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社会人  作者: あと


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退学、そして新たな一歩

 「これで菊城拓真くんの退学届け受理しました」

その言葉を聞き意識がハッとした。

今僕は大学の教務科の一室にいる。金銭面的にもう大学に行ける状態ではなく

今日退学届を出しに来たのだが心身ともに疲弊しており担当の教務科の人の話が聞けていなかったみたいだ。


教務科の人「本日はありがとうございました。あまり無理をされないでくださいね。」


と哀れみの入った目で見送られる


拓真「ありがとうございます。お世話になりました。」


そう言って教務課を後にする.


ただ何も考えれずに、重たい体の感触だけが重荷になっている。


ふと気がつくと知っている天井が見えた、自分の部屋だ、携帯を見ると何十件と通知があった。

おそらく友人からの心配の連絡だろうと考えていると携帯が震える。

親友からの電話だ。


拓真「もしもし」


親友「もしもし、拓真か?大丈夫かなって思ってさ。」


拓真「今は何も考えられないかな」


親友「それはそうだよな、、、とりあえず飯でもいくか」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


拓真「まさかのワックとはな」


親友「やっぱこのポテトだよ、んでこの先どうするんだよ?」


拓真「いきなりだったしな、何も考えてないな」

確かに大学を辞めたのだから何か考えないとこのままではニートが爆誕してしまう。」


親友「とりあえずバイトして行きたいとことか、したい事してみたら?」

ナゲットを頬張りながら言う。


拓真(行きたいとこか・・・)


親友「因みに俺はここに行きたい」

笑いながら携帯で写真を見せてきた


拓真「エジプトか、ピラミッドでも、見に行くのか?」


親友「一緒に行こうか?」

急なその言葉に考えていると

親友「決定だ!! 4か月後だな」


拓真「ちょ! たいせい、ガチで言ってんのか?」


たいせい「ガチだって! 第一歩ってことでバイトでも探すべ」

笑いながら言うたいせいに対して戸惑いつつも、何かが吹っ切れて楽しみになっている自分がいる。



ここから二人の「人生」が大きく変わる事はまだ知らない。




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