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マレビト来たりて  作者: 安積
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8章(10)

「もう、大丈夫なようですね」


そう、ナイルから外出の許可が降りたのは更に5日過ぎてのことだった。


但し、しばらくはイドゥンさんとフィズさん二人の送り迎え付きとのこと。影でこっそりではなく、そばに付き添う形で、だ。


「体調面も心配ですが、精霊連れの子供は目立ちますからね。まあ、目に見える精霊を連れている、その意味を理解していない馬鹿はそうはいないとは思いますが」


とは、ナイルの言葉。契約が済んで誰の目にも見えるようになったマイアを連れるようになったから念のため、ということらしい。

精霊を連れた珍しい子ども、光舞祭から日が過ぎて大分人通りは元に戻ってきたそうだけれど、それでも例年まだ外の街の人はそれなりに残っているそう。精霊のお膝元のこの街の人は気にしなくても、外の人はそうではないから、神殿の庇護下にあることを明示することはお互い良いことなのだと言う。


久々に会うフェクトとユーリグはずいぶんと心配してくれていた。

でも、マイアの姿を見て安心もしてくれたみたいだ。

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