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如月さんの一人語り  作者: 金木犀
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【モテ期?(1)】

「って、どうすんだよ?」

あれから数日俺たちは一緒に帰っていた。

これからの事を話すには帰り道の方が良い……なんせ、コイツは学校一のモテ男だからな……帰り道まで流石についてくる奴はいねぇしな。一つ分かった事は、俺の家から徒歩10分の所に柊の家があると言うことくらいだ。

「俺としては……次の【本当】の怪談を探したい

 何か知らないか?……無いなら、お前の能力を知りたいんだが?」


「しるか!俺はお前と違って一般人《普通》だから知らねぇよ!」

「お前、テケテケ《あれ》に会っている時点で、一般人《普通》だと言い切れるか?。間違いなく、お前はこちらの住人だ。」

「うっ。」

確かに言えない……

なんか、忘れてるような……すっごく大事な事だったはず……

「あ!今日!【日本オカルト話】の発売日じゃねぇか!」

「お前……よく、テケテケ《あれ》に襲われたのにそんなもの見れんな?」

「確かに襲われた時は……怖かったけどそれと話は別だ!!何があっても、この俺からオカルトを!オカルト愛を取る事は誰もできないからな!」

俺のオカルト愛は一生不滅だ!!!

「………頭大丈夫か?良い病院教えるぞ?」

柊はガチの様子で冷ややかな目でこちらを見てくる。

「元々、これだから大丈夫だ!!」

「なるほど…元々頭がおかしかったのか……」

「違くないけど違う!!」

「矛盾してんぞ……」

何だと!やっぱりイケメンは人類の敵だ(泣)

何言っても、何しても様になる!!!





俺たちは帰り道の途中にあるコンビニに寄って【日本オカルト話】を買った。

「………中々高いな」

お値段は二千五百円……確かに高いが一冊の中に百話入っているから割にあっているだろう。

まぁ、今はそんな事どうでもいい…【日本オカルト話】を読めるからな!

俺たちは、コンビニの近くの公園に移動し、本を読み出した。

「さてと読むか」

俺は新刊の【日本オカルト話】を読み始めた。

【ひきこさん】【貞子】【花子さん】

……今回は女妖怪特集か?俺が次の文へ目を通した時……背筋が凍った。

ん?何だ…今背筋がぞくっと……

この、物語だけ寒気が……その話の名前は……【八尺様】

……確か、この町でもある都市伝説のはずだ……

そんなに、八尺様なんていないだろうし……しかし、テケテケ《あの一件》もあった……もし、もしもだ……コレが実在する都市伝説なら……

詳しく読んでみる価値はある。俺は【八尺様】を読みだした。




読んでみたら八尺様は町に現れる妖怪で……気に入った異性を誘拐する妖怪みたいだ…八尺様に目をつけられても逃げる方法は隣町まで逃げる事らしい……理由は分からないが八尺様は隣町までは行けないらしい……妖怪にも縄張りがあんのか?

「でも、これだけだったらそんなに怖くねぇんじゃねぇのか?」

これだけだったら、普通の人間でも出来ることだ。誘拐するのは人間でも出来る。

さっきまで静かだった柊が喋りだした。

……どうやら俺が本を読んでいる間スマホをいじっていたようだ。

「……確かにこの情報だけなら、ただの頭のおかしい【誘拐犯】と言えるが……どうやら【八尺様】は見た目が普通の人間と違うらしい」

えっ!……と言う事はテケテケ《あれ》みたいに下半身がないグロ系妖怪か?

「【八尺様】の姿は大きな麦わら帽子に白いワンピースだそうだ。」

「それは、普通に女子も着てんじゃねぇか?

それだと、女性全員【八尺様】になっちまうけど?」

それに、今は【夏】そんな女性街中に何人いてもおかしくない。

「あぁ、確かに“服装”はな、確かにどこにでもいる女の格好だろ…‥おかしいのは身長だ」

「身長?」

「どうやら、【八尺様】の身長は“2m 40cm”あるそうだ」

「2m40cm!!!」

はぁ!?俺達より余裕でデカいじゃねえか!

俺の身長は177cmつまり、1m77cmという事。

……63cmも差がある…【八尺様】パリコレに余裕で出れるぞ。

「それに、【八尺様】は“ポ”しか喋れないようだ」

“ポ”だけか……確かにそんな女の人いないな…

「まぁ、ネットではコレが限界……図書館行くぞ、明日」

確かに明日は休日だが……

「明日?俺、朝苦手なんだけど……」

「善は急げと言うだろ?、明日10時図書館前集合な

じゃ!」

そう言うと柊は走って帰ってしまった。


「明日……起きれるかなぁ」

俺は明日の事が心配で眠れ無さそうだ……

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