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のほほん異世界暮らし  作者: みなと劉


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95/409

95 ラベンダーとアイスプラントの収穫開始

春の終わりが近づき、村の空気は少しずつ暖かさを帯び始めた。朝日が差し込む中、僕は畑へ足を運ぶ。今日の目的は、ずっと育ててきたラベンダーとアイスプラントの収穫だ。


ラベンダーの紫色の花が、少しずつ色づき、香りを放ち始めた。その芳香に包まれながら、僕は花をひとつひとつ丁寧に摘んでいく。ラベンダーの花は摘むと、手に残る香りが心を落ち着けてくれる。花を束ねると、まるでこの静かな村の時間がゆっくり流れているような気がして、自然と笑顔がこぼれる。


「これで、ラベンダーは香り袋にでも使おうかな。」


次に、アイスプラントの収穫を始める。アイスプラントの葉は、朝露を帯びてキラキラと輝いている。葉の表面に小さな水滴がついて、まるで氷のように見えるその美しい様子に、思わず感嘆の声が漏れた。アイスプラントはその独特な食感と、少し塩味のある味が特徴だ。葉を手に取ると、少ししょっぱさを感じるその味わいが、まるで海の恵みを思わせる。


「今日のサラダにちょうどいいかな。」


ラベンダーとアイスプラントを籠に入れ、畑を後にした。畑で過ごした時間は、僕にとってとても穏やかで、心が落ち着くひとときだ。これからも、この豊かな大地とともに、季節の恵みを楽しんでいこうと、改めて感じた。


家に戻ると、収穫したラベンダーとアイスプラントをしっかりと手入れし、これから使う料理やアイテムに活かせるよう準備を整えた。そして、夕食のメニューにアイスプラントを使ったサラダを追加し、心も体も満たされるような一日が終わった。


「これからも、この村でこうした日々を送っていけるといいな。」



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