いちばんの、
告げないアイの噺。
ああ、嗚呼、言えないのなら
ずっと 君の 横で、
いつも 笑顔で居て 美しい 君の隣
共に歩む 僕は 君の一番の友達
「付き合ってるの?」 何て冷やかされたり
「お似合いだね」 何て囃し立てられたり
そんなにも 近い 君との距離は 遠い遠い もの
きっと 君は 気づかないだろう
僕が 向ける 想い
近いからこそ 見えるからこそ
伝えられない
「愛している」と 伝えられたら どれだけ楽になるの
締め付けられて せき止めていて
苦しい 苦しい 言えない
悲しい顔だって 嬉しい顔だって
一番近くで 見てた だから すぐ分かるんだ
「あのね、聞いてくれる?」 何て耳打ちしたり
「そんなんじゃないよ!」 何て誤魔化していたり
こんなにも 近い 君の想いに 遠く遠く 笑う
ずっと 僕は 気付かせないよ
君が 知らない 想い
近いからこそ 見えない振りで
聞きたくないのに
「愛している」と 聞いてしまったら どれだけ辛くなるの
溢れそうで 強く閉じて
哀しい 哀しい 言えない
たとえ 君が恋をしても 僕を
親友だって 一番にさせてよ
その瞳が 此方に 向けられて いなくても
嗚呼、
「愛している」と 伝えられたら どれだけ 楽になるのかな
また笑顔で ずっと出さないで
苦しい 哀しい 言わない
言えないのなら ずっと 君の 横で、
親友のまま 居ようか。




