表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まどマギ構造解説ーなぜ鹿目まどかは神となったのかー  作者: カトーSOS


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/41

5-6 運用思想と結果

本節では、

魔法少女システムの運用過程において確認できる

キュゥべえの行動原理とその結果を、

思想モデルとして整理する。


キュゥべえは、

呪いのエネルギーの蓄積と回収を前提として設計された

運用装置である。

その目的は一貫しており、

魔法少女が日常的に安定運用されることが

システム上の成功条件として扱われている。


この運用モデルでは、

少女は消耗品的遷移を内包する存在として想定されている。


・魔法少女の運用は濁りの発生を前提とする

・濁りは時間とともに内部へ蓄積する

・一定条件で魔女化が発生する

・魔女化はシステム内部で想定された工程である


という挙動が、

これまでの章で解析した通り有限プロセスとして成立する。


したがって、

キュゥべえ自身は

個体としての保存や生存を目的としていない。

個別のキュゥべえが失われたとしても

運用上の破綻は起こらず、

システム継続が最も優先される思想である。


また作中描写から確認できる通り、


・キュゥべえは虚偽の目的を持たない

・質問された内容には応答する

・同意を越えた介入はしない


という運用結果が一貫している。


以上より、

キュゥべえへの攻撃は

倫理的な報復対象としては意味を持たない。

なぜならキュゥべえは

意思主体ではなく、

あくまで魔法少女システムを遂行するために設計された

役割主体であるからである。


本稿では以上の事項を

運用思想に基づく確定前提として扱い、

次節では

キュゥべえの機能全体像をまとめ、

本章の結論へと到達する。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ