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詩の部屋  作者: タニグチ・イジー
15/15

詩の部屋 15


  ○ 43


猫は椅子の上に座って顔を洗って

髭を整えてから手を舐めている

机の上にあるカップには

紅茶が半分以上残っていて

コーラの方が良かったのだろうかと反省する

猫もコーラを飲んだらげっぷをするのだろうか

最後にげっぷをしながら歩いた夜のことを思い出してみる


  ○ 44


詩の部屋のソファに横になって目をつぶる

浮かんでくるのは色々な文字が

様々な服装をして歩き回っている様子

互いに顔を合わせると

聞いたことのない言葉を交わしている

たぶんそれは私の知らない挨拶なのだろう

そこより深い夢の中へと沈んでいって


  ○ 45


いつの間にか詩の部屋にある机の前に座っていて

私はノートを広げてしばし考え込む

一つでいいから詩を書かねばならない

そう思えば思うほど何も浮かんでこない

文字たちはみな机の上に座り込んで

よく見ると食べ物や飲み物を出して談笑している

夢の中だと笑っていいのかどうかわからない


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