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A型作業所に通いはじめました。

 5月からA型作業所に通いはじめました。

 隣の市にある作業所なので、毎朝電車で通っています。車は運転できますが、片道10キロを往復するとガソリン代が心配で……。

 幸い電車で通うと、事業所が定期代を全額出してくれるということなので、少々面倒ですが駅まで歩いています。

 通勤時間帯は過ぎているはずですが、駅までの道はそこそこ人がいます。サラリーマンらしき人もいますが、専門学校生(駅前に学校がいくつかある)が多いようです。

 自分はとにかく人が苦手なので、いつもうつむき加減に歩いていますが、そうすると余計に変な人間だと思われるのではと不安になってしまいます。

 実際、自閉症の親戚(ASD)らしいので、歩き方でもそうと分かってしまうんじゃないかと。

 ちらちらと鏡を見ながら、自分の歩き方を観察しつつ、「猫背になってないかな、ちゃんと腕振れてるかな」などと心配しながらびくびくと駅前までの道のりをいく毎日です。

 最近気付いたのですが、駅の入り口(エスカレーター付近)に、邪魔にならない程度に隅っこに集まっている集団がいて、エスカレーターのすぐ脇に腰かけていたり、最初は「なんだか風紀が悪くなったな」程度に思っていたのですが、よく見てみれば年齢層が高めで、若そうな人もいるけれどぼんやりと座り込んでいる人もいて、もしかしたら「お仲間さん」なのかもしれないなと感じました。

 途中、連絡通路で歩行器を使いながら歩いてくる人ともすれ違うので、そんな予感が強くなっています。

 もしかしたらみんな事業所からくる迎えを待っているのかなと。

 でも、歩行器使いながらもどこかへ向かう人の姿を見ると、同じ障害者でも自分はまだいい方なのかな、と少し思います。

 電車の中では、ゲオで借りた漫画などを読んでやり過ごしています。スマホはあまり好きではなく、本当はいじりたくないですが、どうしてもやることがないときはゲームの攻略サイトなどを見ています。そういう気にもなれないときは、対面に座る乗客の足元をぼんやりと見つめる。ぼうっと窓の景色を見ている人がいると、羨ましいと思います。自分もそういう風に無心になりたい。

 作業所では、パソコンとハンドメイドの作業があり、自分はハンドメイドをしています。

 最初はパソコンをしていましたが、タウンワークで「○○県のコンビニ」と検索し、住所や営業時間、最寄り駅などをエクセルのシートににコピペしていく単調な作業で、やっているうちに辛くなってきてしまいました。

 ハンドメイドは折り紙を使ったものや、紙紐を輪っか状にしてリースをつくったりするものがあり、自分は後者をやっています。

 指導員の人たちも忙しいようで、「手順書を見てやってみてください」という感じなので、ぼちぼちと覚束ない調子でやっています。

 1フロアに利用者が20人ちょっと。指導員の方が2~3人で電話番もしているようなので、人手が足りていないのかもしれません。

 というよりも、利用者はパソコンやハンドメイドを自由に選択でき、一律に何かを作っているわけではなく、みんなバラバラに作業している。

 それが『収益』に結びつくようには、自分にはあまり思えません。

 指導員の方たちは、アイロンなどを使って何か難しそうなハンドメイドをしています。

 いちおう一日一個はリースを作って指導員の方に持っていくのですが、これがどこに行くのかなと思うと、うーん……。介護施設や保育所で使ってくれるのならいいのですが、なんだか自分の作ったものが作業所の外へは出て行かないような気がします。

 そんなことは分かっていてA型に入ったつもりなのですが……。なんだかもやもやと。4時間作業して、帰ってきたら夕飯を食べて、横になって寝てしまって、とそんな毎日を繰り返す日々を送っています。

 最近はめっきり本も読まなくなってしまいました。小説を書く、物語をつくる、ということからどんどん遠のいています。

 このまま何にもなく自分の人生って終わるのかなぁ。

 何もできず、誰とも繋がれず、親を看取ったら終わりの日までこういう毎日が続く。

 平和だけど、怖いことはないけど、なんだか……。

 などと大袈裟なことを考えたり、、(^_^;)

 まだ入所して2か月も経っていないのだから、もう少し長い目で見るべきだとは思っています。

 今回は、少しリハビリのつもりで、こんな文章を書いてしまいました。

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