※魔族
説明回再び。
今後全ての種族種類が出てくるかは謎ですが、一応設定として(汗
設定好きなのでご勘弁を。
種族について少し触れておこうと思う。
爬魔族はその名の通り、爬虫類の特徴を与えた魔族。
肌は種によって様々で、鱗に覆われているのが特徴だ。
蛇や蜥蜴、鰐と言えば想像は容易いだろう。
強靭な肉体を持ち、最も固有魔力の強い種族だ。
その分魔術の扱いに関しては不得意になってしまった。自身の肉体を維持する魔力量が多く、魔術を扱う為の魔力調節がうまくできないのだ。
これは、俺の血を与えた事による、微かな異能の力。
強靭とでも呼ぼうか、彼らには一様にその力が宿るのだった。
獣魔族も同様、猫や犬に似た獣の特徴を持った魔族だ。
爬魔族程ではないが、強い肉体と固有魔力を備えている。
大きな違いは、個体によって大きく変わる能力。察知、嗅覚、俊足。獣独特の能力をそのまま受け継いだような異能。
異能だけではなく、固有魔力も独特で、個体によって扱える魔法の種類が限られている。源として使った魔物の魔力が影響しているのだろう。
この2族は2種類の個体を創造した。
魔物のような外見がそのまま残っている原形種。
狼男や蛇女などがこれに分類されるだろう。
原形種は異能が最も強く、その反面魔術の扱いに難が在る。
人ではあるが、その身体の一部分に魔物の名残のある異形種。
俗に言うケモミミ、ケモシッポだ。別段そこを残す意味は無かったが、趣味とだけ言っておこう。
魔物の特異な能力を残しつつ、最大限の魔術を扱える種である。
結局俺は、数十体の爬魔族と獣魔族を創りだした後に、異能と魔学の両立を諦めた。
魔物と魔力の研究によって判明した事なのだが、魔物は固有魔力の流れ(・・)のようなものが早い。早すぎて自然魔力と反応させる前に飽和してしまうのだ。
俺のように固有魔力を自由自在に扱えるなんて、本来有り得ない事をしない限り、魔学と合い入れる事は無いのだ。
この二つは反発し合い、混ざり合おうとしない。
まるで、魔王と勇者のように。
人魔族、この種は外見的には人に最も近い。
唯一の違いは耳の形だけだ。
長めの尖った耳、エルフと言ってしまえば簡単だろう。
ただ、俺のよく知っているエルフとは違い、彼等は人と同じ寿命であり、固有魔力も至って普通。
普通と言っても、一切の異能を使えない代わりに、多種多様な魔術を扱える。
俺が創造した魔族の中で最も平凡な存在だ。
平凡なだけに、その存在が与えてくれる世界への影響は計り知れない。
俺の想像を超えるとすれば、それは人魔族だろう。
妖魔族は俺が創造した中で最も種類の多い種族だ。
人の姿をした、人ならざる者。獣、爬虫類、人の特徴を合わせ持つ異形の存在。
一切の魔学を与えず、異能に特化させた結果、種類が多くなってしまったのだ。
大きく分けて異能は7種類、7大罪と同じ名前を与えた。
「傲慢・付与系」「嫉妬・放出系」「憤怒・情報系」「怠惰・空間系」「強欲・変化系」「暴食・収束系」「色欲・吸収」
詳しい説明は割愛するが、大まかな7異能として、妖魔に与えた。
決められた魔力操作しか行えないが、並大抵の魔学では到達することすらできない異能の力。
彼等には抑止力として繁栄してもらうつもりだ、人の世に戦いは付き物だが、それによって滅びたのでは創造した意味が無い。
いつか間違いなく起こる戦い、それまでの抑止力として、異能を与えたのだ。
鋼魔族は創造上、最も想像の名にふさわしい種族だ。
彼等は自身の形を持たない、言うなればスライムのような生き物だ。
鋼のような正方形の核だけで生まれ、その身体はこの世界の様々な物質で構成される。
鋼の鎧で覆われた人であったり、木材の寄せ集めで作られた獣であったり、布と綿のぬいぐるみなんて者まで様々だ。
彼等には俺の持てる全ての技術を与えた、一個人の拙い頭であろうと、この世界において俺の持つ技術はそれこそ異能に近い力を持つだろう。
彼等には、来るべき戦いをより激化させる火薬として繁栄してもらおう。
俺自身、自分で生み出した創造が殺し合うところなど考えたくは無いが、人とはそういう物だと思っている自分も居る。
だったら、より過激に始まり。華劇に終わるように。願うだけなら愉快な事だ。
こうして俺は様々な種族を、「起こさないまま」、創造していった。
説明回ですので、2話投稿となります。
最近スピードが怪しくなっているのにこんなペースで大丈夫か・・・?




