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Episode:10 究極の拉麺を求めて

10話目投稿。




やぁ、おはよう!


ここ暫らく、拠点の拡張や眷属の人数もえたりと順調に日々を過ごしている、蝗の王(アバドーン)だ。




最近のマイブームは、”元の世界の食事の再現”。


転生前は、拉麺が大好きで”隠れた名店”を探して歩き廻ったモノさ。(ヒキコモリの癖になw)


実はこの前、【エルフ】や【コポルト】の集落と交易を始めたお陰で、

”良質な小麦粉”が手に入ったんだ。


その小麦を見てたら、どうしても拉麺が食べたくなって、挑戦してみる事にした。



眷属達も、俺の知識を共有してる為か、実は拉麺に興味津々だったんで、あっさり食いついて来たw


とは言え、簡単に事が運ぶとは、思って無かったんだが、割と簡単に解決した。


まず、一番の障害だったのが、”正確で細かい造り方”なんだが、

知識神の贈り物(うぃきぺであ)】に載ってた。


知識神の贈り物(うぃきぺであ)】マジパネェっす!



次に問題になったのは、”調理道具”だったんだけど、意外にも【マネェ・・】

システムで解決した。


どう言う事かと言うと、”調理器具・拉麺セット10組”が4マネェで交換出来るのを【グフたん】が教えてくれたのだ。


………って、安!!?


【マネェ・・】関連ではその他にも、”調理器具・中華セット10組”が6マネェ・・、

”携帯食料100人・10日分”が300マネェ・・等があって、どうやら、『人間の所為で生活を追われた亜人』の保護をし易くする為の措置として、食料品関係は異常に”コスト”が安いのだそうだ。



さすが【神様】、そこに痺れる!憧れるぅ!!


まぁ、現状で保護しないとダメな亜人とか居ないんで、少しくらい拉麺に

【マネェ・・】を次ぎ込んでも大丈夫だろw



一応、70万あった【マネェ・・】の負債は、全て返済へんさい()みだ。


貯金が2000マネェ・・しか無くなったけどな。


今は、20人程に”仕事(抹殺)”を振り分けて、【マネェ・・】を稼ぎに逝かせてる最中だ。











…そんな訳で、麺やスープの熟成も【腐蝕神の眷属】を使って、あっさり終わったので、これより調理に移る!





うおぉ~~!!


ドンドンドンド! パフパフ!!





………………そんなに楽しみだったんですか、【アリさん】………。


【アリさん】にも話をした処、どうやら”拉麺”に非常に興味を引かれたらしくて、すげぇ楽しみにしてたのは知ってたけど、ここまで、テンション上がってるとは、思わんかったわw


つーか、その”応援セット”どこで調達したしw

……そうですか、漏れの【マネェ・・】ですか……。


【グフたん】も興味を引かれたっポイんだけど、表情()かんねw



まぁ、ともあれ気を取り直して調理すっか。


この為に”調理器具・拉麺セット10組”を5セット購入し、岩山の一部をくり貫いて、この厨房を造ったんだしな。


ちなみに、これだけ掘ってもこの巨大な岩山の、ほんの一部分しか使って

無いんだw


岩山巨大(デケ)ェww






そして、2人1組で50セットになった眷属の内、50人が一斉に、中華鍋で、具材を炒め始める。


作るのは、まずは250人分。(幾等なんでも、正確な数が判らない【アリさん】全員分は無理だから、日替わりで提供する事にした。)





うおぉ~~!!


ドンドンドン! パフパフ!!






次に残った相方50人が、煮立ったお湯の中に麺玉を入れ始める。






うおぉ~~!!


ドンドンドン! パフパフ!!






麺を茹でてる方が、茹で上がる合間を利用して、ドンブリとスープを用意する。






うおぉ~~!!


ドンドンドン! パフパフ!!






いや!【アリさん】どんだけテンション上がってんの!!?


もう、何やっても笛や太鼓叩いてますよ!!!?



そして、その声援で調子こいた最前列の眷属の一人(27号)が、ドンブリを宙に投げ、横に伸ばした腕にストッ!ストッ!ストッ!と一列にドンブリを受け止めて、次々にスープを入れると言うパフォーマンスをかましてくれたんですが。

(藻マイラ、拉麺作るの初めての筈だろ!?)



コントロールを失った一個のドンブリが、”ひゅ~~~つ”と飛んで来て




<<<<< あっ(汗) >>>>>




”すぽっ”と俺の頭に被さりましたよ。






うおぉ~~!!


ドンドンドン! パフパフ!!






















………………【アリさん】ェ・・。(涙)




< こ れ は ひ ど い w >


<いや! きっと悪気は無いんだよ!?>


<そそ!勢いで太鼓叩いてるだけだと思うし!?>


<多分、ナニも考えていないだけだと思うw>


<無我の境地って奴だ。>


<ぇーー違う!?>










・・








・・・・・・








・・・・・・・・・・










出来上がった拉麺は最高だった。


本来の味の他に、”懐かしさ”で味付けされたその麺は、夢にまで見た、

”究極の拉麺”って感じで、俺は泣きながら麺を啜り続けた。


…俺らは涙は流さないんで、見た目は無表情なんだけどね。



【アリさん】にも、大好評で期待を裏切らなかったようだw


【グフたん】は、無表情に触手を伸ばして麺を啜っているが、”喜んでる”時の

思念が伝わって来るので、満足しているんだろうw


……ドンブリから拉麺啜る【ZOID○Sグスタフ】か……。 シュール過ぎるww

























<…僕も食べたいです、王様ぁ。(泣)>





…………んん~? 聞こえんなぁ~?





<うう、悪気は無かったのにぃ~(T T)>



<まぁ、チカタナイw>


<うん、チカタナイねw>


<アミバかよw>






「取り合えず27号は今晩、そのまま逆さ吊りな。」






<うえぇぇぇええぇぇん!!!>











藻マエら、仲いいな!ww

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