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テラ  作者: 浜北の「ひかり」
Photon TERA
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41/47

Photon:41 ダークワールド

 シルクハットの男に連れられて、来た場所はとても暗い場所であった。ここが父さんが戦っている敵の中枢なのか・・・。そう思いながら下を見た。

「ゼラさまが言うにはテラ・アズド。あなたにはあとで素晴らしいプレゼントがあるとか。」

「素晴らしいプレゼント・・・。」

「ええ。どんなプレゼントかは私にも存じかねます。すべてはゼラ様にお会いしたときに明らかになるでしょう。」

「君みたいな人の言葉信じられるか。」

「そうですねぇ。信じてもらえないというのはそうでしょうなぁ・・・。」

「・・・。」

男はそのまま黙ってしまった。何も話すことがないということだろうか・・・。別に僕から話すことはないし。

 しばらくするとある場所で僕たちは降ろされた。僕たちはロープでつながれていて、手の自由が効かない。今の僕たちにできるのは歩くことぐらいだった。歩かされて、息ついた先には玉座のようなものがあった。そこには黒い服に身を包んだ人がいるのが分かった。

「ゼラさま。お連れしました。」

「そうか。よくやったクラム。下がってよいぞ。」

「はっ。」

そう言ってシルクハットの男は下がっていった。今名前を言ったがくらむという男だったそうだ。

「君か。君があの忌々しい光の男の息子か。父親に似てよく似ておる。」

「あなたはいったい誰なんだ。」

「我こそはゼラ。この闇の世界の支配者だ。」

「・・・。お前か。さっきの男に俺たちをとらえさせ、連れて来いと命令したのは。」

ノナが口を開いた。

「フハハハハ。そうだ。渡しだ。私がお前らを捕まえさせろと命令したのだ。目的はテラ・アズド。君にはいいプレゼントがあるからなぁ・・・。」

「・・・いいプレゼントだと。」

「持ってこさせろ。」

そう言って彼の側近が尾久に入っていった。そして、しばらくするとゼラの後ろが照らされる。

「あっ・・・。」

そこには人が一人磔にされていた。

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