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待機命令
双子の十二星剣はどこかへと姿を消したが、脅威であることには変わらない。エルピス達はどうするのか?
「仕留め損ねましたね。もしかするとほかの宿泊者が危ないかもしれません。身勝手で申し訳ないのですが、リーモさんを読んでもらってもいいですか?」
ジャッジさんの交渉のお陰でこの宿の宿泊者には避難してもらった。
「自己紹介が遅れましたね。僕はジャッジ。整光騎士団本部に所属しています。お二人のことはよく存じ上げています。何しろ十二星剣を二人倒したのだからね。」
「いいえ、それはもう一人、魂を賭けて戦い続けたロックスさんという方のお陰です。」
「そうか、そんなにも素晴らしい方がいたとは。」
俺たちは一通りの自己紹介を終えた。
「さて君たちには、自分の部屋で待機してもらおう。私は双子を引き付ける為に隣の部屋に一人でいる。何かあったら合図する。その時は加勢を頼む。」
「待って、メイも一緒に戦ってもいい?」
そう聞いたのは、メイユンだった。
「むしろ、こちらがお願いしたいくらいだ。君なしではやられていた。よろしく頼みます。」
「頑張る、ありがとう。」
こうして俺達三人は部屋で待機することになった。
ジャッジ
眼鏡をかけている真面目そうな好青年。剣術と魔法どちらも使うことができる。




