表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レガリア英雄記  作者: 27サグマル
邂逅~「蒼神」再起~
61/213

毒耐性

 クレスたちは現在、リアラと出会ったラコントルと目指すミクスブルグの間に位置する国家、ヘグペウの宿にいる。

 ヘグペウは旧ラヴル領の宗主国だが、ミクスブルグとは対等な関係を築いている。

 軍備・産業・資源のどこにも特筆すべき点のない国だが、レガリス大陸最南端に連合で最も古い歴史を持っている。

 連合内で無数の王家、政権が代替わりする中、少なくとも千年に渡り一貫して現在の王家であるエノフェ一族がこの国を治めてきた。


 宿の中にある食堂には、既にクレスたちの食事も用意されていた。

「あ、クレス。そのドーナツ……」

「ん?」

 マリスが声をかけた時には、クレスは早速ドーナツを飲み込んだところだった。

「たぶん毒だよ」

「「ッ!?」」

 何でもないことのように告げられた内容に、ティルナとリアラが愕然とする。

「ああ、そういやマリスがいるなら食わなくても分かるんだったな」

「魔法が絡んでればね。見た感じ、この辺は怪しいな」

「こっちもれすね~。毒の匂いが混じってるれす」

「……。いや、クレスさん平気なんですか!?」

「まあな」

 平然と食事を分ける三人に更に硬直していたリアラが息を吹き返した。

 クレスは毒入りだと判断された料理を当たり前のように口に運びながら答える。

「マリス、他の食事には仕込まれてなさそうって事で良いんだよな?」

「うん。あまり大袈裟に騒ぐ必要もないね」

「ああ、そうだな。というかコレ、俺が知ってる怨霊の毒より明らかに安物なんだが……。なんて言うか、薄い」

「そうですか…………」

 もう突っ込むまい。

 リアラは心の中で呟いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ