見える
遅刻常習犯
「え?...この星?でいいんですかね?魔力濃度高くないですか?」
魔力濃度?
「私からは何とも言えないな。恐らく魔力を扱える人間が居ないことが原因だろうが追々だな。」
「プレールナさん!急に居なくなるなんてどうしたんですか!...あら?其方のおふたりは?」
遠くの方からみこさんが文字通り飛んできた...飛べたんだ...
「こっちがせき,説明を省くが皙だ。その次がサリヴァン,皙の番だ。」
「ちょっ?!」
なんていう説明してくれんの?!...ヴァンと結婚とか...その場合僕は夫?嫁?
「あぁ,まちが言っていた別の星の...どうしてカミツレに?」
「サリヴァンの命が狙われているから匿って欲しいとの事だ。見返りはカミツレが持ち合わせていない新たな資源の知識...これはラヴラヴィも呼んだ方がいいだろう。」
ラヴラヴィ...舞宵ちゃんかな?
「よ,よろしくお願いします!」
「...うちの魔法少女でも上澄み程の実力がありそうですが...過保護ですね。結婚式はいつですか?予定はいくらでも合わせるので是非呼んでくださいね?」
僕とヴァンを交互に見て微笑みかけるみこさん...でもちょっと待って。
「いや,番じゃないよ?!そもそも僕男だよ?!」
「サリヴァンは女なのだから良いではないか。」
「でも僕の顔知らないよね?顔も知らない男の嫁になるってハードル高くない?!」
「整った顔をしているのだからいくらでも見せれば良かろう。迎えに行ってやろうか?」
義姉さんも兄さんに毒されてファミコン化している...!こんな時悪魔ならどうする?...ってあれ?
「悪魔と天使置いてきたの?!」
「ぬ!...気が付かなかったな。今すぐ迎えに行きたい所だがラドニアと先程の男がいい感じの雰囲気だから入りとうない。」
「見えるの?」
「見えるも何も私は星そのものだ。掌を見るようなもの。」
だから手紙見てすぐに来れたし,ラスクのこと知ってたんだ...
「2人は何してる?」
「兄は吸血鬼共とツーリング,姉は...世論調査だな。」
「...楽しそうならいいよ,念願の身体だしね。」
「皆さんとりあえず中に入りましょう?風邪をひくようなメンバーじゃないですけど屋根の下の方が安心するでしょうし。」




