者たちが続いていた。整った隊形もなく、厳格な行軍規律もなく、身に着けた鎧の様式さえ千差万別だった。


この曲芸団のような一団こそ、ベリットが大金をはたいて各地の匪賊や冒険者の中から選び抜いた「精鋭」——その場しのぎで寄せ集めた傭兵部隊であった。


彼らが本当に精鋭かどうかは、親愛なる女神アニスだけがご存じであろう。ただ「これは暴徒の集まりである」という事実だけは、誰の目にも明らかだった——そして暴徒に最も欠けているものといえば、ほかならぬ忍耐である。


そのことを骨身に染みて知るベリットは、仕方なく右手を掲げ、空中に円を描いた。背後の傭兵たちは遠慮もなく勝手に空き地を見つけて腰を下ろすと、腰の酒壺を外しては笑いさざめきながら飲み始めた。


ベリットは深くため息をついた。体感時間が告げるところによれば、この冒険団はすでに半日あまり、この広く深い隧道の中を進んできたというのに、目の前の暗闇にはいまだ終わりが見えない。


理性はすでに最大音量で、ベリットの脳裏に「今すぐ引き返せ」と警告していた。しかしこの頑固な老人の心は、そのとき執念に完全に占拠されていた——彼はこの「悪魔の口」を抜け、百年ぶりに魔界へ足を踏み入れる最初の人間になることを、すでに決意していたのだ。


ずるずる——っ!


この粗野な傭兵たちの中にあって、食べっぷりで「群を抜いて」いる奴が二人いた。


この二人は見たところとても若い。男はふわふわと乱れた赤い髪をしており、やや細身の体つきは周囲の筋骨たくましい傭兵たちとまったく馴染まない。女は頭にうっすらと埃をかぶり、本来の美しい金色を覆い隠していた。


二人は片手で石のように硬い黒パンを砕き、もう一方の手でその黒いかけらを、まるで清水しか残っていないかのように薄い小麦粥に混ぜ込むと、三日三晩も腹を空かせた野良犬のように、ずるずると口へ流し込んだ。


この一種のパフォーマンスに周囲の傭兵たちはひとしきり笑い興じたが、ベリットはそれを見てただ首を振るばかりだった。


その場しのぎで寄せ集めた寄せ集めの軍とはいえ、ただ飯にありつくためだけのこうした浮浪者まで隊に加えてしまったことは、とても笑える話ではなかった。


簡単な休憩を終えると、一行は再び果てのない暗闇へ向かって進み始めた。


パキッ、パキッ!


鵞卵ほどの大きさの砕石が、前方の暗闇から転がり出て、ベリットのつま先で止まった。


幾度となく戦場をくぐり抜けてきたこの老人は、一瞬にして前方の空気のわずかな変化を察知した。


「——止まれ!」


老いていながらもよく通る声が暗い隧道に響き渡る。それと同時に、前方の暗闇で空を切る音が走り、黒い矢が正確に一行の前方にいた傭兵の一人に命中した。


「痛っ!こ、これはいったい——」


言葉を半分口にしたところで、矢を受けた傭兵はもう声を発せられなくなった。露出した皮膚はたちまち紫色に変じ、眼球は弾けんばかりに外へ飛び出し、血を吐いて地面に倒れた。


ヒュヒュヒュ——!


さらに多くの黒い矢が暗闇から撃ち出され、四、五名の傭兵の命を代償に払ってようやく、冒険団は事態を理解した。


「じ、地精霊だ!」


奇形の容貌が、小人のような低い体躯とともに、暗闇から次々と現れた。


この醜い精霊たちは、子羊を見つめるような貪欲な目つきで冒険団を眺めていた。


隊列前方の地精霊は鉈と木の盾を持ち、体には笑ってしまうような鉄片をあちこちにぶら下げている。一対一なら、屈強な農民でさえ押し勝てるだろう——だが本当に人を震え上がらせるのは、後方で黒い矢を携えた連中であった。


この奇形で知能の低い種族は、ただ「毒」の扱いにかけてはかなり長けていた。


「慌てるな!盾を持つ者は前に出て耐えろ!弓兵は敵の第一射が終わったら反撃だ!」


ベリットの判断はなかなか見事だった。小柄な地精霊の歩兵であれ、毒を塗った矢であれ、傭兵たちの堅い盾を破ることはできない。そして人数でも装備でも絶対的な優勢にある味方の弓兵なら、第一射を終えた後に、このおかしな地精霊の部隊を必ずや粉砕してみせるはずだった。


しかしベリットは忘れていた。自分が指揮しているのは厳格な規律の軍隊ではなく、その場しのぎで寄せ集めた暴徒の一団だということを。


「殺せ!こんな醜い畜生ごときが、この俺様の行く手を阻むだと?!」


「ぺっ!俺は成人する前に、こんな家畜どもを二十匹以上も斬り刻んでるんだぜ!」


背後の傭兵たちは、足を開いて互いに押し合いへし合いしながら、前方の地精霊部隊へと押し寄せていった。彼らの目には、この小人どもは脅威にすら映らず、せいぜい退屈な旅の途中で暴力を振るって憂さを晴らす道具にすぎなかった。


「——愚か者どもが!」ベリットは怒りで全身を震わせたが、その叱責もすぐに傭兵たちの喊声に飲み込まれてしまった。


傭兵と地精霊の歩兵がぶつかり合った瞬間、その小人軍団はたちまち瓦解した。傭兵たちはますます勢いづき、われ先にと後方の地精霊の弓兵めがけて突進していった。


ヒュヒュヒュヒュヒュ——!


矢が四方八方から飛んできて、傭兵たちは避ける暇もなく、数十人が瞬く間に地面に倒れた。


「岩壁だ……奴ら、岩壁の洞窟の中に隠れている!」


何人かの傭兵は、毒矢が飛んでくる方角に気づいたらしい。さあ盾を構えて防ごうとしたところで、この押し合いへし合いの群れの中では振り向くことさえままならないと気づいた。


さらに一斉射撃が繰り出され、あちこちから上がる悲鳴とともに、冒険団の先鋒部隊はほとんど全滅した。


「あ……」ベリットは震えながら地面にひざまずいた。命の脅威よりも、己の生涯の夢がこうもあっけなく潰えていくのを目の当たりにしたことのほうが、この老人を深い絶望へと陥れた。


醜い目が暗闇からじっとベリットを睨みつけ、数十本の黒い毒矢が弦に番えられた。


————


幾条もの銀色の光がベリットの目の前を走り、毒矢は空中でことごとく折れて、ベリットの周りに散らばった。


粗布のシャツ一枚だけをまとい、すらりとした体つきの赤毛の青年が、ベリットの前方に立っていた。飾り気のない長剣が青年の右手に握られ、銀色の刃が暗い隧道の中で冷たい光を放っている。


「あ……あなたは?」


赤毛の青年は少しだけ振り返り、さっぱりとした声が隧道に響いた:

「おう!俺の名はハド、この冒険に志願して加わった剣士だ。よろしくな〜、くそじじい。」


青年は無邪気な笑みを浮かべた。


「ハド様!依頼主の方に対して、そんな失礼なことをなさってはなりません!」


ベリットの目の前に、慌てふためいた少女が割り込んできた。青年と同じく質素な装いながら、その美貌を隠しきれてはいない。


「申し訳ありません、ベリットさん!ハド様は誰に対してもこうやって礼を欠くんです、どうかお気になさらずに——いたっ!」

「いったい誰が礼を欠いてるっていうんだ!」

そう言って青年は少女の頭をこつんと叩いた。


ベリットは思わず口をあんぐりと開けた。この二人の若者の間には、危険な状況などまるで関係ないかのような空気が漂っていた。


「いったい何度言えば分かるんだ?どんなときでも口答えは許さないと……」

黒い矢の雨が再びベリットたち三人に襲いかかった。ハドという名の青年は長剣を掲げ、隙もなく毒矢をことごとく空中で斬り落とした。


青年は不機嫌そうに口をへの字に曲げた:

「エラ!十秒以内に準備できなかったら、今夜は抜きだぞ!」


「ひ、ひどい!」

少女は慌てて小さな木の杖を掲げ、その先端を前方に向け、呪文を唱えた:

「Eraka rize lika(吹雪よ、猛り狂え)。」


言葉が落ちるやいなや、骨を刺すような寒気が隧道に立ちこめ、二筋の相反する気流が前方の空き地に集まり、瞬く間にすべてを呑み込む吹雪となった。


「ギャアアア——」

この狭い隧道の中では、地精霊たちは荒れ狂う風雪から逃れる術もなく、絶望的な悲鳴を次々と上げた。

少女がそっと息を吐き、手にした木杖をゆっくりと下ろすと、唸りを上げていた氷雪は瞬く間に跡形もなく消え去った。


前方の道には、凍りついた地精霊の氷像だけが残されていた。


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