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頼もしい加勢
夜が明けた。2日目の朝が始まる。しかし俺たちは昨日の夜襲で疲労困憊だ。これが戦争、これが殺し合いなのか!このままのんびりしていてもやられるだけだが……
「おかしいですね、外に敵が見当たりません。」
「そんなことはないはずだ。敵から見れば、我々疲れている今が攻める絶好の機会だ。」
「本当なんですよ。」
外で見張りたちの声が聞こえる。なんだって、敵がいないだと!
「みんなしっかりしろ!起床時間はとっくに過ぎている。それに紹介したい方がいる。」
ミライさんの声がした。紹介したい仲間だって?救援部隊が来てくれたのか!期待を張り巡らしながら集会へと向かった。
「紹介しよう。この方は私と同じ四大徳の一人であり、歴代魚人族最強の騎士ギョルドンさんだ。」
「よろしく。敵がいなくて驚く兵もいるだろうが、全部俺がやったことだ。気にするな。はっはっはー。これからともに敵をせん滅させようぞ!」
「早速だが、今日はみな疲れていることだろう。今日の前衛はギョルドン隊に任せてみんなには休んでほしい。」
「任しとくれ、ミライさんよぉ。行くぞお前たち。敵をせん滅だ。」




